ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

切り干し大根にしじきを入れて

2012-01-21 10:30:11 | 釣り
大腸がん術後67日、腸の調子はだんだんと上がってきております。というか、冒険を繰り返して実験結果に納得しながら吸収のあまりいいものでもないのにも挑戦しております。先日の回転寿司も腸の調子を確かめる一里塚のようなものです。

カミさんは、何皿食べたとか、いくらだったとか恥ずかしいから詳しく書かないでと言っておりますが、経済的なことを書いている訳でなくモルモットになって医学的なデーターを提供しているのだと思っております。吸収の良くない貝類でも一口は口に入れて調子がどうかなと人体実験をしている当人は真剣なんです。函館からアワビを頂きましたが、生ではまだ危険だと思い煮て柔らかくして刻んで感触を味わいました。

吸収の良くないごぼうやレンコンなどの根菜類に、しいたけ、しめじ、まいたけなどのきのこ類も少しづつよく噛んで食べております。また海藻類も小さくカットして食べております。こんにゃく、シラタキは吸収の最も良くない食材ですが、小さくカットし少量にトライしました。麺類はうどんはいいので、鍋焼きをよく作りますが、今年初めてモチを4分の1くらいにしたものを少しづつ良く噛んで腸閉塞にならないようにと祈りながら呑みこみました。

腸を痛めるので鉄剤は中止しております。その代りに、鉄分の多い食材を取り入れてカミさんは調理してくれております。大嫌い!という匂いのきついレバーも時々使ってくれております。写真は、切り干し大根の煮物です。さつま揚げ、にんじん、シイタケ、小あげを刻み鉄分の補給にと釣りキチ・ペーペーさんから頂いたシジキを混ぜております。甘味を出すのに白砂糖と黒糖(これもペーペーさんからの頂き物)を半々に入れました。、

特注の記念盾が届く

2012-01-20 12:31:34 | 釣り
医釣会の年間各賞が決まってから、魚種別の各賞のうち、カレイ年間身長賞を受けた方に、おまけとして3年前から「ボナ賞」としてこじんまりとした盾を寄贈することになりました。元会長のS藤先生がアカハラ賞のトロフイーを寄贈したのを受けて、ボナさんはカレイ賞を寄贈してはとなったのです。私が、例会において初山別第三栄で平成12年に51.3のヒラメ、平成19年南東洋で51.5のタカノハを釣ったといういきさつがありました。

春初回の医釣会のバスにゲストとして乗っていただいている遊釣クの会長でもあるGホテルのA山シェフが、ホテルの食事券をカレイ賞などに寄贈してくれておりますので、医釣会のカレイ賞はモチベーションを揚げるマトにもなってもおります。以前は、トロフイーが一般的でしたが、場所をとって置き場所に困り、燃えないゴミに出すようになってしまいますので小さくとも記念に残るように、考えていました。

釣り仲間の釣りキチペーペーさんが、恵庭でメダル商会をやっておりますので、入院中に携帯でお願いしておりました。今回の「ボナ賞」の該当者、松つあ~んは昨年59.3cmという超大物のタカノハをアポイ岳登山口の海岸で釣り上げました。このタカノハは、生憎入院していて拝むことはできませんでしたが、歴代の私の釣ったタカノハを大きく凌ぐものでお祝の気持ちも入れたく思っておりました。

写真は、ニコニコ笑顔の松つぁ~んとタカノハが写っております。会長が送った写真を使っております。おのずと今年の私の目標は、60オーバーのタカノハと決まりました。マガレイなどは遠投派向きですが、タカノハは私の投げる範囲に居りますので、叶わぬ夢でもないと確信しております。釣り会でのカレイは審査では長さ、重さで不利ですので上位入賞は困難な魚種になります。医釣会は夢追い人が多くおりますので、仕事の都合で長期欠席している者でもモチベーションを持って臨めます。私がカレイの身長賞を取った場合、医釣会からの身長賞は頂き、「ボナ賞」は身長2位の方になります。


回転寿司で快気祝い

2012-01-19 08:32:50 | 釣り
カミさんがボランテイアグループの新年会の準備で遅くなったので、快気祝をしようと、近所の回転寿司に久し振りに出かけました。術後60日を過ぎましたので、腸の方も少しづつ慣れさせようと、柔らかいものや消化の良さそうなものから注文していきました。

カミさんと一皿を分け合い、1ケづつ、できるだけ種類を増やすことにしました。ワサビは少なめにして貰い、エビはボタンエビはやめて甘えびにしました。久し振りの生のネタはおいしいので、食い意地の張ったホッケのように2つ目にも手を出しておりました。中トロが食べたかったのですが、トロしかないというので脂っこいのはよして赤身を貰いました。白身魚ではヒラメがないというのでさめガレイになりました。

旬のもの寒ブリを注文し、毒消しのガリを良く咬んで食べました。小樽のシャコには、あまだれを塗って貰い、カミさんが好きなホッキとイカを注文しましたが、イカはまだ自信がなく手をつけませんでした。ホッキはあぶったものをいただきました。これまで貝類は何カ月も食べていませんでした。調子に乗ってアワビを注文しましたが無いとのことでツブで代用しました。この歯の感触は久し振りのことです。

好きな〆サバを食べ、さんまにも手をだしました。焼きたてのあなごで締めました。ノリは消化吸収が良くないので、巻きものはまだ危険だと思い、うにだけにしました。腸と相談しての回転寿司挑戦でしたが、10種類以上食べることが出来ました。イカやタコなどが食べれるようになるのもそんなに遠くはないでしょう。マス、サケについては念には念を入れて手をつけませんでした。値段の方は、二人で14皿3千円でした。

ボクの学校は山と川

2012-01-18 09:31:26 | 釣り
昨日、紀伊国屋書店から矢口高雄の著書「ボクの学校は山と川」が送られてきた。勤務医の父の転勤で寿都に住んだことのある女性からだった。既に故人となっているこの先生が札幌市内で開業するので新しい先生が決まるまでの間、私をはじめ、同門の先生方でつなぎ役を務めたことがあった。

私が、山中や弁慶岬、砂まさどまりの岩場に休みの日に釣りに行ったことを話したのを懐かしそうに聞いて呉れたことがあった。彼女にとっても寿都は幼少時代から中学までの1ページだったのだろう。私は、高所恐怖症の気があって高い所はあまり好きではないが、彼女は高い所が好きなようで寿都海岸の断崖から眼下の岩場や水平線を眺めたのが刷り込まれているのだろう。

矢口高雄は、マンガ「釣りキチ三平」で有名であるが、秋田県雄物川の支流の支流のどんずまりという奥羽山脈の深い山の中の出身で、自然から釣りをはじめ、絵画、昆虫などの知識や体験を通してすべてを学んでいる。必然的にまわりの山や川が遊び場でもあるが勉強部屋でもあった、と述懐している。

「釣りキチ三平」は、故人となったA先輩のお宅に40年ほど前、お邪魔した時に、書斎のメーンに全巻がまぶしく輝いて並べてあった。私は、5冊づつ借りては返しに伺っていた。あのマンガ本はどうなったんだろう?

半日勤務からはじめました

2012-01-17 15:55:01 | 釣り
車の渋滞があって2倍の時間をかけて小樽に到着。今月は、身体慣らしにと半日勤務をすすめられました。カミさんは、あなたは病持ちなんだから、辞めてくださいと言われたなら、素直に受けて来るんですよ、と家を出るときに言われていました。それが、暖かく迎えられました。

ありがたいことに、医師の仲間から、身体と相談しながら、しばらく休んだのだから、先ずはオリエンテーションをつけたら、で勤務は始まりました。病棟の中でも、大きな変化がなかった病棟の回診をいつもの倍ほどの時間を掛けて、一人で自分のペースでメモを取りながらすすめました。カルテの記録にもいつも以上の時間を掛けました。

ほとんどの患者さんは、顔なじみですので「久しぶりですね」の言葉に応じ会話しながらゆっくりと回りました。その間に、会う看護師さんや、ケア・ワーカーさん、薬剤師さん、事務方のみなさん、リハの先生方などからいたわりの言葉を受けておりました。

元気に戻って来られたことも喜びですが、職場の皆さん方の暖かい言葉も嬉しく身にしみました。思いやりの気持ちが素晴らしいのは、小樽の風土なんでしょう。小樽の駅前から釣り場のある埠頭方向の今日の午後の写真です。雪が少ないのはびっくりでした。「投釣王」の最終締め切りにkawaさんが、逆転したようです。決定と書いたのが早すぎたようでリランさん、スミマセンでした。

順位 釣人 得点
1位 kawa 62P
2位 リラン 55P
3位 パル 49P
4位 マリオ 43P
5位 Sin 40P
6位 ゆうしょう 33P
7位 釣りキチペーペー 28P
7位 ボナ 28P
9位 釣り吉よち 27P
10位 よしお 25P

転ぶな、風邪引くな、義理を欠け

2012-01-16 11:56:28 | 釣り
長生きしたかったなら、転ぶな、風邪引くな、義理を欠け、という先人の教えがある。防寒靴は長くは履かないようにしている。長く履いていると靴底のゴムが硬くなって滑り易くなるからである。冬は、できるだけ走らないように心がけ、バスに遅れても構わないと思っている。

風邪引くなは、難しいが、職業柄、夏でも冬でもマスクは放さない。いまは術後の傷は消毒しないようになったし、マスクもそんなにいつもつけている必要はないと思う、と言われ、外してみると2週間続く風邪にかかってしまった。

それで自分のスタイルを貫いている。入院中は病室内でもベットの中でもマスクをつけて過ごした。ことに抗がん剤の大量注射の後で、免疫能が落ちているので、自宅でもマスクで過ごしている。カミさんが、外から風邪を運んでくるかもしれないと警戒し、私の方で手洗いとうがいは励行している。

年賀状は、出していない方用に余裕をもって購入していたが、少し義理を欠いてもいい方にシフトする時期かなと思っている。忘年会や新年会には、できるだけ出ないようにする。これからは堂々と義理を欠く方向に舵を取るつもりでいる。ひと月先の約束を履行できない日が続いたので、長いスパンの約束はしないことにした。釣りバスについては、釣行出来ずとも、年会費は納めていく積りでいる。勤務の方は、医師仲間、看護師をはじめスタッフにさんざんと義理を欠いているが、体調に合わせ、半日勤務から元の状態をこなせるまでに伸ばしていく積りだ。


2011年度「投釣王」決定

2012-01-15 11:27:30 | 釣り
追い込みの時期に伏せっておりましたが、何とか2011年度「投釣王」のベストテンから漏れ落ちないで入っておりました。昨年度の優勝者のよちさんと8位を分けたのも何かのご縁でしょう。

今年度優勝者のリランさんは、まだお会いしておりませんが、室蘭の主のような伊達在住の女性釣り師と伺っております。以前私の傍で凄い鮮やかな竿捌きの女性がおりましたが、多分この方ではないかと思います。

室蘭港だけでも、49.5のクロ(5月10日)、32.0のマガレイ(5月30日)、53.0のアブ(12月21日)、49.0のカジカ(12月21日)、68.0のハモ(7月18日)を申請しております。真夏も真冬も釣りをしているのがお分かりになると思います。



総合順位
順位 釣人 得点
1位 リラン 56P
2位 kawa 55P
3位 パル 49P
4位 マリオ 44P
5位 Sin 41P
6位 ゆうしょう 33P
7位 釣りキチペーペー 29P
8位 ボナ 28P
8位 釣り吉よち 28P
10位 よしお 25P

今年は、徹夜の釣りができるまでに回復できるといいのですが、無理は禁物でしょうね。岸壁釣りが多くなると思います。小樽、苫小牧、や室蘭で身体慣らしからなると思います。留萌高校時代の同級生がおりますので、今年は何度か室蘭に行くことがあると思います。リランさんにも会いたいですね。

こまどり姉妹の不思議

2012-01-14 12:42:03 | 釣り
ニシン場の華やかなりし頃、同世代のこまどり姉妹が、昨日釣り場の紹介をした銭函で幼少時代を送っていたことを今朝のテレビで知った。

その後、銭函にニシンも来なくなり、カラフトから引き揚げて職もない一家は、母親が双子の姉妹を連れて門つけに出て唄っていたという。並大抵ではない苦労を重ねて北海道を離れ、浅草で「ソーラン渡り鳥」などでブレーク。昭和36年から紅白に出る、それも連続7年。

好事魔多く、妹が暴漢に刺されたり、30代の若さで悪性腫瘍での手術などから復帰した時には、過去の名声ではお客が来なくなり、地方回りになった。それが73歳で復活した。

老人施設の老人にも、若者にも不思議な感動を与えている。単なる昭和の語り部としてのトークではない。実際に生きて来た努力家であり、声も通る。話を聞いた聴衆が、自分の悩みは二人に比べればチッポケなものだと知れる。ドキュメントを見て、私も元気を貰った。「生かして貰っているのだから、毎日を楽しまなくちゃ申し訳ない」、今日も無事に生きていると確かめながら起きあがる身になると分かる言葉だ。

海が見れたらいい

2012-01-13 10:43:47 | 釣り
昨日の釣り新を見て、銭函の海が目に浮かんで来ました。カズさんのコマイのガイドが素晴らしかった。非常に丁寧で分かり易く出色の解説欄でした。丁度、見開きになるように配置された編集部の暖かい心遣いが感じられました。

一度50オーバーのオオマイ(写真)をゲットして銭函通いが病みつきになりました。今頃は、銭函の主のようなひげかじかさんに情報を聞きながら夜な夜な大物を狙って行っていました。ここは、数釣りの場所ではありません。ボの字が当たり前の釣り場です。

車を駐車する場所が無く難儀していましたが、駐車場も何箇所かに出来て釣行が気楽にできるようになりました。コマイ釣りは、夜釣りが主になる釣りですし、人家が近くにあり、たき火は厳禁です。車窓から竿を眺めて釣れる場所もなし、寒さ対策は半端ではありません。

日本海に面しているので急に吹雪いてきて帰り道で遭難しそうになったこともたびたびでした。吹雪の留萌育ちですので何とか凌いでおりましたが、これからは「冬の間の釣りはやめて!」と、カミさんに厳命されました。釣りが出来なくとも、海が見れたなら気持ちが幾分か晴れるのでは思っております。

水を飲むのが仕事

2012-01-12 14:22:07 | 釣り
昨日、お蔭さまで元気に退院しました。入院中は、お見舞いや応援ありがとうございました。足腰の筋力が低下してますので、階段の昇り降りなど、狭い我が家の中を歩き回っております。あせらずに、少しづつ歩数を伸ばしていきます。退院して真っ先に訪れたのは、近所の烈レップ神社。札幌では最も古い神社の一つです。ウイークデイーですのにドンド焼きの訪問者も多くみられました。今年1年の無事をお祈りしてきました。

メタボ対策や降圧薬の服用のほかに、脳梗塞予防に有効な手段は、ご存知のように十分な水分を摂取することです。心臓や腎臓の機能が低下しているのに沢山の水分をとるのは危険です。主治医と相談してどの位の水分が適当なのか聞いてからにしてください。私は、飲料水のほかに、お茶、牛乳、味噌汁、スープなど胃のなかに入れる水分はすべて計算に入れ平均すると、概算で1500mlは摂取していました。

釣りバスに乗る時にペットボトルを3本は持って行き、熱い番茶の入った500mlのポットも持って行きました。夏の暑い時には、脱水予防に十分な水分をとることに注意をしておりましたが、冬には迂闊になります。冬は、空気が乾燥し湿度が低下し暖房も入っておりますので、より慎重に水分の摂取に気をつけねばなりませんでした。

私が一過性脳虚血発作を起こした時は、吐き気やゲップ、しゃっくりがあって水分の摂取が1200-1300mlと1500mlを割り込んでおりました。脱水も一因になったのではと思います。この反省から、冬でも2000mlに目標値を上げました。いくら考えても、努力をしても大腸がんは再発する時は再発するでしょう。脳梗塞の方は、いろんな努力によって再発率を下げることはできるでしょうから、退院してもワーファリンをのむとともに水を飲むのも仕事にしました。