ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

議員職は「選挙ではなく、ハローワークに」の時代なのか?!

2011年06月10日 23時22分32秒 | Weblog
 今夜は、地域の懇親会でした。
 地域の様々な肩書きを持つ方々が多数集まっていました。私も一応、「肩書き」を持って出席していました。
 たまたま原発推進派の議員さんと同席しました。彼は「(福島の事故で)推進派の7割は反対派になった」「今、住民投票とかなれば間違いなく1対10で反対派が勝つ」と愚痴っていました。それに対して、近くにいた方が「原発推進とか言えば(手で首を横に切る姿勢を見せて)になるぞ」と言い、彼も「黙っていないといけないよな」と。
 この議員さんと私は親しくさせてもらっているし、彼は私が反対の立場だと知っているのですが、私、この態度にむかっとなりました。

 結局、「推進」を語るのは、市政発展とか経済発展とは関係なく、風見鶏みたいにどんな風が吹こうとも、自分の立ち位置(議員としてのポスト)さえ維持できればいいということ。自分が本当に信念として原発推進を思うのであれば、「それでも必要だ!」と理を尽くして語るべきでしょう。

 議員職って、ハローワークにこそ依頼はないですが、いつから就職活動的なポストになってしまったんでしょうか。情けない限りです。

 ただ、こんなやりとりに怒っていても仕方ありません。
 なにせ、地方議員どころか、国会議員がまさに同じ状態ですから。
 ひたすら頭を低くして「嵐」が通り過ぎるのをじっとして待つなんて、被災地・避難地域のみなさんの状況を知るにつけ、失礼だと思うし、卑怯だと思います。

 原発は経済発展になると主張して推進してきた議員さん方は、腹をくくって、現状に立ち向かうべきではないでしょうか。また、反対を主張してきた議員さん方も具体的にどうすればいいのか動かないといけません。
 復興会議の提案内容はあまりにもお粗末です。


 
 彼に苦言を呈しました。
 彼は私の意見を黙って聞いていましたが、その覚悟をしっかりと固めてほしいと思います。


 
コメント
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