ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

全国一斉臨時休業の裏で何がすすめられているのか?  ~その1~

2020年03月07日 23時01分14秒 | Weblog
 2月27日の夜に全国に激震が走りました。
 安倍総理の「学校の全国一斉臨時休業」です。日本に突然100万人の患者が発生したかのような感覚に、私は放り込まれてしまいました。

 若干のタイムラグはあるものの、全国のほぼすべての学校が臨時休業の措置をとりましたが、今、教育委員会が困っているのが臨時休業をどの段階で解除するのかということです。
 例えば、感染者ゼロの県・市町村の学校も臨時休業に突入したのですが、未だに感染者ゼロ。それはそれでいいことなのですが(成果があったということになるんでしょうが)、予定された解除の日以降に感染者が出たらどうするのかということです。「さらに延長」でしょうが、では、これまでの休業はなんだったのかということが問われるのではないかと考えている教育委員会があります。

 10年ほど前に新型インフルエンザが流行した時には、通常の学級閉鎖・学年閉鎖・学校閉鎖の段階を踏むという対応をとりました。これであれば、柔軟な対応が可能なのですが、全国一斉が要請されたことから横並び意識もあったのでしょう、雰囲気に飲み込まれて「休業ありき」で対応がすすめられてしまったように感じています。

 さて、有識者会議で話題にもならなかった全国一斉臨時休業は、総理の決断で唐突に決定されました。
 文科省も全くの「寝耳に水」だったと報道されています。

 新型インフルエンザの時にもかなりな危機感はありました。
 が、あの時と今回の違いは何だったんでしょう。

 (to be continued) 
コメント
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