ロシアによるウクライナ侵略が始まって2か月ちょっと。
なんだかんだと言いながら、ロシアはしっかりとウクライナの一部を占領し、それを確実なものにしようとしています。
開戦当初、米ロのトップから「核戦争」「第三次世界大戦」という過剰な表現とも言うべき発言があり、世界は一気に「戦時下」に放り込まれました。
こんな発言は、アフガニスタンでもベトナムでも中東でもなかったのではないかと思います。
冷戦終結に伴い統一ドイツが誕生する際に、米ソの間で約束されたNATOの東方不拡大に関して、アメリカは破り続けてきました。
しかも、それぞれの国々においてCIAが国内世論を誘導して政権を親ロ派から親米派にひっくり返していくということを繰り返し、あれから30年も経った今、アメリカの手は遂にロシアの喉元に達しました。そこがウクライナでした。この数年、ウクライナをめぐる緊張感は「沸点」に達しようとしていました。
事と次第によっては「これから第三次世界大戦が始まる」と考えている人がほとんどだと思います。
否、もう始まっているのかもしれません。
第一次世界大戦も第二次世界大戦も「今から大戦を始めるよ」と言って始まったわけではありません。
歴史書には、大戦は「いついつから、いついつまで」と書かれていますが、これはあくまで後世の人々の歴史的な評価です。
今回のロシアの侵攻に先立つここと、2014年、既にクリミア半島での攻防がありました。
私たちは、今、テレビ画面を通して伝えられるような、戦車が市街地を走り回って砲撃をしたり、空襲に耐えたりという直接的な戦闘が常に継続している悲惨なイメージを持ちます。
否、そんなことはありません。
各市町村では「市史」や「町誌」が編集されています。
私は仕事で赴任した先の町でそういった本を読むのが好きです。
その本には、その町の人々が、日露戦争や日清戦争、太平洋戦争で、いつ、どこで、亡くなったのか実名入りで掲載しています。
この町の人は、どこで亡くなっているんだろう ・・・・・地図に書き込みます。
ガタルカナル島〇人、ルソン島〇人・・・
この町の人たちは、いつ亡くなっただろう ・・・・・棒グラフにしてみます。
42年3月〇人、42年4月〇人・・・
そうすると、私が調べた町に共通しているのは「大平洋前半」の頃は、どの町も、月に数人というごく少数の戦死者数。
そのレベルって、特徴的な数ではありません。
しかも、大本営発表と言われる「日本は勝ち続けている」という情報操作もあり、「私の父(夫、息子、兄)は不幸にして」という感じになります。
多くの国民にとっては、ほとんど「平和」なのです。
むしろ疑問を持つ方がおかしいのかもしれません。
今、私たちには「戦争」の実感はありません。
あっても「遠い国」のことです。
でも、「戦争」はさまざまな形で突然やってきます。
大平洋戦争では、物資不足から「ほしがりません、勝つまでは」という配給制も後半に。
戦闘機や爆撃機による直接的な攻撃も後半に。
20年後、30年後、2022年は第三次世界大戦の真っ最中だったと歴史書に記されているのかもしれません。
私たちに「大戦が始まったよ」と伝えられる時はかなり深刻になってからです。
実は、もう既に第三次瀬世界大戦は始まっているのかもしれません。
なんだかんだと言いながら、ロシアはしっかりとウクライナの一部を占領し、それを確実なものにしようとしています。
開戦当初、米ロのトップから「核戦争」「第三次世界大戦」という過剰な表現とも言うべき発言があり、世界は一気に「戦時下」に放り込まれました。
こんな発言は、アフガニスタンでもベトナムでも中東でもなかったのではないかと思います。
冷戦終結に伴い統一ドイツが誕生する際に、米ソの間で約束されたNATOの東方不拡大に関して、アメリカは破り続けてきました。
しかも、それぞれの国々においてCIAが国内世論を誘導して政権を親ロ派から親米派にひっくり返していくということを繰り返し、あれから30年も経った今、アメリカの手は遂にロシアの喉元に達しました。そこがウクライナでした。この数年、ウクライナをめぐる緊張感は「沸点」に達しようとしていました。
事と次第によっては「これから第三次世界大戦が始まる」と考えている人がほとんどだと思います。
否、もう始まっているのかもしれません。
第一次世界大戦も第二次世界大戦も「今から大戦を始めるよ」と言って始まったわけではありません。
歴史書には、大戦は「いついつから、いついつまで」と書かれていますが、これはあくまで後世の人々の歴史的な評価です。
今回のロシアの侵攻に先立つここと、2014年、既にクリミア半島での攻防がありました。
私たちは、今、テレビ画面を通して伝えられるような、戦車が市街地を走り回って砲撃をしたり、空襲に耐えたりという直接的な戦闘が常に継続している悲惨なイメージを持ちます。
否、そんなことはありません。
各市町村では「市史」や「町誌」が編集されています。
私は仕事で赴任した先の町でそういった本を読むのが好きです。
その本には、その町の人々が、日露戦争や日清戦争、太平洋戦争で、いつ、どこで、亡くなったのか実名入りで掲載しています。
この町の人は、どこで亡くなっているんだろう ・・・・・地図に書き込みます。
ガタルカナル島〇人、ルソン島〇人・・・
この町の人たちは、いつ亡くなっただろう ・・・・・棒グラフにしてみます。
42年3月〇人、42年4月〇人・・・
そうすると、私が調べた町に共通しているのは「大平洋前半」の頃は、どの町も、月に数人というごく少数の戦死者数。
そのレベルって、特徴的な数ではありません。
しかも、大本営発表と言われる「日本は勝ち続けている」という情報操作もあり、「私の父(夫、息子、兄)は不幸にして」という感じになります。
多くの国民にとっては、ほとんど「平和」なのです。
むしろ疑問を持つ方がおかしいのかもしれません。
今、私たちには「戦争」の実感はありません。
あっても「遠い国」のことです。
でも、「戦争」はさまざまな形で突然やってきます。
大平洋戦争では、物資不足から「ほしがりません、勝つまでは」という配給制も後半に。
戦闘機や爆撃機による直接的な攻撃も後半に。
20年後、30年後、2022年は第三次世界大戦の真っ最中だったと歴史書に記されているのかもしれません。
私たちに「大戦が始まったよ」と伝えられる時はかなり深刻になってからです。
実は、もう既に第三次瀬世界大戦は始まっているのかもしれません。