ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

どこまで便利になるの?

2007年11月10日 22時18分20秒 | Weblog
 昼食を60うん歳の方と一緒に食べに行きました。いろいろと語った後、店を出る時に、彼はトイレと言ったので、先に店を出ました。
 しばらくして彼も店を出てきたんですが、えらく興奮した表情です。えべっさんみたいな顔つきがさらにえべっさんらしく見えます。
 「びっくりしたぁ~」と言います。
 何がとたずねると、トイレに入ったら、便器のふたが自動的にあいたとのこと。

 近頃はものが便利になりすぎて、手先が不器用な人間が増えていないかという話をした直後のことでした。線に沿って真っ直ぐにハサミで切れない小学生がいるという話です。

 店を出た後、路地を歩きながら、彼はチャーリー・チャップリンの「モダンタイムス」の話を始めました。文明の進歩とその矛盾をえぐった名作ですが、まさに自動でふたのあくトイレにどれだけの価値があるんでしょうか。
 もちろん、お店ですから、なんらかの「障害」を持った方が利用されるということも考慮してのことなんでしょうが、私はある友人宅で見たことがあります。

 あまり便利になりすぎると、人間、どこかおかしくなってくるんでしょうね。

 

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