頭上３０ｍをヘリが飛んでいきます

　昨日、よく走りに行くダムの周回コースへ。
　疲労を感じていたので、３０分間のジョグにとどめました。
　沖永良部島はここ数日真夏日が続いているので、天候に合わせて体調の調整をしないといけません。

　さて、そんなジョグの真っ最中、沖縄方面から一機のヘリが飛んできました。いつもの訓練飛行です。
　周回コースは航空自衛隊の分駐屯基地の施設に北半分を囲まれており、ヘリポートはコースから最短で１５０ｍほどのところにあります。また、離発着の訓練時にはヘリポートのすぐ横を公道が走っており、安全のため通行規制もかかかります。
　軍事オタクの方にとっては、たまらないほどの至近距離で離発着の訓練を見ることができます。

　まあ、私もその迫力、緊張感は映画のワンシーンと重ねて見てしまいますし、これが災害救助などに生かされているんだなと感心して見てしまいます。
　
　とりあえずは、その様子。

　

　

　

　森の中から、すっと浮上・登場です。
　頭上３０ｍ程度の高さから高度を上げていきます。


　ただ、昨今の東シナ海・南シナ海域の軍事的緊張感の高まりを考えると、若干、違和感を感じます。
　奄美大島・与那国島への自衛隊配置、沖永良部島の基地機能高度化の整備・・・島嶼防衛、「封じ込め」戦略・・・相互の思惑のさや当てみたいなことが頻繁に繰り返されているのが、この離島地域なのです。

　相手が軍事力を背景にしてくるから、日本もそれに対抗する形を作っていく論理は分からないわけではありません。
　憲法が謳う完全非武装で平和を維持できるほど、現実は甘くはありません。また、その思想を具現化できるほどの政治家は皆無ですし、むしろ対抗力を高める政策を主張することが自身の政治生命を伸ばす手段(職業としての議員)にすらなっている現実の中で、私のような者が異議を申し立てても「仮想敵国」を利するだけだという批判で、ブログが「炎上」してオシマイです(笑)

　ただ、そんな緊張感を感じる「最先端」の島に住んでいる立場から言って、それでも言いたいのです。
　
　昨今の安保関連法案について、世論は反対の声が強いですが、政権はきっと押し切るでしょうね。
　自衛隊員の「リスク」が増大するとか言っています。ＰＴＳＤの話題もありましたが、まだ命があるだけマシです。分かりやすく言えば「血を流すのもやむを得ないということです。
　もっと率直に言えば「誰かが死んでも仕方がない」ということですね。つまり、死を前提とした職務命令が出されるということです。これまでもいろいろ議論がありましたが、これほど「死ぬ」ことを求める政策というのは憲法の生存権の否定につながります。

　「お国のために・・・」ならば、死んでいいはずがありません。
　自衛隊は今日的な存在意義として、人を生かすための活動をしてきたはずです。

　総理が言ったような「軍」にしては絶対にいけません。
　
　それが、７０年前の戦争を経験した日本のとるべき最善の選択肢であり、国際社会の中で日本が示すべきプライドだと私は思うのですが・・・。

　

　「人を生かすためにがんばりや」と、走りながら考えてしまいました。

梅雨明け！！

　今日、午前、沖縄地方に梅雨明けが宣言されました。
　沖永良部島は奄美群島にありますが、天気予報は沖縄地方を基準にしています。

　昨日は↓↓↓の雲を見ました。
　去年も見て、「梅雨明け？」と思ったら数日後に梅雨明けになりましたが、今年は「昨日の今日」です。

　


　セミはニイニイゼミところかミンミンゼミの鳴き声も混じっています。

　島の景色の色を深く濃くする季節・夏の到来は私を元気にしてくれるような気がします。


　素敵な夏になればいいな。
　

影の景色

　体調は回復途上中。
　体の芯がふらつく感じがすると思っていたら上司からも指摘されました。
　
　少しずつ「いつもの自分」を取り戻しつつあります。
　でも、無理はせず、今日もランは中止。

　その分、時間の余裕ができたので、西の空をおがみつつシャッターを切りました。

　

　


　
　明日ももう少しよくなるのかな。

今年２度目の点滴 ・・・天気はいいのに。

　蒸し暑い沖永良部島です。
　気候は私好みなんですが、どうにも体調が回復しません。
　頭痛、背中の痛み、軽い咳と鼻水、だるい起床・・・

　ということで、午後から仕事を休んでかかりつけの病院へ。
　点滴を受けました。
　今年２度目の点滴。どうにも体調管理に泣かされる今年の私の体調です。

　１７時前、病院を出た私は海岸へ。
　帰宅しても暑いだけだからね。

　

　水平線の上には入道雲。



　

　木立からはセミの鳴き声。



　

　雲が流れていく北の空。

野ボタンの花に癒されます

　


　体調がすぐれません。
　仕事もランもいろいろとこなしてはいるのですが、どうにも内臓関係がよくありません。

　朝は朝で目覚めているのに起き上がれず、そのまま二度寝、三度寝してしまいました。


　夕方、ランに出かけてきました。１６㎞走り終わった私を迎えてくれたのは野ボタンの花でした。
　藤色の花びらに癒されました。


　

またもやハズレ。でも、別な収穫ありでした。

　
　
　朝はすがすがしい天気で始まったはずなのに、次第に雲が広がり、風は台風のように強くなり、今季２回目のウミガメの上陸・産卵観察会の始まる頃はちょうど前線の通過で強い雨と遠雷。

　中止かなっと思いましたが、遠雷だったので実施となりました。
　

　残念ながら、ウミガメとの出会いはなかったのですが、いろんな方々とプチ知り合いになれました。
　それが収穫です。

　次回・第３回目の観察会に期待します。

早く梅雨明けしてほしいと願う日に、九州は梅雨入り

　九州・山口地方が梅雨入りのようです。
　ここ数日は、晴れたり曇ったりの合間にざっと降ったりの天候で蒸し暑い日が続いている沖永良部島です。

　早くもセミの鳴き声が聞こえ始めました。

　気象庁は６／２３の梅雨明けを予想していますが、沖永良部で梅雨明けを知らせるニイニイゼミの鳴き声は、単なるフライングだったのか勘違いだったのか、それたもオトボケだったのか分かりませんが、とにかくその声を聞くと、ちょっとほっとします。
　やっぱり梅雨は嫌いですから。


　ただ、ニイニイゼミさんには申し訳ないのですが、まだ水平線がくっきりと見える状態ではないので、もうしばし梅雨なんでしょうね。