【大爆発五秒前】
海底原人・ラゴン登場。
『ウルトラQ』を先に見といて良かっティ~(笑)
放射能の影響で巨大化したとかは怪獣映画のスタンダードなのでチンプンカンプンとまではならないまでも、音楽好きの本能が無くなったとかは、皆さんご存知の・・・っぽく言われても「???」になる所でした。
まぁ、性別が違うみたいなんで別個体と考えると、音楽好きは個性だったのかもしれませんね。
それとも、ある種の魚類(コブダイ等)のようにラゴンも性転換出来るんでしょうか?
さて、今回は勇君が良かったですね。
窓ガラスを割ってラゴンの手が入ってきたら、フジ隊員達とラゴンの間にスッと入る。
追い詰められたら、一人でラゴンの気を引き、フジ隊員達からラゴンを遠ざける。
小さなヒーローって感じのやり過ぎない演出で、好感が持てます。
呼び方が星野君から勇君に変わったのは、視聴者により親近感を与えるためでしょうか。
そして、原爆の引っ掛かり方が気になります。
首の辺りからちょっとづつ落ちていくのが緊張感を煽るんですが、これって鱗の凹凸に引っ掛かってるだけじゃなくて、粘着性の高い粘膜が皮膚を覆っている可能性がありますね。
今回はラゴンの脅威と言うより(ラゴン自体は果物ナイフで怯むくらい防御力弱いし)とにかく原爆がヤバい。
何の装備も与えられずに回収するように命令されたハヤタの気持ちはいかほどだったでしょうか。
しかし、前回と言い、今回と言い、ラゴンにとったらホンマにえぇ迷惑ってところですな。
今回一番のお気に入りは、イデ隊員特製・塩珈琲のくだり(笑)
全体的な雰囲気として科特隊は、ウルトラ警備隊やMATと比べて呑気と言うか、アットホームと言うか。
シリアスなのも良いけど、こう言う空気感も良いですね。
これでDVD一巻分を見終わりました。
第4話の「ウルトラマンは星になりました」的なラストを見ると、この4話分で1本の映画になりそうな雰囲気。
当時としては・・・と付けなくても良いクオリティの高さは、流石に巨大ヒーローのパイオニアです。
さぁ、第2巻も楽しみだ。