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フユノハナワラビ・1~開花

 今年東京では、少雨の梅雨、日照の少ない夏、多雨の秋と、異常気象が続いたが、今日は二十四節気の“立冬”。はたしてこの冬はどんなふうになるのだろう。暖冬だと消費経済に悪影響を及ぼすし、寒過ぎるのも身体にはつらい。まあ、平年通りの気温で、雪は適当に降ってもらい、寒椿に積もる雪などをちょっと撮らせてもらって、あとは雪掻きをしないうちに融けてくれると有り難いが、現実はそんなに甘くない。
 写真はハナヤスリ科ハナワラビ属の「フユノハナワラビ(冬の花蕨)」。花のように見えるのは胞子葉で、根元に栄養葉を広げている。この仲間には、春に芽吹き夏に穂が成長するナツノハナワラビ(夏の花蕨)もある。
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ムラサキホウキタケ

 小山田緑地でキッコウハグマを見た後、外周の崖の斜面で見つけた紫色の奇妙なもの。帰宅後、きのこ図鑑を調べてみると、どうやらこれは「ムラサキホウキタケ(紫箒茸)」のようだ。シロソウメンタケ科シロソウメンタケ属で、箒を逆さまにしたような形だが、珊瑚のようにも見える。一部の地域では食用にされているようだが、私は決して食べない。
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