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クサギ・1~果実

 秋のド派手な果実をいくつか挙げてみると、ゴンズイツルウメモドキなどと並んでこの「クサギ(臭木)」も忘れてはならない。シソ科(←クマツヅラ科)クサギ属の落葉高木で、夏に白く芳香のある花を咲かせ、果実は独特な姿になる。花期には薄紅色だった萼片が次第に肉厚になって毒々しい赤紫色に変化し、中から青黒い果実が現われる。中にはコバルトブルーのものも見られる。果実の直径は6~7ミリ。
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コウヤボウキ・1~開花

 今年5月に製菓大手の明治が、スナック菓子“カール”について、8月生産分をもって全国販売を中止し、販売地域を西日本地域に限定すると発表した。“カール”はスナック菓子の先駆けとして昭和43年に発売開始されたロングセラーだが、近年はジャガイモを原材料とするポテト系のスナック菓子に押され、長期的に販売が低迷していたという。東日本のカールファンには残念な出来事だが、売れなくなってしまったのなら仕方がない。
 ところで“カール”はその形状が巻いていたことから“Curl(カール)”と名付けようとしたが、その名前では商標登録が出来ずに、歴史上の人物のKarl Bismarck(カール・ビスマルク)から“Karl”と名付けたという。“軽い”食感という意味もあったようだ。
 さて写真は小山内裏公園“鮎道”にひっそりと咲く「コウヤボウキ(高野箒)」。キク科コウヤボウキ属の落葉小低木で、頭花の直径は3センチほど。10~15個の小さな筒状花が集まっており、その花冠は5深裂して先端がカールしている。

『いいもんだな故郷は』 作詞:高杉治朗 作曲:川口真
歌:三橋美智也 平成2年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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