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コウヤボウキ・2~綿毛

 キク科コウヤボウキ属の「コウヤボウキ(高野箒)」。晩秋に可愛い花を咲かせていたが、花後に直径2~3センチの綿毛の果実が出来ていた。ひとつの果実は長さ5ミリで約1センチの冠毛が付いている。果実がすべて飛び去ると、あとには花のような総苞が残る。
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ソヨゴ

 別所やまざくら公園の林縁に生えている「ソヨゴ(冬青)」。モチノキ科モチノキ属の常緑高木で初夏に目立たない小さな花を咲かせ、秋に直径7~8ミリの赤い果実を稔らせる。草木の葉が風に吹かれかすかに音を立てて揺れ動くことを“そよぐ”というが、ソヨゴは風が吹くと葉が擦れ合って『サラサラ』と音がすることから名付けられている。また漢字表記の“冬青”は、冬でも青々とした光沢のある葉という意味になる。
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キッコウハグマ・7~霧降の道

 今年11月に初めて小山田緑地で見ることができた「キッコウハグマ(亀甲白熊)」だが、それより2か月前に長沼公園でそれと知らずに閉鎖花を見ていたことを先日記事にした。そこで今日は、我が家から首都大学東京の丘を越え、更に下柚木から野猿峠まで2.5キロ続く登り坂を走って再度長沼公園に向かった。そして2か月前に見た“霧降の道”を念入りに探していると、やっと草丈10センチほどの綿毛のキッコウハグマを見つけることができた。最初は1株だけだと思ったが、薄暗い山道で目が慣れてくるとあちこちに綿毛の株が生えていて、おそらく20株ほどはある。これなら来年は開放花もたくさん見られるだろう。楽しみがひとつ増えた。キッコウハグマはキク科モミジハグマ属の多年草。
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