元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ゲンノショウコ・1~1年目
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さて去年、この種子を採取して庭の植木鉢に蒔いておいたら、1年目に無事、赤い花が咲いた。しかしその後の観察では、いつまで経っても種子が稔らず、子房のあたりを指で押してみると中はスカスカの感触。どうやら1年目は、花は咲かせるが種子を作るまでの力は無いのかも知れない。或いは夏の長雨の影響も考えられる。2年目の花に果実ができるかどうかは来年の宿題。
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ムラサキシキブ・1~秋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/ef/cf8158c7e321022c212c334895202a3f_s.jpg)
以前も紹介したことがあるが、直木賞作家の朝井まかてさんの『花競べ』(講談社文庫) は、2008年に小説現代長編新人賞奨励賞を受賞(応募時のタイトルは『実さえ花さえ その葉さえ』)したが、とてもデビュー作とは思えないほどの安定感のある作品。物語は、文化文政期の江戸・向嶋を舞台に、小さな花屋“なずな屋”を営む若夫婦を描く市井小説で、当時はまだそれほど知られていない雑木のムラサキシキブが、とても重要な役割を担っている。秋の夜長に是非どうぞ。
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