#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

沖縄料理屋「抱瓶」

2005-12-08 | memories
ボクが今、ここ沖縄にいる因果は「抱瓶」にあると言ってもいい。
高円寺の沖縄料理屋「抱瓶」。

ここで巡りあった泡盛や沖縄そば、ゴーヤーが
そのあとの人生を決定づけた。

高校生の時、家族でこの「抱瓶」に何度か訪れた。
その時に感じたカルチャーショックは
しばらく所在なくボクの周りに漂っていた。
「抱瓶」に来ると、そんな不可解な感慨に陥っていた。

うまく消化しきれなかったんだと、今になって思う。
まだ「島唄」も「ビギン」も存在していなかった。
せいぜい「花」や「ハイサイおじさん」ぐらいの時代だった。

この雰囲気の源泉が、遠い南国に息づいてるだなんて
想像もつかない立ち位置で、ボクはボクの中に沖縄を醸成していた。

すこしづつ、すこしづつ、沖縄が堆積していった。

だから、この足で沖縄に触れた時の「しっくり」くる感じが堪らなかった。
カラダの毛穴全部がパフパフと喜んでいた。

ある意味、必然だった。


Comments (2)
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