#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

オキナワ的音楽の宴会

2005-12-20 | MUSIC
12月18日、宴会と称したライブを演った。

実は結成7年というスカバンドska69。
仙台出身のリーダーが店の常連を中心に声をかけ
結成した、オキナワ的ゆるゆるなバンドである。

寒気の影響でオキナワも例年を下回る気温14度。
寒さに震え上がったのか、客足もまばらな会場「四月の水」。

演奏スタートを延ばすべきか迷う程の客数の中で
繰り広げられたゆるゆるskaは、思いの外しっとりと閑散な空気に馴染み、
ゆるやかなテンションが、ゆるやかなグルーヴとなり、
攪拌されたリズムの波がほどよいアドリブを産み、
「イイカンジ」に場が盛り上がって、第1部を終了。

屈託もなく第1部、第2部と演奏時間を分けるあたりが
このライブバンドの図太さであり、凄さでもあるのだが、

第2部は、いきなりmistyのJAZZYな雰囲気を
guitarとsaxだけで演ってしまうフットワークはすばらしい。

その後は怒濤のskaタイム。

客席総立ち…とは行かぬまでも
グルーヴの波がシンクロして見事な大団円となった。

オキナワ的ゆるさが、見事なベクトルとなって
カタチになっている希有なバンドだ…と実感。
そこには、オキナワ的音楽を愉しめる客側の余裕も大きく影響している。

音楽の島オキナワの土壌がなせるワザだと感入った夜だった。
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溝口真一写真展

2005-12-20 | PHOTO
ここで友人の写真展のご紹介。

◆溝口真一写真展【自画像】
 at galley art SPICA
1219[mon]-1230[fri]

〒107-0062 東京都港区南青山4-6-5
tel 03-5414-2264 / fax 03-5414-2265

http://www.spica.cc/art/index.html


溝口くんとは、彼がドイツから帰ってきた2001年に
ボクの友人と沖縄に来て、知り合った。

8年間のドイツにおける
アカデミックな写真教育を経て、
とてつもないスケールの写真を撮る男だ。

今回の展覧会は
ボクが無理を言って
会期前に見せてもらった。

179人の溝口くんの周りにいる人物のポートレイト。

名刺サイズに丁寧な階調で焼かれたモノクロ写真を
厚めの板に貼り付け、一列に並べて展示。

展示会場はなかなかなものである。

写真を手にとって、モノとして体感してほしい。
そんな彼のアプローチがカタチになった。

とてつもないスケールの写真と手のひらサイズの写真。
身体感覚を揺るがしながら、写真とはなんぞや?と
問いかけ格闘している溝口くんの姿勢に感服。



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