パワーヨガ講座:
第2回目「アレキサンダーテクニックでやる賢者のポーズ」7月9日
賢者のポーズ
ヨガのアサナでは経典ヴェーダに書かれている多くの賢者が登場します。
マリーチ
カシュヤパ
ヴィクシュヴァーミトラ
ガーラヴァ
ヴァーマデーヴァ
ゲーランダ
アシュターヴァクラ
★ヴァシシュタ
★カウンディンニャ
などが代表的です。
中でもヴァシシュタ家は由緒ある家柄で王宮の権威あるアドバイザーでした。
(ちょうど平安時代の陰陽師と藤原家のような関係ですが、古代インドの場合は王家よりもバラモンの方が圧倒的に上のポジションです)
ヴァシシュタは元は武家のクシャトリアでしたが、厳しい修行をしてバラモンの司祭になりました。
インドでは3千年以上も昔からカーストという階級制度が作られていて
1)バラモン 僧侶・神官
2)クシャトリア 王族・武家
3)バイシャ 平民
4)スードラ 奴隷
となっています。
カーストは現在では廃止されていますが、なにしろ長い歴史があるのでそうした風習は簡単には変えられないのが現状です。
話をもとに戻しましょう。
バラモン名門のヴァシシュタ家の一族には、カウンディンニャという賢者がいました。
とても大きな勢力を持っていたようです。
そしてカウンディンニャの名前のついたアサナは少なくとも3種類あります。
1)エーカパーダ・カウンディンニャ・アサナⅠ
2)エーカパーダ・カウンディンニャ・アサナⅡ
3)ドゥイパーダ・カウンディンニャ・アサナ
エーカパーダというのは片脚で、ドゥイパーダは両脚の意味です。
サンスクリット語でいうと、こんなふうに長ったらしい名前になって覚えるのがたいへんです。
(第3回に続く)
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吉田篤司