小学校 赤字は今回レポート 青字は過去レポート
- 黒松内町立五十嵐小学校(1968年黒松内町立中ノ川小学校へ統合)
- 黒松内町立東栄小学校(1972年閉校)
- 黒松内町立上大成小学校(1976年黒松内町立大成小学校へ統合)
- 黒松内町立豊幌小学校(1998年閉校)
- 黒松内町立大成小学校(1998年閉校)
- 黒松内町立熱郛小学校(1998年閉校)
- 黒松内町立作開小学校(1998年閉校、跡地は体験学習所として転用)
- 黒松内町立中ノ川小学校(2007年[148]黒松内町立黒松内小学校へ統合)
中学校
- 黒松内村立黒松内中学校豊幌分校(1949年4月20日)
- 黒松内村立黒松内中学校大成分校(1949年4月20日)
- 黒松内村立黒松内中学校東栄分校(1949年4月20日)
黒松内町は後志地区の南端にあり、渡島地区と胆振地区に接している
「ブナ」の北限として有名でオートキャンプ場もある
本来なら道南への中継基地として地理的には往来は多い場所になるが
函館へは札幌、千歳からはもっぱら高速道路や洞爺湖~太平洋側を経由していくことが多い。
黒松内岳はブナ林の美しさと滝があるので一度登ったが、とてもいい山だった。
「旧黒松内町上大成小学校」
開校:昭和25(1950)年
閉校:昭和51(1976)年
校舎:昭和25(1950)年
黒松内町大成496-2
ナビは「黒松内高感度地震観測施設」
今回は八雲町への旅行行程の中で、国道から近い閉校を選んで訪問してみた。
黒松内町からは1校。
ナビが簡単に閉校跡に連れていってくれるので楽だ
国道37号線から道道266号線へ右折し数分走っただけで到着。
一番の目印は「上大成集会所」
その横に車を停めて道道を歩いて進むとナビの「黒松内高感度地震観測施設」がある
その隣にいかにも学校の入口のような小道があった
そこも徒歩で進む
すでに目の先にブルーシートで一部覆われた廃墟のような建物が見えるからだ。
正面から見るが誰もいない
これが旧上大成小学校の「一部」らしい
昔の航空写真を見ると長さは倍くらいあり、中心から建物が伸びてTの字になっている
その伸びた部分はどうやら倒壊しているようだ。
旧校舎の向かいは草ぼうぼうと倉庫があるが、ここが校庭だった
木造の旧校舎が一部でも確認できたのはうれしいが
今の状態は旧農家の離農した後のような感じだった。
2024年10月17日撮影
ここから過去レポート
「旧黒松内町豊幌小学校」
開校:明治31(1898)年
閉校:平成10(1998)年
校舎:昭和51(1976)年竣工 鉄筋コンクリート平屋
黒松内町
ナビは「旧豊幌小学校跡」
蘭越町を後にして、最終目的地である長万部町の閉校を目指すとルートは黒松内町を通る
かなり久しぶりの「道の駅」で簡単に昼食をとり国道5号線を西進する。
やがてナビにある「旧豊幌小学校跡」跡に到着
校門と反対側の道路に空きスペースがあるのでそこに駐車。
校名入りプレートの校門が現存しており
正面玄関がすぐそこにある 校門は昭和51年寄贈なので
校舎の新築に合わせて校門も代わったようだ。
手前のスペースは前庭で裏手に校庭があるようだ
前提には遊具も残っておりシンボルツリーらしき樹木も健在
校舎は鉄筋コンクリート造りである
さすがに屋根の庇部分に痛みが見えて、このままだと拡大していくだろう。
体育館は校舎に対して立派で竣工年は分からないが校舎とは別かも知れない。
前庭の左手に記念碑あり
草が煩わしいが裏へ廻るとバックネットがあり
やはり草ぼうぼうでグラウンドの面影はない
用具室らしき古い建物もあった。
黒松内町としては1校だけの閉校訪問だったが
いい学校を見させてもらった いつかまたこの街を廻ってみたい
この後は国道5号線を進み長万部町に入る。
2024年7月26日撮影