札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

小樽市の博物館

2025-02-20 18:56:22 | 小樽市


大分時間が開いたけど小樽市の博物館に行って来ました

小樽市立の博物館は「本館(手宮町)」と「運河館」の二つがあり
今回は2館共通の入館券@500円を購入した。

バラバラで買うより100円安くなり(冬季)2日間利用出来る
また運河館の近くには駐車場があるので無料で利用が出来る利点あり。

 



「本館」は鉄道に関する展示が多い
博物館になる以前は「鉄道記念館」という施設であった。

ここは鉄道マニアには喜ばれる施設でしょう
冬は見学できないが夏は外にも列車がズラリと並んでいる

正直、鉄道に興味がない私にとってここへ来たのは
一つは「写真展」を観に、もう一つは「歴史的建造物」がいくつかここにあるからだ。

 

本館は駅の改札口から始まる

中には「しづか号」の展示

 

そのほかにも鉄道関係の展示多数 小樽の鉄道歴史は古い(日本で3番目)のでファンでなくとも面白かった。

 

2階の廊下に写真展示があった

※hpよりお借りしました

 

「地図でつながる街の記憶ー私たちの想い出の小樽」

私のように古い小樽の町を記憶しているものにとって懐かしい写真がありノスタルジーに浸れた。

 

※一部抜粋

 


新宮商行は歴史のある会社


当時のお洒落な喫茶店や雑貨、骨董など個性的な店が多かった「静屋通り」


コドモ綿は解体済


小樽はレトロな外観の銭湯が多かった

 


今も健在だ


ここは旧小樽市立博物館でもあった

 

おおわが母校も!

この写真の校舎は卒業後に建て替えたので
リアルな母校とは言えないが・・・

ちなみにブログのプロフィールの写真は祖父が撮影した
旧入船小学校で私も通った校舎です

 

この展示は3月30日(日曜日)まで

また同様の企画があれば観に行きたい

 

外は雪だが目指す歴史的建造物までは除雪されています

 

「旧手宮機関車室」  

建築年 明治18(1885)年
指定等 国指定重要文化財

 

 

 

 

 

 

 


他に「危険物倉庫、オリジナルのマンホール、貯水槽」はこの裏手にあるが、残念ながら積雪のため道がなく断念!

 

 

 

 

次に「運河館」へ行きます

 

駐車場は100メートルほど北側の「旧大家倉庫」の隣にあります
冬は排雪していないと5台くらいしか停めれないね

 

「旧大家倉庫」

建築年 明治24(1891)年
指定等 小樽市歴史的建造物

 

 

「運河館」自体が歴史的建造物なのです

「旧小樽倉庫」

建築年 明治23(1890)年
指定等 小樽市歴史的建造物


 

 

 

 

「本館」が鉄道関係に集約されており、「運河館」は標本や文化的なものが中心

「小樽倉庫」の模型がある

 

 

 

 

「オタモイ遊園地」に関するもの


屋根に付いているシャチホコ

 

 

小樽にももちろん熊はいる

これは「北前船」で運ばれたもの

 

 

さすがに運河沿いだけあって、外国人観光客が多かった

さて「運河館」には「旧小樽倉庫」時代からの中庭がある
夏はいい感じだが、冬は雪かきの体験が出来て外国人に喜ばれそうだ。

 

 

 

 

 

雪かき体験してください(笑)

 

個人的には歴史のある街にしては展示が少なく感じる。

おそらくスペース的な問題があるだろうし
観光客がメインだが地元住人のための郷土資料館的な展示がもっと欲しいところ。

ただ2館体制にして2日間の見学が出来る入館料はとてもよいと思う
財政厳しい折ですが頑張っていただきたいな。

 

ここからは小樽運河の象徴の一つが近い

「旧北海道製缶(株)小樽工場」

建築年 大正10(1921)年
指定等 都市景観賞

 

※すべて2025年2月8日撮影