去る日、”遠足”の途中で立ち寄った、知立市の林桂山 萬福寺はちょうど報恩講の営まれた最後の日でした。
お忙しい最中でしたので境内を見て回るだけにして、お話を聞くことなしに引き上げてきましたが、後日再訪することになります。
境内には大きな木が立ち、それにも圧倒されました。
入口 ↓
「林桂山 萬福寺」とあります。浄土真宗大谷派に属する大寺になります。
本堂 ↓
大きな構えでした。
報恩講 ↓
報恩講の最後の日でした。
ソテツ ↓
8本立ち、推定樹齢500年とのことで、樹高4m以上、知立市の天然記念物となっています。
イブキ ↓ ↓
幹のねじれた様な外皮がこの植物の特徴ですね。
樹高は15m、樹齢は上と同じく推定500年。こちらは愛知県の天然記念物となっています。
クスノキ ↓
これも大木でしたが、銘板は付いていなくて、詳細は判りません。クスノキはほかの地でも大木が多いので、この程度では未だ名木の仲間入りはしていないのでしょうか。
鬼瓦 ↓
建替の時に下に下ろして取り替えたもので、中央に「大悲無倦常照我」とあります。これは”阿弥陀仏の
大慈悲が常に衆生を照らす”と言うことですが、”常に”と言うことにはいつでも(時間)どこでも(空間)
という意味があります。
紅葉で締めくくり ↓
カエデの可愛い紅葉を愛でてからこの萬福寺にお暇します。
別のお寺でお茶の花 ↓
帰り路に立ち寄った別のお寺さんで、入り口のところに茶の花を見つけました。
今日は冬至ですね。
大きな立派な鬼瓦ですね。いぶきのきもりっぱです。
京都の黄檗山萬福寺は別の宗派でしたね。一度だけ行くたことが有ります。普茶料理というものを頂いて帰ってきましたが、今となってはほんのわずかしか印象が残っていません。
当地方ではイブキではなくてカイヅカイブキを生垣に使用することが多かったのですが、果樹栽培の梨の木に悪い虫をつけるということが言われるようになり、生け垣に使う樹種も変わってきました。
このイブキの木は立派でした。
冬至の日は寒かったですね。一日中不安定な日で、夜には雨が降り出したりしましたが、夜半になると今度は東の空に月が出てきたりして珍しい天気変化でした。
この鬼瓦も大きくて、こんなものが屋根の一番高いところに居座っていたのかと驚きながら見たものでした。
イブキはどっしりと大きかったです。