ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

”遠足”の途中でちょっと立ち寄ったお寺さん  知立市の法城山 法信寺

2024-12-18 13:47:43 | 草花

自分で勝手に「遠足」と名付けて出かけるお散歩はほとんどの場合、目的地なしで歩きだしています。

今日はどちら方面にしようと適当に方角を決めて歩き出し、後はなるべく大回りに歩くようにしています。

そんな「遠足」の途中で”目に留まった”、”気になる”ところが出て来ると、軽い気持ちで寄って行きます。

大概の場合はそれがお寺さんであることが多いのです。

今回のお寺も狭い路地にあり、通り過ぎる間際に気づき、整った雰囲気でしたので、本堂にまで上がり、拝観させていただいたものです。

山門 ↓

外観はきちんとしています。一礼して入って行きます。

 

本堂 ↓

この地方のお寺さんでふつうに見掛ける姿ですが、手入れが行き届いているという印象を受けました。

 

山号 ↓

新しい額でした。 法城山 法信寺は浄土真宗大谷派のようです。

 

阿弥陀如来 ↓ ↓

 

「南無不可思議光如来」という九字名号を見たように思います。

 

聖徳太子絵像 ↓

浄土真宗では聖徳太子を尊崇しています。親鸞さんの夢に聖徳太子が現れ、それを機に法然さんの門下に入ったということです。

画賛は:「「四十九歳  伝燈演説  大悲大慈  敬礼菩薩」」で49歳の一生涯を通じて法灯を世に伝えて仏説を演(ひろ)められた、という意味だそうです。

 

七高僧の絵像 ↓

上から下に  世親論王(=天神・インド)    龍樹大王(=竜樹菩薩・インド)

                 玄閑菩薩(=曇鸞か・中国)

       西河禅師(=導綽禅師・中国)   光明和尚(=善導大師・中国)

       慧心僧都(=源信上人・日本)   円光大師(=法然上人・日本)

となるようですが、これは親鸞上人がリストアップした宗門のベストセブンではないでしょうか。

 

蓮如上人 ↓

蓮如上人は親鸞亡き後、衰退の極みにあった宗派を再興したことから、「本願寺中興の祖」と呼ばれます。

四行偈は『大無量寿経』からの引文で「以大荘厳  具足衆行 令諸衆生 功徳成就」とあります。

「大荘厳をもって衆行を具足して、もろもろの衆生をして功徳成就せしめる」・・・・????

門外漢の悲しさで有難がることすら叶いません。

 

彰如上人 ↓

彰如上人は昭和18年(1943年)に亡くなった方で、明治から大正時代にかけての浄土真宗大谷派管長。東本願寺第二十三代法主。   

なかなかの.文化人で俳人、画家でもありました。俳号は「句仏」。

 

屋根瓦

紋は「三つ銀杏」で、初めて見たかもしれません。大石、清島、土方、間部、森、平田、長谷部、大岡

と言う名字で使われることが多いようです。

 
   


  

 

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昨晩(12/15)の満月

2024-12-16 17:19:40 | 草花

三河地方では、今年最後の満月を観賞するのには、やや便利が悪かった。

12月15日の午後4時15分を過ぎると出て来るはずでしたが、うっかり気づかずに過ごしてしまいました。

「ホイ しまった!」・・・・と慌てて外に出たのが午後六時過ぎでした。

月齢14.1の満月 ↓

この頃は空も安定しているかに見えて、安心しきっていましたが、午後8時過ぎには雲が攻めてきて、

月がどの辺にあるのかすらも判らない空になっていました。

 

 

そして夜半近く、寝床に就く前、念のために外に出て空を見上げると、見えなくもない状態に

なりつつありました。

月齢は進んで14.3の月 ↓

雲に煩わされながら、切れ間を待って撮ったものですが、上の出始めのころと比べると赤味が

すっかり失せています。雲の邪魔が無ければ煌々と輝いている筈のものですね。

 

今晩の十六夜の月を撮ることが出来たら、この記事に追加いたします。(形の変化はあるかどうか)

 

本日(12/16)先ほど東天に見た十六夜の月 ↓

これは月齢15.2でした。

 

十五夜、十六夜の月が上下に並びましたので丸さの比較のために既出の十四夜の月(小望月)を再掲します。

12/14日の十四夜の月(小望月) ↓

このときの月齢は13.0でした。14日、15日、16日の月の丸さに見た目の変化はないような気がしませんか?

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報恩講

2024-12-16 15:18:23 | 草花

お寺に植栽の樹木のことで、教えて頂きたいことが出来たので、その樹の植わっている近くのお寺さんに行ってみることにしました。

「弘願坊」という名のお寺さんですが、この読み方はちょっと判じ物めいています。 ↓

「ぐがんぼう」と発します。 浄土真宗大谷派ですが、西三河地方は浄土真宗が圧倒的に多いようです。

 

山門周り ↓

小生は行って・拝んで・眺めるだけで帰って来ていますが、手入れの行き届いた良いお寺さんです。

 

報恩講 ↓

報恩講は、浄土真宗に特有の行事で,親鸞聖人の忌日((旧暦11月28日、新暦1月16日))法要であり

、浄土真宗の最も大切な、年中最大行事ということです。
「報恩講」と書くように、親鸞聖人の教えに感謝し、その恩・徳に報いる集まりだそうです。

 

お堂も盛装 ↓

お寺さんも綺麗に飾られます。中では講話などが催されるようですが、門外漢ですので不明。

 

さて、ここを訪れた目的はこの木の名前を聞くことでした。

 

香椿擬 ↓

ウルシ科のものだそうで「チャンチンモドキ」と言う名前だそうです。

実の種は硬くて、これをお数珠に使うところもあるようで、そんな関係でお寺さんの庭に植えてあるのでしょうね。

 

名句 ↓

♪年きけば 一つと立てし 指涼し♪ 

このお寺の以前のご住職が残した句ですが、一歳のお孫さんを詠んだ句のようです。

 

今度は短歌 ↓

(右から)

孫ら皆すこやかにして 樫わかば かがよふ朝の庭を掃くなり

あたらしき恋にもゆごと葉鶏頭 いろあざやかに陽にかがやけり

いちはやくお客の菓子をつまみとる 他愛なき孫を抱きたしなむ

朴の葉の落ちかたまりて音すなり さむき日なりき 酒ばかり飲む

残月を仰ぐ朝ぞら雲もなく 切干のよく乾く颪あり・・・・・・・・・手慣れたものですね。

 

境内で今度は反戦の意思表示 ↓

 

そして山門の入り口で、辛くても真実 ↓

ネットで検索したところ高さんは在日朝鮮人2世でした。

 

お寺の脇にお地蔵様 ↓

この地蔵尊は、以前、別の場所にありましたが、お寺さんのお隣に来て、ここが安住の地となりました。

右:弘法道   左:のだ道 とあり、これは以前の場所でも役立った情報提供でした。

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山望と公園の紅葉を楽しむ”遠足”

2024-12-15 15:21:25 | 草花

遠足と言えば小学校時代のそれを思い出しますが、まだ低学年の頃は長い時間を掛けた単調な歩行訓練みたいで、あまり楽しくありませんでしたが、学年が上がるにしたがって、公共の交通機関を使って遠くまで足を延ばすようになり、それが楽しみになりました。

中学以上になると、貸し切りバスで出かけるのですから、楽しさは倍増してきます。

そして歳を相当食べた現在のたった一人でする”遠足”はどの程度の楽しみになるのか?・・・・・考えてみますと、密かな愉しみと言うレベルかも知れません。

自分の足で何とか歩を稼ぎ、自力で見たいものを見ることのできる場所まで行けるのですから、これは貴重なことではないでしょうか。

飲み水と・お菓子・小銭を持って、出発します。

まずは山望ですね。いつも行く高楼に上って行きます。

木曽御嶽 ↓

 

中央アルプス ↓

 

恵那山 ↓

恵那山も薄く雪化粧しているのを確認出来ました。

 

恵那山・大川入山・蛇峠山 ↓

 

伊吹山 ↓

 

能郷白山 ↓

伊吹山と能郷白山方面は空がはっきりしなくてもどかしいのですが、雪がついているのは判明しました。

加賀の白山方面はもっと見づらかったです。

 

その建物の屋根工事 ↓

どうやら防水工事のようです。11階の屋根をやっています。

 

高楼から下りて付近を周回します。足の向かう先はこのところご無沙汰気味の北東方面としました。

 

公園で:

赤と黄色 ↓

 

ここでは赤と黄色の鮮やかな眺めがありました。お隣は青色のJR機関車”桃太郎”が通ります。

 

イチョウ ↓

 

コナラ ↓

 

カエデ ↓

 

モズ ↓

久しぶりに見たモズ、何度も試みますが、これ以上は近寄らせてくれません。

 

見る場所が変わって ↓

木曽御嶽はこんな風にしか見えません。手前の猿投山(一等三角点あり)が微妙に御嶽を隠してくれます。

 

 

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毎晩月と ”お月あい”しています。

2024-12-14 16:45:43 | 草花

冬になって、ここのところ雨の降らない日が続いていますので、夜には必ず空を見上げて過ごしています。

昨日(12/13)は雨が予想されていましたが、午後十時を過ぎて念のために空を見上げたら月が輝いていました。

そして、今日(12/14)は夕方未だ空が明るいうちに東の空を見ると、低いところで、月が空の明るさと同じように見えていました。でも、明るい空で見る月よりも暗くなってから夜空で煌々と輝く月の方がそれらしいと思いますね。

今晩は満月の一つ前の小望月になりますので、丸さはもう、十分ですね。

明日の満月はお天気が良さそうですので、今年最後の”真ん丸お月様”を堪能できそうです。

10日月齢9.1 ↓

 

11日月齢10.2 ↓

 

12日月齢11.2 ↓

 

13日月齢12.3(十三夜) ↓

 

そして本日(12/14)先ほどの明るい空で見る小望月 ↓

 

それをいつも見る大きさに修正して ↓

もうほとんど丸いですね。明日の晩(12/15)は(くどくなりますが)、今年最後の十五夜で、かつ満月です。

 

 

火星 ↓

出始めは東の空で、やや赤みを帯びて輝いています。

 

 

木星 ↓

引き伸ばすと衛星が三つ見えてきました。右斜め上に向かって、イオ、カリスト、ガニメデとなります。

 

 

寒蘭 ↓

寒蘭が咲き出しました。

 

ところで夜空では月のことばかりを記してきましたが、実はほかの星を眺めるのに、この月の明るさが邪魔になり、結構難儀しています。たとえば ”すばる” や ”オリオン” はほとんど消えてしまうし、”冬の六角形”を撮ろうとしても、この中に月がいますので、とても見づらさを感じます。

満月を過ぎると、日毎に月の出る時間が遅れてきますので、やっとどうにかなりますが・・・・。

 

 

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