ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

密閉空間、密集場所、密接場面を指す「三密」を避けるために

2020-03-28 14:17:44 | 草花
新型コロナウィルスの感染リスクの高いところは上の三要件の重なり合うところだそうです。
本来「三密」は仏教用語であり、仏様のありがたい行いを指す言葉のようですが、昨今の「三密」は未だに治療薬の見つからない新しい感染症の予防対策として打ち出された、是非もない緊急的な忌避措置であり、「〇〇しないようにしよう」・・・・という後ろ向きなニュアンスがつきまといます。

新しい年度の始まるこの春は、桜を愛でるために外に出掛けるのも制約がありそうで、国中で我慢のしどころとなっています。

私ことですが、小生たち馬鹿夫婦はこの5月で結婚50周年の「金婚」となりましたが、その記念の集まりは無しにしました。
このことは我が家にとってはオリンピックの一年延期よりももっと重たいことでしたが、50周年の事実は消え失せることはありませんから、平常心でこの数字を伸ばして行くことになります。
お墓参りを夫婦でひっそりと済ませ、庭の花を見て、土曜の午後をのんびりと過ごしています。

シュンラン ↓



一茎二華のものです。葉をかき分けていると、花の良い香りがほんのりと漂います。



ウラシマソウ ↓



上は華の開く前で、下はその二日後のものです。



エンドウ ↓

他所から頂いたエンドウの株は花をつけ始めました。



カリン ↓

今日こそは・・・・と花を待っていますが、蕾のこの姿が長いですね。



ミニカトレア ↓

電動ウォーキングマシーンで歩いて居る横で知らぬ間に咲き出していました。



ネギボウズ ↓

雨降りの合間にこんなものも見ました。



牡丹 ↓

今年は牡丹の花も早く咲くようです。



オキナグサ ↓







オキナグサは今年11輪の花を見せてくれました。もう峠を越えて来たようです。
コメント (8)
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暑さ寒さも彼岸まで  明日(3/20日)は春分の日(お彼岸)

2020-03-19 14:17:32 | 草花
異常気象続きの最近ではありますが、昔から言われてきている「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉にはかなりの真実味があるような気もします。
寒さについては、すでに底を打っていて、気持ちの上では「そろそろ冬の装いも仕舞っておこうか・・・」というようになって来ていました。
東京の櫻は開花したようですが、名古屋では恐らく今日か明日の開花というようになることでしょう。
ところが三河ではまだ開花までには日数を要するようです。
先日公園を訪れ、彼岸桜を見ましたが、これは未だ蕾でしたし、ソメイヨシノは相当蕾が固いと見ました。愛知県の県木であるハナノキでも未だ蕾が固いような気がしました。
パンデミック騒ぎの流行りモンは気がかりでありますが、お彼岸を機に、そろそろ下火になって欲しいものです。
サンシュユ ↓



公園のサンシュユはもう咲き出しています。もしかしたら花には遅かったかもしれません。



八重の紅梅 ↓

これは花を見に来るのが遅かったようでした。



ハクモクレン ↓



こちらは花を空に向けて朗々と咲いています。



オガタマノキ ↓

これもうっかりしているうちに花の時季にはずいぶん遅れてしまいました。



ウラシマソウ ↓

未だ、筍のような芽出しの直後であり、独特な花の姿を見せるには少しばかり早かったようです。



シュンラン ↓



シュンランは今盛んに咲きあがって来ています。



オキナグサ ↓





オキナグサが咲き出してきました。この気難しい草はこちらの思うようには生育してくれませんが、やむを得ずたくさんの株をそこら中に植えこんで、彼らの勝手気ままにさせています。



トキワイカリソウ ↓

こんな草が今年も花をつけてくれました。
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蟄居の中間報告

2020-03-18 20:17:42 | 草花
久しぶりに記事を更新します。
前の投稿より大分経ってしまいましたが、身体の方は元気そのもので、”自粛”解除後の山歩きに備えて、毎日屋内でのトレーニングに励んで過ごしていることを報告しておきます。
トレーニングの中には電動ウォーキング機によるものもあり、これに乗って歩運びをしますが、壁に向き合っているばかりでは飽きますので、時折スマホから音楽を聴きながら”歩いて”いますが、やはり昔はやった演歌・流行歌を聴くことが中心になります。
ウォーキングが終わると、その時の体調によって、筋トレを取り入れたりしながら、ぼちぼちと取り組んでいて、そのお陰で体調は今のところ過不足のない状態を保っています。

そんな生活を続けていますが、たまには外に出ることもありますが、花粉症ですので、そんな時には常にマスクを着用しています。
河岸の記念碑 ↓



付近の猿渡(さわたり)川の岸辺に立っています。
篆字のタイトル書きは「皇恩祖繹」(こうおんそえき)とでも読むのでしょうか。
前内務大臣で男爵の山本達雄とあります。
碑文は当地とかかわりの深い前拓務参与官であり衆議院議員の武富齎のもので、昭和11(1936)年4月とあります。
この地は長年洪水被害が出ていて、それを防ぐための大規模な工事を当時の金で三十有余萬円掛けて三年がかりの工事で行ったということが平仮名の一切無い漢文でしたためられています。


浄福寺 ↓

「重原陣屋跡」とあります。江戸時代、三河国の刈谷藩で寛政の一揆(1790年)が興り、幕府から村替えの処分を受けてしまい、代わりにこの地を収めたのは奥州福島藩であり、重原村のこの地に陣屋を置いて治めたその跡となっています。

寺の鐘楼 ↓


境内 ↓


境内の柑橘 ↓

本堂の横にある柑橘の木に実がいっぱいなっていました。



ユキヤナギ ↓

道路わきで見たユキヤナギの花です。



ツグミ ↓

時折見かけたツグミも昨日・今日は見ていません。



サクラソウ ↓

いよいよ葉が伸びてきました。



福寿草 ↓

花が終わりに近づき、咲くものは随分小ぶりになっています。その代わり、葉がどんどん茂りつつあります。



ツクシ ↓

相変わらずぽつぽつと出てきています。



クルメツツジ ↓

挿し木をしていたクルメツツジですが、なんと!?挿し穂に花がついていました。花を咲かせた挿し穂は枯れてしまうのでしょうね。
コメント (2)
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3/01日 「蟄居?」しています。

2020-03-01 21:54:27 | 草花
一国の宰相の要請は重たいものがあります。
新型コロナウィルスの急激な拡大防止のために、学校関係に3月中の休校を依頼し、その決断・措置の結果については最高責任者として責任を負う・・・・・・・自らの退路を断って決断したことですから、一億二千分の一市民としてもそれに従うことになります。

という訳で、現在は「蟄居?」生活に入っています。
蟄居と言いましても江戸時代のような刑罰的なものではなくて、ただ単純に家の中にとじこもって外出しないだけなんですが・・・。
江戸時代の蟄居となりますと、武士や公家に対して行われた刑罰で、閉門の上、自宅の一室に謹慎させられたそうですから、これは不名誉なことでしたね。

さて、この蟄居生活がいつ終わるのか楽しみにしていますが、TVなどを見ていると、すでにマスクは入手困難で、トイレットペーパーにまで買い急ぎの波が押し寄せているそうで、こんな風潮はオイルショックの時以来であり、懐かしささえ(不謹慎であり失礼しました)も覚えてしまいます。
しかし、そのような心根の貧しい人の行動こそが、穏やかな日常生活を乱す原因になることを早く弁えていただきたいものです。

蟄居生活中に、暦の上では「啓蟄」が来ますが今年は3月5日ですから、流行りの病が終息するには少し早いようですね。

ブログの更新が大変間遠になっていますが、何とかポツリ、ポツリとやって行くつもりでいます。
カトレア ↓

家の中でやっと開いてきました。



フジバカマの若芽 ↓

今年は相当数の株になっています。秋が楽しみです。



土筆 ↓

人間は杉菜と土筆の間かな  柿本多映
つくしの坊やは杉菜の子・・・・とか言っていましたね。


もう一つ ↓

土筆の向うに土筆より低い煙突 永六輔
限りある太陽一つ土筆摘む 原裕
子のたちしあとの淋しさ土筆摘む 杉田久女
土筆煮て食細き母愉します 岩田千恵
人来ねば土筆長けゆくばかりかな 水原秋櫻子
   秀句ばかりでボケた脳味噌も少しは活性化しています。



シュンランの蕾 ↓

こちらは未だ蕾が小さいですね。



牡丹の芽 ↓




黄水仙 ↓

どういう訳か一輪だけ黄色の水仙が混じっていました。



芍薬の若芽 ↓



芍薬の植えてある場所によって芽出しの時期が多少違ってきています。
或いは種類の違いかもしれません。



カリン ↓

昨年は害虫によって、「花は咲けども」実が途中で、みな落ちてしまいました。
今年は消毒をこまめにやらないといけないようです。

それでは最後に4日後の「啓蟄」の句を探し出しましたので、お気に入りの句を並べておきます。
   啓蟄の蟇の一歩に風化仏 西村公鳳
   啓蟄の地となり天となりにけり 杉浦 東雲
   啓蟄のふかきところに鯉の息 村上高悦
   啓蟄や試し履きして旅の靴 林 民子
   啓蟄や一と鍬ごとの地の匂ひ 若菜たけを
   啓蟄やわが家を出づる事もなし 杉山 岳陽
   啓蟄や此の世なかなか住みにくき 水原 春郎
   啓蟄の蜘蛛また一つはしりけり 播水
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