ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/30日 お花見 岡崎市奥山田町の枝垂桜 そのほか

2018-03-31 12:21:42 | 草花
昨日は、現在春休みに入っている孫たちと、お花見に行ってきました。
岡崎市の郊外、村積山の山裾に咲く、枝垂桜見物ですが、金曜日でしたので酷い混雑もなく、比較的ゆっくりと見ることができました。

ただ非常に残念なことは、見に来るのが一日遅かったということで、昨日は早くも落花盛んで、夢のような花吹雪が見られたということでした。
そのために今日は花の透けた、やや寂しい枝垂れた姿でした。

ミツバツツジ ↓

駐車場所が少なくて狭いということで、遠く離れた村積山中腹の臨時駐車場に車を置き、15分くらい歩いて枝垂桜の咲く場所まで山を下りて近づいて行きます。
途中で山の斜面に、小さな木についている花を見かけました。



ヤブツバキ ↓

鶯のきれいな鳴き声といっしょに、ヤブツバキも見ます。



サルトリイバラ ↓

サルトリイバラも花をたくさんつけていました。
そうこうしながら、のんびり歩いて行きます。
途中でツクシ摘みの女性も見かけました。



お品書き ↓

枝垂桜の前部に、この木の由緒が書かれていました。
約1300年ほど前に持統天皇がこちらに来られた折にお手植えされたという伝承もあるそうですが、エドヒガン桜で、樹高は12.5メートルほどで、やや横に広がった感じです。
木の枝は所々、支え木が施されていて、根の周りは踏み固められないようにロープで立ち入り制限してありました。
この名木は伝承により「持統桜」とも呼ばれていたようです。



枝垂桜 ↓




こちらは次世代の若い木 ↓


殆んど透けてしまった ↓

昨日の花吹雪を是非、見ておきたかったものです。



帰り道で見た川沿いのソメイヨシノ ↓

こちらは勢いがあります。



以下に、拙庭の花模様も悪乗りさせていただきます。


イカリソウ(園芸種) ↓




カリンの蕾 ↓

去年強剪定したので花をつけられるか心配でしたが、踏ん張ってくれたようです。



シュンラン ↓

条件が適合しているようで花をたくさんつけてくれています。
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3/24日 金山・雨生(うぶ)山(中の段):金山山頂から県境稜線を歩き、見晴らしの良い展望丘に着く。

2018-03-31 07:12:14 | 草花
この記事では金山の山頂から、県境稜線経由で、展望丘までのレポートをしますが、そのどこからも富士山が見える場所はありません。

両側を木に囲まれた静かな稜線歩きもまた、趣深いものがあります。

今回は珍しいことに、稜線上で一人の男性とすれ違いました。
普段ここを歩いても人に出会うことは無かったのですが、それもすれ違うことになったので、とても意外な気持ちにさせられました。

林道交点 ↓

山麓の登山道を根気よく登って来ると、この林道と交わります。
これを横断すると、金山への本格的な登りが始まります。


ヤブツバキ ↓

やや薄暗いような登山道が続きますが、そんな中でこの一輪は、心の慰めになります。


カンアオイ ↓



綺麗な葉のカンアオイが出てきたので根際を見ると、花が咲いていました。


金山山頂 ↓


反射板 ↓

金山山頂には三角点があり、その他に電波反射板も設置されています。その反射板は良い目印になっています。


山頂では、写真を撮るだけにとどめて、すぐに雨生(うぶ)山を目指す稜線歩きに入ります。


県境稜線歩き ↓

愛知県と静岡県の県境となっている稜線を、しばらく歩きます。


センボンヤリ ↓

センボンヤリも稜線の日の当たる場所で、散発的に出てきます。



赤ハゲ地 ↓

途中で地面が赤茶けた裸地を二か所通ります。そこには独特の植生が展開されていました。



ハルリンドウ ↓




フモトスミレ ↓




T字路 ↓




〇スミレ ↓

このスミレは、展望丘直前の斜面で咲いていました。


すぐに展望丘に着きます。  しばらくは、ここからの抜群の眺めを楽しみます。



恵那山 ↓

春霞に妨げられながらも、最奥でうっすらと見えています。(この画も含めて以後の画はすべてソフト補正してあります。)



大川入山と鞍掛山 ↓

最奥に大川入山、手前の富士山型の峰は三河の鞍掛山



鞍掛山から宇連山まで ↓

奥の連嶺は、左から右に、鞍掛山、棚山、宇連山となりますが、真ん中に挟まれる棚山は、どこが山頂になるのか、この画ではわかりません。
視界を遮るように、手前に聳えている山は新城市の船着山です。



三ツ瀬明神山 ↓

この山が、山頂直下で、年末に怪我したところです。



南アルプス ↓

左から、荒川岳、赤石岳、聖岳が見えています。



塩見岳と荒川岳 ↓

もっと左には、塩見岳も見えています。



吉祥山 ↓

平野部に目を移すと、吉祥山が近くに見えています。



本宮山 ↓

その右手のやや奥に、本宮山も見えます。



三重連 ↓

左から順に、雨生(うぶ)山・吉祥山・本宮山となります。


展望丘から遠くの景色を眺めた後で、折角ですので、雨生山の山頂までピストンすることにしました。



〇スミレ ↓

雨生山山頂までの道筋で、また可憐な姿を見ます。

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3/24日 金山・雨生(うぶ)山(上の段):世界桜の園の入り口から、まず、金山山頂を目指して歩き始める。

2018-03-30 07:06:25 | 草花
葦毛湿原を見てから車で走り、30分後に金山の世界桜の園入口に着きました。
天気の良い日でしたので、ここの車置き場も盛況で、小生は道路わきに駐めることになりました。
時刻は午前11時30分で、ここのハルリンドウもきっと全開して迎えてくれることでしょう。
(金山・雨生(うぶ)山は上・中・下と三つの段に分けてレポートします。)

実行図 ↓

駐車位置から時計回りで歩きました。



断面図 ↓

左から右に歩いて、およそ7.7kmの距離でした。



登山口 ↓

世界桜の園入口と書いてありました。午前11時40分に、ここから入って行きます。



桜の花のお出迎え ↓

これは確か陽光桜だったと思います。



フモトスミレ ↓

可憐なスミレが最初に微笑んでくれました。



ショウジョウバカマ ↓



普通の色のショウジョウバカマと、色の薄いものが近くにありました。



置物 ↓

小さな置物が、お二人して岩の基部で寄り添っています。



東屋 ↓

一つのビューポイントに着きました。この付近でかなり豊富な植物の種類があります。



シュンラン ↓

眩しい日の中で春蘭が咲いていました。必ずしも条件が良い訳ではなさそうです。



吉祥山と本宮山 ↓

ここからも良い眺めが得られます。



ハルリンドウ ↓



ハルリンドウは、このあといろいろなステージで顔を出してくれました。



キジムシロ ↓

キジムシロは明るい陽光の中がお似合いです。



〇スミレ ↓

すっきりとした咲き方のスミレですね。(スミレの分類は苦手で、”おまかせ”になります。)



比丘尼城跡 ↓

その昔に女城主様がここにいたとか聞きました。(例の直虎さんではないようです。)



愛の鐘 ↓

違う道を歩いていた家族連れのうち、兄弟と見えた子供二人が、鐘を見つけると素早く駆け寄って、鳴らし始めました。



ミツバツツジ ↓

この木は、この日に見たどの花よりも華やかで、きれいに咲いていました。
しかし、残念なことに植栽ものの感じがします。



センボンヤリ ↓

世界桜の園を通り過ぎて、金山に向かう道沿いで、初めの花を見ました。



アオキ ↓

ここにきて、やっと花の開いた一輪を見つけました。



キブシ ↓

キブシの花も出てきました。やや眩しがって撮っています。



ヒサカキ ↓

ここのヒサカキはやや色付いています。



ミヤマシキミ ↓

ここでは未だ蕾でした。しかし、花は近いようですね。
コメント (4)
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3/24日 葦毛(いもう)湿原 (下段):稜線上の花園(ヒロハノアマナ・イチゲキスミレ)を見て下山。

2018-03-29 07:12:05 | 草花
稜線に着いて、それを東進すると目指す花園が出てきます。
そこは地元のボランティアの方たちが杭を打ちロープを張って保護している、ヒロハノアマナとイチゲキスミレの楽園になっています。
以前、ヒロハノアマナは稜線に広く分布していたそうですが、乱獲に遭い、この場所でしか見られなくなったようです。
そしてイチゲキスミレは、もともとここでだけ生育していたそうで、これは特別貴重な場所となっています。

稜線着 ↓

T字路になって稜線と当たります。その稜線の道を東進します。



ヒトツバ ↓

岩のゴツゴツした道になると、シダ植物のヒトツバが出てきます。



見晴らし箇所 ↓

稜線上に南側の見晴らしの良い場所があり、そこには椅子が置かれていました。



太平洋方面 ↓

そこからは太平洋方面が見えています。



ヤブツバキ ↓

再び稜線歩きを続けます。ヤブツバキは最盛期は過ぎてきたようです。



カタクリ ↓

一か所カタクリの株を見つけました。これはもう花を咲かせることが出来たようですね。時間がもう少し進むと花を開くのではないでしょうか。



マキノスミレ ↓

マキノスミレは稜線上で目にします。



ヒロハノアマナ ↓

目指す花園にやって来ました。ヒロハノアマナはまだ時間が早いので全開していません。



イチゲキスミレ ↓

こちらは保護の甲斐あって株数が増え、保護された範囲内で、より広く生育しているようです。

この花園を目当てにしてやってくる人で、混んできたので、この場を後にします。



巻き道風のコース ↓

まずは、山を巻くような感じの道を使って下りて行きます。



中ほどの巻き道

山の中段にある巻き道を使い、湿原に近づいて行きます。



ショウジョウバカマ ↓

道の脇で、やや陰地に咲くショウジョウバカマは、日当たりのものよりも色が清冽でした。



湿原内 ↓

湿原内に戻ってきました。今度はハルリンドウはどうでしょうか?



ハルリンドウ ↓



今度こそはちゃんと花を見ることができました。これで満足です。



湿原を出たところで旧知の方に行き会いました。
この方は博物学者みたいなお方で、小生の師匠みたいな人なんです。
かれこれ30年以上になるお付き合いは、ここの湿原だけで、名前も姓だけしか知りませんし、住所も電話番号も全く知らないのです。
相手さんが、淡い付き合いだけを望んでいて、粘着質なお付き合いは嫌っているためです。
その方と恐らく20分ほどお話をして、お別れしました。



帰着 ↓

駐車場は相変わらずの賑わいでした。 ここに戻ったのは午前10時52分のことでした。

次の目的地金山と雨生山に向かって出発します。
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3/24日 葦毛(いもう)湿原 (上段):朝が早いので花が開かず。湿原を素通りして稜線を目指す。

2018-03-28 07:04:21 | 草花
富士見岩から下りてきて、次の目的地である葦毛(いもう)湿原にやって来ました。
(葦毛湿原は上・下二つの段に分けてレポートします。)

駐車場着の時刻は午前九時ちょうど頃で、湿原内で咲いているであろうハルリンドウが花開くのには時間が少しだけ早かったようでした。
そこで湿原内はひとまず足早に通り過ぎて、山の稜線目指して登って行くことにしました。
稜線上で一か所、この時季ならではの花園があるからです。

駐車場 ↓

駐車場はすでに満車状態でした。なんとか車を納めて歩き出します。



池で遊ぶ鳥 ↓

駐車場の隣に長尾池がありますが、そこに水鳥が来ていました。



鵜 ↓

ウミウかカワウか判りませんでしたが、カメラを向けると、水面をキックしてすっ飛んでいきました。



アオサギ ↓

こちらのアオサギは被写体をやってくれました。




フモトスミレ ↓

導入路で少しだけ場所を変えて咲いていました。



ヤマザクラ ↓

山桜は咲き出したばかりです。



〇スミレ ↓




導入路 ↓

広い道を歩いて行きます。



ヤマウグイスカグラ ↓

可憐な花が下向きに咲いています。小さい花ですので道端で咲いていてもほとんどの人は気づきません。



ミヤマシキミ ↓



ミヤマシキミは実と花を見ました。



ショウジョウバカマ ↓

湿原内ではショウジョウバカマだけが目につきました。とりあえずここは通り過ぎて、復路に立ち寄ることにします。



山に入って行く ↓

小生と同じ考え方の女性パーティーがあって、この人たちの後をしばらくの間ついて行くことになります。
年配の女性ばかりの構成でしたが、驚くほど足早でしたね。



稜線間近 ↓

一汗かいた頃に160メートルほどの高度を稼いで、稜線の近くに着きました。時刻は午前9時38分。
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