ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/31日 上弦の月 (バーチャル)奥秩父の主脈縦走の中間報告 刈谷市内の公園  

2020-05-30 21:59:12 | 草花
5/30日は上弦の月でした。月齢は7.4で、月が真っ二つの状態で右半分だけ見えていました。
しかし、それほど良い天気ではなくて、常に薄雲に邪魔をされ、すっきりした月見にはなりませんでした。
昼間は飛行機雲も出ていたことですし、明日は雨が降るかもしれませんね。
夕暮れ ↓

このような濁った色の夕焼けの時は、翌日の天気は大したことはありませんでしたね。



上弦の月 ↓

名古屋における正中時間は午後6時23分でしたが、全天の薄雲で視界が宜しくないのが残念です。

この辺で(仮想)秩父の山歩きの中間報告をします。
バーチャルで自宅から東海道本線沿いに歩き始めたのは3月28日のことでした、東京駅経由で高崎線に沿って熊谷駅まで来て、そこで今度は秩父鉄道沿いに歩き、終点三峰口には5月26日に着きました。
三峰口駅からは大輪まで、今までと同様に足で稼ぎます。
大輪からは、以前はロープウェイがあって、それを利用すれば三峰神社直近まで行けたのですが、その部分が廃止になり、ここから登山(山歩き)が始まりました。
旧ロープウェイの下の道を登り詰めて三峰神社に(仮想)お参りして、山行の無事を祈願しました。
霧藻ヶ峰・雲取山・狼平・笠取山・雁坂峠・破風山・木賊山・甲武信岳・を過ぎて国師岳・北奥仙丈岳・大弛峠を経て、現在は朝日岳手前の朝日峠にまで来ています。

バーチャル足跡(80万図) ↓

赤線部分がウォーキングマシーンで(仮想)歩いた道のりです。



バーチャル足跡(20万図) ↓

三峰口駅から山に近づいて行くわけですが、我が家から三峰口駅まで、距離は460km程ありました。
これから先奥秩父の山並みを歩いて信濃川上駅まで85km程の道のりです。



本日到達した部分付近 ↓

赤い線が本日まで歩いた道で、青い線はこれから歩く予定の線です。

ここまでの旅はすべて仮想のことですから、金銭の支出を伴いません。
強いて挙げるならば、ウォーキングマシンを回す電気代くらいでしょうか。
また、仮想の旅ですので、食事やねぐらや、雨の心配もなくて、危険を伴うルートも出てこないことになります。 実際にはもっともっと複雑なのでしょうね。
信濃川上駅に着いたらこの旅は終了としますが、あと残すところは26kmとなっています。
(中間報告はここまで。)


ヤマモモ ↓

付近の公園でヤマモモの木があり、実がそろそろ色付き始めました。
お出掛けの足を延ばして、刈谷市のフローラルガーデン依佐美とミササガ公園を目指して歩き出します。



ホテイアオイ ↓

天気がまずまずでしたので、3時間ほど歩くことにしました。(この歩いた距離もバーチャル奥秩父主脈縦走に積算して反映させます。)
田んぼに水が張ってあり、ホテイアオイが浮いています。



クワイか? ↓

田んぼに条植えしてありますので、これは食用のクワイなのでしょうね。


依佐美送信所記念館 ↓

かつて、この付近に無線塔が8基建っていました。その高さは250メートルあり、旧日本軍が軍事利用していたのです。一説によると、太平洋戦争の端緒となった真珠湾攻撃の出撃暗号の「ニイタカヤマノボレ」はここから打電されたとも聞きますが、真偽のほどは詳らかではありません。
敗戦後は米海軍に接収され、運用されたそうですが、あのベトナム戦争中に作戦の変更などがあった時には、膨大なデータが届いていたそうです。
ベトナム戦争の終結後は、衛星通信手段などの発達によって、無線施設が不要となり、日本に返還され、250メートルの鉄塔も8基すべてが撤去されましたが、ここに見える鉄塔はその実物残がいで、十分の一の長さとなっています。



タイサンボク ↓

敷地内にてタイサンボクの花を見ます。 上向きに咲きますので下から見るのではもどかしいことです。


すぐ隣のフローラルガーデン依佐美という公園に入って行きます。
ブラックベリー ↓

公園内は芝生の広場や、子供用の遊具もあり、小さい子供連れの家族でそこそこの人出がありました。
一番初めに目に入ってきたのはこの木苺の花でした。



錦糸梅 ↓

この季節に生垣などでよく見る花ですね。


ビヨウヤナギ ↓

上の錦糸梅と似た雰囲気の花ですが、錦糸梅よりも見る機会は少ないです。



ビワ ↓

公園内で熟す寸前の枇杷がありました。誰も取らないし、野鳥もつつきに来ないのが不思議です。
それとも熟したら途端に餌食になってしまうのでしょうか。
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5/29日 三河安城駅前のヤマボウシを見てから、近くの公園三つを見て回ります。

2020-05-29 22:12:32 | 草花
名古屋のネットのお友達のところでヤマボウシの画が貼られていました。
これまでは毎日家の中で過ごしていましたので、外でどんな花が咲いているかということに疎くなっていて、花の適期をうっかりとして見逃していました。
ヤマボウシなら新幹線の三河安城駅の北側の道路に街路樹として植えられていることに気づきました。
早速、午後一番で自転車で出かけてきました。(邪魔ですが、マスクをかけて行きます。)
ヤマボウシは花の盛りをほんの少しだけ過ぎていて、道路には白い花びら(本当は花弁状の総苞片)が散っていましたが、未だ花の見所は残されているように感じました。
三河安城駅の北側の入り口付近 ↓

空は晴れて明るいけれど、人けが少ないのが寂しいことです。


モニュメントと連絡通路 ↓

北側の駅前広場にはブロンズの子供たちが遊んでいます。奥のカプセル状のものは新幹線と在来線の駅を結ぶ通路です。


ヤマボウシの並木 ↓

駅前の道路の両側にヤマボウシが植えられています。しかし、生育環境はかなり厳しいようで、植えられている木が歯抜けしています。


花ざかり ↓

一本のヤマボウシの木を全体的に眺めます。


近写 ↓

そして、花に近づいて眺めます。



ナツツバキ ↓

駅前の民間ビルディングの前にナツツバキが植えられていて、早くも花が来ていました。

しからば、別の場所で、ナツツバキの花の咲く公園がありますので、そちらへ行って確認します。

明専公園では:
未だ蕾 ↓

この明専公園に植えられているナツツバキは未だ蕾でした。



トウネズミモチ ↓

同じ明専公園内で派手に咲いていました。公園のグランド内では中学生くらいの子供たちが5~6人で球遊びをしています。活気が少しずつ戻ってくるようで、明るい気持ちになります。

明専公園を後にして次の公園に移ります。

養下(ようげ)公園のシナサワグルミ ↓

サワグルミという名前がついていますが日照りの陸地でも強壮な木です。
志那は逞しいですね。



クロガネモチ ↓

こちらはクロガネモチの花でした。



観音様 ↓

養下公園内を自転車でゆっくり進みます。地面に観音様の立像が直接置かれている様に見えました。観音様は木彫りで左を向いています。
種明かし:これはラクウショウ(落羽松)の気根です。高さが30㎝を超えているように見受けました。



緑陰 ↓

養下公園内は適当に広葉樹が植えられていて、明るい緑陰を作っています。
時折吹き渡る風が心地よいものでした。

家路につきながら次の公園を訪ねます。


緑公園の中で:
カリンの実 ↓

緑公園内に植えられているカリンの木は道路沿いに15本ほどありましょうか、かなり強く剪定されていますが、それでも健気に実をつけています。



アオギリ ↓

アオギリは「梧桐」とも書きましたね。正岡子規の門人で河東碧梧桐という方がおられました。
((1873年2月26日 - 1937年2月1日)63歳没)
●♪曳かれる牛が辻でずっと見回した秋空だ♪
●♪赤い椿白い椿と落ちにけり♪  などの句を作っていますが、リズム感的には心地よさとは離れていますね。 こういう流れは尾崎放哉や種田山頭火に繋がるのでしょうか。



マテバシイ ↓

花の右隣に可愛い実も見られます。これは去年からの実ですから今年の秋に一人前の団栗となるもののようです。



緑公園の外側で、カシワバアジサイ ↓

公園の外では道に面して、カシワバアジサイが咲いていました。

我家に戻ってきました。

グラジオラス ↓

昨日蕾で見たものは、予想通りに今朝綻びだしました。



ナンテン ↓

ナンテンは未だ蕾でした。細かいものは老眼できちんとは見えなくなりました。



柿 ↓

花が終わり、小さな実が残っています。今年は施肥を怠りましたので、実の付き方が悪いですね。



百合 ↓

これはタカサゴユリのほうでしょうか? 天頂に蕾を持ち始めた様に見えます。



月齢6.4 ↓

名古屋での正中時刻は17時31分でしたが、これは昼間に撮ったものです。
夜10時には西の空でほんの少しだけ黄色味を帯びて見えました。西空に薄く雲が出ていたようです。
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5/28日 自転車で一回り センダン(花には遅すぎた)、麦秋、シャシャンボ(未だ蕾)、タイサンボク そして月齢5.4の月

2020-05-28 21:24:56 | 草花
この時季はセンダンの花が見られるころであります。先日はカキツバタを見に行ったところで、林の中で窮屈そうに咲いているセンダンの花を見たばかりでしたが、広々とした場所で伸び伸びと咲く花を見たいと願っていました。
そんな中で、最近このブログに来てくれているお方からコメント欄に、この樹の所在地情報を寄せていただきましたので、天気の良い今のうちに急ぎ、見ておこうと思い立ち、自転車に乗って出かけてきました。
安城市北部の猿渡橋(さわたりはし) ↓

下を流れるのは沢渡(さわたり)川で、この橋から見える場所にセンダンの木があるとのことでした。


センダンの木 ↓

橋のモニュメントの上に見える木立がセンダンの木のようです。
(近づいたところ左側はエノキで、右側がセンダンでした。)


橋の上 ↓

こういうご時世ですので橋の上も交通量が少ないですね。


路面がボコボコ ↓

橋の端(歩道部分)は路面がボコボコです。一体何があったのでしょうか。

そんな詮索は止めておいてセンダンの木に近づきます。

全体像 ↓

近づくと、それほどの大木ではありませんが、大空に向かって伸び伸びと成長しています。


花には遅かった。 ↓

センダンの花の最盛期でしたら、木が全体的に花の薄紫色に包まれるはずですが、今回は来るのが遅くて、花はほとんど散ってしまっていました。


散った後 ↓

花びらは、地面で乾いて褐変していました。

折角来たのに、来るのが遅すぎました。この樹の花は桜と同じように散るのも早いようですね。


麦畑 ↓



麦畑は独特の稔りの色に包まれていました。

帰り道は急ぐことはありませんので、田畑などをのんびりと漕いで行きます。

梅の実 ↓

枝垂れた梅が植えられている場所では可愛い実が幾粒か見られました。入梅も近づいてきていますね。



神社の境内にて

”コバンソウ” ↓

コバンソウも幾種類かあるようですので、念のために””をつけて表記しておきます。



カラタネオガタマ ↓

日陰で花の遅い場所では、まだこの花が咲いていました。


クスノキの大木 ↓

流石に神社の境内です。クスノキの大きいのが一本すくすくと育っています。
見上げて高さを推測するのですが、ひいき目に見て25メートルくらいはあるかな?ということにしておきます。



シャシャンボ ↓

シャシャンボは未だ蕾でした。秋には甘酸っぱくて美味しい実がなるとのことですが、残念ながら「おいしい実」にはありついていません。(流石に野鳥の方が小生よりも早いのです。)

付近の公園に寄って行きます。

お目当てはタイザンボク ↓





ここでも花には遅かったのですが、未だ蕾のものもあるにはありました。


家に戻り、自転車を仕舞ってから、庭を見ると・・・・

グラジオラス ↓

グラジオラスは明日には花が開きそうな気配が見えて来ました。



月齢5.4の月 ↓

久しぶりに月を見ることのできる空になっています。
午後八時にこの月を見ました。月齢5.4ということです。
今度の上弦の月は月齢7.4で5月30日のことになります。
その日は名古屋では正中(真南に来る)時間は、午後6時23分ですから、日没前の明るい時間帯ですね。
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5/25日 刈谷市最北部、井ヶ谷町内にある小堤西池のカキツバタ群落

2020-05-26 09:25:32 | 草花
この日の夕刻に安倍首相が新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を解除しましたが、その直前に山の神様と、国の天然記念物になっている小堤西池のカキツバタ群落を見にいって来ました。
この小堤西池は面積約2万平方メートルあり、日本三大カキツバタ自生地の一つであります。
国の天然記念物に指定されたのは昭和13年8月のことですから、今から80年ほど前のことになります。
現在では池への水の供給源としての丘陵地約4万3千平方メートルも天然記念物として追加指定を受けています。
目的地に着いて見ると、花の時季にはだいぶ遅れていて、花数は終局間際であり、だいぶ少なくなっていました。
以下、歩いた順番に沿ってご案内します。
スイカズラ ↓

金銀花の特徴が良く出ています。黄色(金色)の花は古い花で、白色(銀色)の花は新しいものです。 花のもとを吸うと幽かに甘味が感じられました。



導入路 ↓

右側は丘陵地で、左手は下り勾配の斜面になっていてその裾は田んぼに繋がります。



キショウブ ↓

左手にいつものキショウブが出てきました。小堤西池はすぐそこにあります。



コナラの新しい実 ↓

コナラの花は終わっていて、小さい実が付いています。この実は来年秋のドングリになるものです。



小堤西池 ↓

目的地に着きましたが、池の面全体が花の色で埋め尽くされる景色ではありませんでした。
カキツバタの一つずつの株では花が三段に分かれて咲くそうですが、今回は最後の三段目の花の終局場面だったようです。
対岸に天幕の設置してある場所が小さく見えますが、あそこまで池の縁を歩いて行くことにします。



今回一番の花の集まり ↓

その対岸の天幕設営地に近づいています。ここからの眺めが一番花数が多かったと思います。


花を個別に眺めてみます。

色の薄いもの ↓


色の濃いもの ↓


赤味掛かったもの ↓


奇形的な4弁のもの ↓




サワフタギ ↓

水辺ということで、サワフタギの花も見ました。



センダン ↓

池から外れた農道脇で、センダンの花も見ました。



亜種チュウダイサギか?

白鷺の区別は難しいです。ちょっと見ではかなり大型のサギと見えました。
これは亜種チュウダイサギなんでしょうか?



ミシシッピアカミミガメ ↓


その子ガメ ↓

外来種であるミシシッピアカミミガメは在来のイシガメを駆逐してしまうので、駆除対象になっています。
ここでも駆除の努力をしているそうですが、どうしても絶やすことが出来ないでいるそうです。
子亀が居るくらいですから、間違いなく繁殖していますね。
コメント (8)
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コモン(ありふれた)トラバース2020 決してグレートではありませんが・・・・

2020-05-24 11:31:29 | 草花
ウォーキングマシーンの表示した距離を積算して、歩きを続けています。
三月の下旬に自宅を出発して、JR東海道本線沿いに東京駅までバーチャルで歩き、そこから上野駅経由で高崎線沿いに熊谷駅まで歩き続け、そこからは秩父鉄道に沿って歩き続けてきました。
これは仮想の世界ですので、現実は少しも変ってはいないのですが、何とか秩父鉄道の長瀞駅まで着きました。
終点の三峰口駅までは残り25km程となりました。
そこからは奥秩父の山に入って行く予定ですが、田中陽希さんの「グレートトラバース」の真似っこみたいになってきましたが、小生の場合はごくありふれたことですので、「コモントラバース」くらいの命名が良さそうです。
また、「グレート」と一番の違いは、実際に現地を歩いて居なくて、あくまでも疑似の体験になっていることです。
彼ほどの凄味のない小生ですので、精々疑似体験で満足しておくことにします。
長瀞駅付近 ↓

♪これよりは尚奥秩父鮎の川♪ 高浜虚子
虚子がここの長生館に泊まった時に詠んだ句だそうですが、景勝地長瀞には文人墨客がしばしば訪れたようです。


少し拡大 ↓

寄居の町や波久礼は幼いころの切ない思い出の残るところです。
樋口・野上には実際に終戦直後の5年間ほどは生活をしていました。
長瀞にはまだ山歩きの楽しさを覚えない頃に宝登山に行ったりしましたし、あの荒川沿いの名勝「岩畳」には何度も行ったものです。
荒川にかかる鉄橋上を秩父鉄道のSLが走る風景は今ではポピュラーなものとなっているようですが、小生がいた当時、実際にはSLは走っていませんでした。


セッコクが咲き出しました。 ↓



二つの株はいずれも鳳来寺山に行ったときに樹下に落ちていたものを拾ってきたものです。
上は傘杉の下、下は東照宮の境内で得たものです。



ヒマワリ ↓

今年もヒマワリをたくさん咲かせるつもりです。



ドクダミ ↓

毎年草抜きに苦労させられるものですが、咲き出しの花は清楚で、目を引き留められます。



オニユリ ↓

そろそろ蕾の準備が始まる頃のようです。



アサガオ ↓

毎年花が小さくなってきていましたが、今年は少しマシな花となるように頑張りましょう。

コメント (10)
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