ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

報恩講

2024-12-16 15:18:23 | 草花

お寺に植栽の樹木のことで、教えて頂きたいことが出来たので、その樹の植わっている近くのお寺さんに行ってみることにしました。

「弘願坊」という名のお寺さんですが、この読み方はちょっと判じ物めいています。 ↓

「ぐがんぼう」と発します。 浄土真宗大谷派ですが、西三河地方は浄土真宗が圧倒的に多いようです。

 

山門周り ↓

小生は行って・拝んで・眺めるだけで帰って来ていますが、手入れの行き届いた良いお寺さんです。

 

報恩講 ↓

報恩講は、浄土真宗に特有の行事で,親鸞聖人の忌日((旧暦11月28日、新暦1月16日))法要であり

、浄土真宗の最も大切な、年中最大行事ということです。
「報恩講」と書くように、親鸞聖人の教えに感謝し、その恩・徳に報いる集まりだそうです。

 

お堂も盛装 ↓

お寺さんも綺麗に飾られます。中では講話などが催されるようですが、門外漢ですので不明。

 

さて、ここを訪れた目的はこの木の名前を聞くことでした。

 

香椿擬 ↓

ウルシ科のものだそうで「チャンチンモドキ」と言う名前だそうです。

実の種は硬くて、これをお数珠に使うところもあるようで、そんな関係でお寺さんの庭に植えてあるのでしょうね。

 

名句 ↓

♪年きけば 一つと立てし 指涼し♪ 

このお寺の以前のご住職が残した句ですが、一歳のお孫さんを詠んだ句のようです。

 

今度は短歌 ↓

(右から)

孫ら皆すこやかにして 樫わかば かがよふ朝の庭を掃くなり

あたらしき恋にもゆごと葉鶏頭 いろあざやかに陽にかがやけり

いちはやくお客の菓子をつまみとる 他愛なき孫を抱きたしなむ

朴の葉の落ちかたまりて音すなり さむき日なりき 酒ばかり飲む

残月を仰ぐ朝ぞら雲もなく 切干のよく乾く颪あり・・・・・・・・・手慣れたものですね。

 

境内で今度は反戦の意思表示 ↓

 

そして山門の入り口で、辛くても真実 ↓

ネットで検索したところ高さんは在日朝鮮人2世でした。

 

お寺の脇にお地蔵様 ↓

この地蔵尊は、以前、別の場所にありましたが、お寺さんのお隣に来て、ここが安住の地となりました。

右:弘法道   左:のだ道 とあり、これは以前の場所でも役立った情報提供でした。

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