建築家・安藤忠雄さん設計の建物が好きで、よく作品(建築物)を見に行きます。
安藤建築の中では、司馬遼太郎記念館、光の教会(茨木・春日丘教会)、そしてここ、大山崎山荘美術館のような
小規模で低予算の建築に、建築家として挑戦し、悩み、格闘する、安藤建築らしさが出てると思います。
本館は元々あった別荘をリニューアルして美術館にしたもの、新館は新たに設計されたものですが、古いものと
新しいもの、周囲の自然環境とうまく溶け合って、落ち着いた空間です。
モネの「睡蓮」などを展示している新館は、地面の中、つまり小さな地中美術館です。
左: 別荘をリニューアルした本館 中: 丸く見えるのが新館の天井部分と、美術館内部 (小さくて宝石箱のような美術館、と言われてます)
右:本館2Fのテラスでは自然の風に吹かれて、冷たいビールをいただけます。(チーズのおつまみも、ついてます)
ここは季節が変わったら、もう一度行ってみて下さい。秋には秋の、春には春の風景の変化を、楽しむことができます。
私のお気に入りの美術館ですが、最近は若い人向けの雑誌に、おしゃれなデートスポットとしても、紹介されているようです。(JR山崎駅 下車)