「呉市海事歴史科学館」、と言っても何の事か解りませんが、通称「大和ミュージアム」へ行きました。 (広島県呉市)
昭和の近現代史の参考になれば、と思いました。
展示品のメインは10分の1のスケールの戦艦大和です。
実物の戦艦大和は全長263メートル、全幅38.9メートル乗員数3,300人の当時、世界最大級の戦艦でした。
ですから、模型と言っても26メールあります。
大和には3,300人分の朝食、昼食、夕食、夜食を補給するための大型電気冷蔵庫、エアコン、エレベーターがあり、
居住性もすぐれた、技術力の粋を集めた戦艦と言えるでしょう。
左下の人物と比べると、大きさが解ります。 最新鋭のレーダーを装備した艦橋です。
大和ミュージアムには原寸大の人間魚雷回天、零式艦上戦闘機・ゼロ戦も展示されています。
多く人の生命と共に海に消えたこれらの技術力が、今日、新幹線や土木建築などさまざまな分野で生かされている事を聞き、
少しだけ救われたような気がします。