ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

山陰の旅==境港・水木しげるロード編

2015-12-05 22:05:05 | 旅日記


山陰の旅レポートの続編。

鳥取砂丘を後にして、またもや海岸沿いに国道9号線?鳥取バイパス?をひた走る。

途中、神話「因幡のシロうさぎ」の舞台となった白兎を過ぎ、
はわい温泉のある羽合町の道の駅で昼食。

その後、「名探偵コナン」の作者、青山剛昌氏の故郷、北栄町を通り過ぎる。
興味ないから通りすぎちゃったけど、
この町には青山氏の「ふるさと館」や「コナン通り」「コナン大橋」といったゆかりの名所があるらしい。
そして極めつけが鳥取空港の別名?愛称?が「コナン空港」だって(笑)


さらに車を走らせ、ようやく米子市に到着。

ここから国道431号線に進路を変え、境港市に入る。

境港に入ると、オットには懐かしい風景が広がり、
この道はどうの、あの会社はどうの、わっ!このリゾートホテルはつぶれたんかい!と、
しばし会話が弾む。



午後2時過ぎ==水木しげるロードに到着





説明するまでもないと思うけど、境港市は「げげげの鬼太郎」の
作者で知られる漫画家・水木しげる先生の出身地。


JR境港駅から延びる通りには、
作中に出てくる妖怪のブロンズ像が153体も並んでいるそうな。



まずは、主なブロンズ像のご紹介。


水木先生と奥様


鬼太郎と水木先生



水木先生と妖怪たち



鬼太郎



目玉の親父



子泣き爺



砂かけ婆



鬼太郎2



草履妖怪



鬼太郎の下駄



死神



カッパの三平



悪魔くん



口裂けとねこばす



どれもこれも、漫画のキャラクターとは思えないくらい、
リアルに作られたブロンズ妖怪たち。

興奮気味の私は、雨の中だというのに、妖怪を1体づつ撮影していった。
でも多すぎてキリがなく、カメラのバッテリーも少なくなったので、
全部を撮るのはあきらめることに。



駅から商店街に続く通りの店は、ほとんどの店が妖怪作品でディスプレイされていて、
歩いて見ているだけでも楽しくて仕方なかった。



JR境港駅



J駅の壁画



目玉親父の電車



ポケットパークの池



公衆トイレ



目玉の電燈






街灯も目玉



マンホールの蓋までも…











各お店のショーウィンドウも楽しい~!













各店舗がオリジナル豊かで、手作り感満載!
怪しいディスプレイを競ってる!って感じ。
これらは売り物ではないようす。飾ってるだけ。



商店街のアーケード

この奥に「水木しげる記念館」がある。

時間がなく入館しなかったけれど、記念館の前の広場には、
ねずみ男、砂かけ婆、猫むすめの着ぐるみさんたちがお出迎え。



猫むすめとねこばす

私は猫むすめと記念撮影。
このあと、握手やハグまでしてくれた。

着ぐるみの皆さんはサービス精神が旺盛で、積極的に観光客に近寄って、
記念撮影やパフォーマンスをしていた。



妖怪神社


他にも、「ゲゲゲの妖怪楽園」や「鬼太郎妖怪倉庫」「ぬりかべの森」など、
楽しめるスポットがたくさんある。

鬼太郎や妖怪グッズのお土産屋もたくさんあったけど、時間がなくて…

到着から約1時間30分ほどで退散することに。
私的には、まったくの不完全燃焼。
妖怪たちに後ろ髪をむんずとつかまれていたのだった。



「また来るんじゃぞー」

絶対来るよ、目玉の父さん。



奇しくも、この旅から家に戻った翌朝の11月30日に、水木先生が亡くなった。

享年93歳。
眠るように静かに逝かれたそうな。

心からご冥福をお祈りします。



次回は、松江城編です。


コメント (8)
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山陰の旅==鳥取砂丘編

2015-12-03 23:11:55 | 旅日記

先週末、オットとマイカーで山陰方面を旅行をしてきた。

北陸(石川県)から山陰(鳥取県・島根県)までは、
同じ日本海側に位置するけど、車で行くと約8時間はかかる。
これは距離てきな理由もあるが、
高速道路の整備が遅れているという道路事情も大きく影響している。


もちろん、車の運転はオットが担当。(ちなみにオットは、超がつくほど方向音痴)

オットは十数年前、仕事で山陰エリアを担当していて、道には詳しいはず…
だったのだけど、さすがに歳月は流れており… 
少しずつだが、自動車専用道路や有料の高速道路(どちらも1車線だけど)が、出来つつあった。

マイカーのカーナビは古くて、新しい道は認識されない。
「この道、違~う!!」と、パニクるオットをなだめながら、
私は助手席で情報誌の地図を見ながらナビゲーター。

なんだか、珍道中になりそうな予感のする旅のスタート!




11月28日土曜日

出発は明け方…というか、まだ夜中のような午前4時。
自宅から一番近くのインターから北陸自動車道に乗った。

出雲の國、山陰の旅の始まりだ。
ひたすら西に向かって、レッツらGO!


北陸自動車道

まだ真っ暗。
空には明るく大きな月が見えていた。



午前7時=京都府舞鶴市近辺。


夜明け

ようやく、朝日が昇り始めた。
お天気、良くなるかも。

北陸自動車道から舞鶴若狭道に乗り換え、京都の綾部インターで降り、
兵庫県は丹波地方(超~山奥)を経て、国道9号線を目的地に向かってひたすら走る。


山越えで通過した、京都や兵庫はお天気が良かったのに、
鳥取に入ったとたん、空が暗くなり雨もぱらつく。



午前10時過ぎ=1番目の目的地「鳥取砂丘」に到着。


鳥取砂丘は鳥取県鳥取市に位置し、
観光砂丘の中では日本最大級の規模だとか。
なんでも10万年以上もの歴史があるそうな。


まずは、小高い場所に建てられた砂丘センターに車を駐車。


砂丘センター



とりあえず、砂丘センターの展望台から砂丘全体を眺めてみる。


展望台から見る砂丘


北陸よりは南とはいえ、やっぱり冬の日本海。
どんより鉛色の空に、大荒れの海。

この景色、心が暗~くなるんだよね~。



リフト

センター前のリフトに乗って、いっきに砂丘へ。

回りには、私に似た顔の外国人観光客がた~くさん。
それも団体さん。

ニィハオ、ニィハオ! シェイシェイ、シェイシェイ!

なんでアジア系の外国人観光客って、みんな声がでかいのか…




リフトを降りると、いきなりラクダさんがお出迎え!



興味はあるけど、まずは砂丘へ。




「来たど~~!」


背後の砂の中に黒く見える点々は人。




馬の背

壁のようにそびえるのは「馬の背」と名のつく砂山。
高低差が45mもあるそうな。

入り口から徒歩で15分位、歩く…てか、登る。

歩きづらい砂地、息を切らしながら登りきった先には…



大荒れの日本海

絶景ー!なんだけど、風が強くて立ってるのがやっと。


風紋

風で作られる美しい砂の風紋が有名だけど、
風が強すぎて、形にならないみたい。




あまりにも風が強く、寒いので、とっとと退散することに。

上ってきた砂の坂を振り返る。
砂丘センターまで、遠いなぁ~。



ようやくリフト乗り場まで戻ると、数頭のラクダたちが退屈そうに待っていた。



ラクダと記念撮影

「ラクダに乗ってみたいです!」

呆れ顔のオットをなんとか説得する。

だけど、悪天候なので歩行はせず記念撮影のみなのだとか。
撮影料は、ラクダの背に乗った人500円。横に立ってる人100円。
スタッフが撮影してくれるけどカメラは自前。
無断でラクダの撮影はお断り。

3カットほど撮影された後、なにやら引き換え券を渡された。
それを、道沿いにある指定されたお土産屋に持っていくと、
別のスタッフに知らぬ間に写された写真をプリントしたものを無料でくれるという。

せっかくなので、持って行ってみた。

タダの写真は切手大のサイズ。(小っさすぎて見えない)
他に、キャビネ版の大きさにプリントされたのが用意され、1000円だという。

かなり強引なセールスをかけられたが、
丁寧にご辞退申し上げて、その場を離れた。

帰りも駐車場へ向かうリフトに乗っていると、
坂の途中で、カメラマンらしきスタッフに写真を撮られそうになった。
オットと私は即座に手でバツを作り、撮影拒否。
なんだか、芸能人になった気分(笑)

リフトを降りると、またもや勝手にプリントされた写真が売られている。

なんて商魂たくましいことか…
やっぱり観光地なんだなぁ~と、あらためて実感した。


他に、砂の美術館もあったりして見たかったけど、次の目的地に向かった。


海沿いの9号線を走ること約1時間。
そろそろお腹が空いてきたので、道の駅でお昼を食べることに。


午後12時30分=羽合町


道の駅 はわい

某携帯電話会社のCMでちょっと有名になった山陰のハワイ(笑)



店の看板も店内の飾りも、笑っちゃうくらいハワイアン。


でも昼食は、めっちゃ和風のやまかけそば!


やまかけそば

値段は安いのに、すごく美味しいお蕎麦だった。
蕎麦好きのオットも大満足。

この道の駅には、観光客用のお土産よりも、産直の野菜や鮮魚が豊富で、
買いたくなる品物がた~くさん。
花の苗もたくさんあった。

帰りにも立ち寄るつもりで、とりあえず砂丘名物らっきょう漬けを購入。


そして、再び国道9号線に戻り、次の目的地に向け出発。

次は境港市の「水木しげるロード」に、レッツらGO!

コメント (8)
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