かりな、鹿の骨をしゃぶり野生と化す。

姉が、ネットで見つけたと言う鹿の骨を「ジビエじゃ」と、かりなに与えた。

かりなは、すぐにそれを気に入った。

最初、チーズを鹿の骨に塗ったくり与えたのだが、いつまでもガリガリかじり付いている。

ヨダレだらけになって汚いので、鹿の骨を取り上げようとすると「ヴ〜っ」と唸り、離さない。

野生ぜよ…

何故か土佐弁で一言。

飽きたのかなぁと思うと、何故か私の側に咥えて持ってきてガーリガリ、寝たかと思うといつの間にか起きてガーリガリ、ケージの中でもガーリガリ、ごはんの後にもガーリガリ、一服してはガーリガリ。ソレ！ガーリガリったらガーリガリ…

案外大きい骨なので、少し気持ち悪い。

母が「鹿のお化けが出そうだね」と不気味な事を言う。

　

かりなの顔が鹿に見えてきたぜよ。

ケダモノ