狂犬病予防注射の季節となりました。


「あたい、行かないワン」
抗うかりなを引っ張り…
と、覚悟していたら、家の前でお散歩中の白いラブラドールを見つけたかりなさん。何故か大っ嫌いな白い犬(テメーも白いくせに)を、例のごとく
「フンガフンガ」
と、唸りながら追いかけて行き、途中まで我儘を言わず、重戦車の様に歩く。
ラブがいなくなると、自分の立場に気付いて、イヤイヤと抵抗し始める(バカ)
予約の時間がないので結局は抱えて連れて行く事に。
でもラブさんのおかげで、今回は少しの労働で助かった。いつもの事ながら、かりなの我儘には辟易している。
しかもっ!
かりなは、ワクチンを打った2ヶ月前より500グラム以上太っていた(診察台から逃げようと暴れるので体重がはっきり量れなかったのだけど)
少しは飼い主の衰えている体力を考えて欲しい。
「筋肉モリモリだね」
と、かりなの太もも?を触りながら獣医さん(実に美味しそうだ)
10歳と5ヶ月、まだまだ我儘が続くであろうかりな。老化が止まらない飼い主との闘いは続くのである。
↓注射を終え病院の前で大人しく?姉を待つかりな

★おまけの話★
桜咲く春…そう、そんな季節。
かりなのお散歩中、からすのまぐわい(交尾)を目撃。
それも、民家の玄関先で。
「ギャーギャー」
と、言う鳴き声に、かりなが足を止め、曲がる道の反対側を見つめる。
庭の2羽のにわと…いや、カラスが恥ずかしげも無く(当たり前か)戯れるのをかりなと出歯亀する

5分位、経っただろうか?小さい方のカラス(メス?)が飛んで行く。それを追いかけるように、クチバシに(メスの?)羽毛を咥えた大きい方のカラスが飛ぶ。そして、高い電柱のてっぺんに止まり、咥えた羽毛を放つ。
その羽毛は上昇気流に乗り、真っ青な空に吸い込まれていった。
