かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

何見てんのよ!

2023-12-11 05:41:00 | かり街ック
夜のお散歩。
殆どの家の灯りが消えていて、暗闇が広がり星が綺麗だ。
たまに人とすれ違う時少し緊張するが、夜のお散歩はドキドキで楽しい。

かりなは、途中で立ち止まりじっと何かを見つめることがある。
飼い主がその方向を見てもわからない何かを見つめる。
「行こうよ」
 と、引っ張っても動かない。
何を見ているのだろう?
人間には見えないモノなのか?
その場を動けないほどの何かが見えているのか?
そんな時、少し怖い。

飼い主が見えている物と見えないモノ。
さあ、どっちが怖い?

そんな時、誰もいないのを良いことに歌を歌う。
「♪ 三毛こみさんからお手紙着いた。白かりさんたら読めずに食べた 仕方がないけどお手紙書けない 字が書けない♪ っと」
字足らずの歌。
この替え歌がお気に入りで、最近よく歌う。
そしてその日、良い気持ちで歌っていたら
後ろからクスッと笑い声が…
いつの間に後ろを歩いていたのか?黒っぽいコートを着た男の人が、追い越して行った。
かりな、気付けよ!
やはり、人間の方が怖い。

でもでも…もしかしたら、その人はもののけだったのかも知れない





★おまけの話★

ここ数日、飼い主母の調子が悪い。
朝は特に辛いみたいなので、起こさないで寝かせている。
この日も、起こさないで朝のお散歩に出かけた。
帰って、飼い主母の部屋のベッドを覗いたら、まだ起きてないようだった。

かりなの足を拭いたら、起こそうと思い、飼い主の部屋に入ろうと…
ギョッ!!
飼い主の部屋で新聞を読んでいる飼い主母がいる。
驚いてかりなを放り投げるところだった。

「まだ寝てるのかと思ったのに、こっちで新聞を読んでたので驚いたよ」
 飼い主は飼い主母に訴えた。
すると飼い主母…
「どっちが本物かわからないよ」
 と、不気味に笑う。

飼い主母の部屋に戻り、お布団を叩いて確かめたら人型はポンと潰れた。
少し安心した。
飼い主母はまた寝ようとベッドをそのままに起きて来た様だ。
しかし、うまい具合にお布団が人型になる様に起きたもんだ。
変な事に感心する飼い主なのでしたぁ。








コメント
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