怖っ！『豪華二本立て』

久しぶりに怖いと思う心霊体験の再現ドラマを見た。

夜中に見たからだろうか？余計に怖い。

ついついてっぺん（夜中の１２時）過ぎまで見てしまい、かりなのお散歩に行きそびれてしまった。

怖いので飼い主姉に着いて来て貰う。

秋の夜は暑くもなく寒くもなく、とても爽快だ。星は余り見えなかったけど…

いつものルートをしばらく歩く。

お散歩コースに上を通る道と下を通る道があるんだけど、飼い主達は上の道を歩いていた。

すると、上の道と下の道が交わる手前の下の道に乳母車を押すお婆さんらしい後ろ姿が見えた。

多分、飼い主姉も気付いていると思うけど、お互い話を止めなかった（何故なら怖いからだよ）

上の道を歩く飼い主達は、このまま歩いて行くと鉢合わせるので躊躇していたら、我がかりなさんはいつものルートをどんどん進んで行く（怖くないの？）

すると、お婆さんらしき人がクルリとUターンしてこっちの上の道に…

ギョッ！！

ひとりでお散歩してたらチビってるぞ！

ドキドキドキドキ…自分の鼓動が聞こえる

すれ違い様に見ると、若い女性で乳母車では無く、ドーム型の小さな入れ物のついた押し車だった。

その女性は携帯を見ながら前屈みに押し車を押していたので、後ろから見たら背中を丸めたお婆さんに見えたのだ。

まさに「幽霊の正体見たり枯れ尾花」だ。

心霊番組なんかを見るからビビりまくるのだ。

帰り際、再び出会った時に（同じ所にいた）よく見ると押し車の中にいたのは可愛い猫ちゃんだった。

何故夜中に猫を連れた若い女性が歩いているのかは謎なのだが、踏み切って聞く事は出来なかった。

しかし、飼い主姉に着いて来て貰って良かったぁぁぁ

怖さ知らずのかりなさん

★おまけの怖い話★

うたた寝をしてしまい、慌ててシャワーを浴びようとお風呂へ。入る前に時計を見ると後１５分位で４時だ。

ふと、四時婆の事が頭に浮かぶがそれどころではない。

慌ててシャワーを浴びる。

暫くすると「パーン」と、何もしていないのにプラスティックで出来た小さなブタさんが勢い良くこちらに飛んできた。

安定した所へ置いていたのになんでだろ？と思いながら元あった場所へ。

お風呂から出て時計を見ると、４時５分。

逆算するとさっきブタが飛んできたのが多分丁度４時…

キャーッ！！

何だかゾクっとした飼い主なのでしたぁ。

飼い主姉曰く

「あれってトイレの怪談じゃなかったけ？」

チャンチャン