朝、友達からのライン。
少し気になってた事があったので、猫たちのケージの掃除の手を止め長文のラインを読む。
犬にジャーキーをあげたら、喉に詰まらせて死んでしまった。普段は細かく切ってあげるのにその日に限って、そのまま与えてしまった。自分が殺した様なものだ。
と、言う内容のラインだった。
後悔だらけの自分を責める文字が続く。
私(飼い主)はかりなを思い出し、嗚咽した。
かりなの死は、私のせいだからだ。
かりなの異変を感じながら、何で直ぐに病院に連れて行かなかったか?
水を欲しがっていたのに、大量に欲しがるので与えなかった。好きなだけ与えれば良かった。喉が渇いただろうに。苦しかっただろうに…
ずっとそればかりを思っていた。
友達の嘆きが痛い程刺さった。
どう返信していいかわからない。
声をあげて泣いていたら、猫たちが心配しているかの様に私の顔を覗き見ていた。
「大丈夫、大丈夫」
猫たちに言う。
動物は何故か人の感情がわかるみたいだ。
少し落ち着いたので、返信をした。
当たり障りのない様に心がけたのだが、友達には障ったみたいだった。
この場合、何を言っても無理、放っておくべきかなと(ごめんね)
まだまだ、かりなロスが続く飼い主。
友達の試練は始まったばかりだ。
こっちを向いてよ、かりぃ〜
⭐︎おまけの話⭐︎
飼い主の名前の話。
名前の提出日ギリギリの日、祖母が決めた名前を持って市役所へ出掛けようと、玄関で靴をはこうとしたその時…
「誰がその名前にするって言ったか?」
と、父の声。
それまで、祖母がこの名前にするけど良いねと、父と飼い主母に了解を得ていたと思っていたので、祖母は大層驚いたそうだ。
お陰で、今の名前になって結果オーライ、父、ありがとうなのだ。
だって祖母の考えた名前にしたら苗字も名前もまん丸(体型と同じでシャレにならない)になっていたから。
それから、その名前についての憶測が始まる。ホステスの名前だとかキレイなテレビ番組のアシスタントの名前だとか…どうでもいいけどさ。
家の事に関心がないと思われていた父の数少ない反抗だった…のかな?
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