かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

特別編・コロナ顛末記

2023-10-03 04:24:00 | 番外編
先々週の金曜の夜、残業していた飼い主姉から帰るコール。
「もしもし、コロナに感染したかも知れんけん」
 〜何を言うとるのか?〜
この時飼い主は、これから始まる大レース…いや大騒動を想像すらしなかった。

家に帰るや否や
「濃厚接触者が出勤して来て、散々咳をして次の日から欠席した」
 と、この様な事を宣いながら、喉が痛いと部屋へ入って行った(※その人のせいとは断言出来ません)

家には年寄りがいるので、消毒やマスクで細心の注意をしていた(年寄り自身はいい加減だったけど、出来る限りの事はさせていた)
まさか飼い主姉の会社にウイルスの塊の様な悪魔が来たりて笛を吹くとは、金田一耕助でも予想出来なかっただろう(飼い主はまだ熱があるので途中で妄想が入ります)※会社の感染対策はきちんと行なっています。

飼い主姉は、土曜、日曜と発熱。
月曜日に病院(の駐車場)に車で連れて行き検査、陽性反応が出る。
検査待ちお薬待ちで3時間もそこにいる羽目に。その間、かりなが暴れたと飼い主母から電話があり、薬待ちの飼い主姉を車に残し徒歩で家に戻り、かりなをケージに放り込む。そして徒歩でまた病院に戻って姉を連れ帰る。
兎に角、ひたすら待たされる暑い1日であった。

次の日の朝、向かいの部屋の飼い主母からの携帯が鳴る。
飼い主母の部屋へ行くと動けないとの事。
〜今度はばーさんがコロナを発生しやがったか!〜(こらっ!本音が出てるぞ)
発生から3日経って少しは楽になったらしい飼い主姉を起こす(悪魔の所業)
2人して飼い主母の部屋へ行くと、飼い主母がベッドから落ちていた。
「なん落ちとーとね?」(悪魔の姉妹)
 聞けばベッドに座ろうとして果てたとの事。2人してベッドへ座らせようとするが
飼い主母の足が萎えて中々座らせられない。
コロナの後遺症の関節痛の飼い主姉と、2、3日前から腰痛の飼い主とで、痛い痛いと3人で叫びながらやっとの思いで座らせる(阿鼻叫喚)
飼い主姉は、飼い主母をどうしたら良いか、かかりつけの病院へ相談。
まずは、コロナの検査をしに来てくれとの事。再び2人して飼い主母の部屋へ…
またベッドから落ちた母がいた。
「また、なん落ちとーとね」(大悪魔降臨)
 聞けばおしっこに行こうとしたらしい。
それからトイレへ連れて行き、部屋に帰すまでの地獄の試練の模様は、余りにも強烈なので控えます。
飼い主姉妹は、息も絶え絶え、体はガクガク…これでは病院まで連れて行くどころか車まで…いや、玄関までも無理だと確信する。
救急車を呼んで良いのかを、相談ダイヤルで確認し、呼ぶ事に。
救急車が到着し、3人の隊員さんがベッドから落ちたまま放置していた飼い主母を回収。コロナじゃない方が付き添ってくれとの指令に従い、飼い主(頼りない方)が付き添う事になる。
救急車の中で隊員さんに、飼い主母の病歴等を聞かれる。色んな病院に連れて行くのに病歴は必須だから、携帯にメモをしているので見せる。コロナのワクチン接種歴もメモっている。楽勝だ。
2件の病院に断られるが、3件目に無事了解を得られる。今、コロナは密かに流行っているらしい。
救急車の運転席のフロントから外を見ると、通行中の車が救急車を見事に避けてくれている。♫海が割れるのよ〜道が出来るのよぉ〜♫である。心の中で感謝。
酔いそうになる寸前で病院に到着。
ストレッチャーの後をついて行くと
「ご家族の方はこちらへ」
 と、別室へ。
1人きり8畳くらいの部屋へ、もはや軟禁状態に。
途中、書類を書かされたり、入院の説明があったりしたが2時間弱待たされる。
帰り際にコロナ濃厚接触者だからか、用事があっても病院には入れず、駐車場で電話して看護師を呼び出す様、言われる。
5類コロナ、まだ病院では厳しい。
飼い主母には暫く逢えないみたいだ。

タクシーで帰る様にと飼い主姉。その際には『コロナの濃厚接触者』と告げろとお達しが…そのせいで、2件のタクシー会社から断られる。5類コロナ
飼い主の最初の思い通りに、バスと電車を乗り継ぎ帰る。途中で夜ごはんの惣菜を買う。もうヘトヘトだ。帰宅した時刻は18時を過ぎていた。
やれやれとベッドに座り、テレビを見ると直ぐに病院から電話が。入れ歯がないと食事が出来ないので持って来てくれだって。
20時ごろ車で、入れ歯と携帯を届ける。
もちろん駐車場で看護師さん呼び出し。

そして次の日に、飼い主39度超えの大熱が出る。

今は復活してるけど、節々が痛く、年寄りの様に歩いている。どんな後遺症が待っているのか?待っていないのか?

コロナが治りきってないのに、かりなのお散歩と、色々世話をしてくれた飼い主姉、心配して遠くから南海トラフ地震が起きても大丈夫なくらいの支援物資を持って来てくれた、ウサギさんファミリー。感謝でいっぱいです。
ありがとう

丁度1週間で、飼い主母も無事に退院と相成りました。

※5類になったとは言え、登場機関や個人等、感染対策はしっかり行っております。

悪魔の犬






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