アスタリスクからこんにちは

かりなは、うちをする場所にこだわりがあるようだ。
もちろん、どういうこだわりかは、かりなじゃないと解らない。
前に書いた様に、草むらでしかしないのだけど、あっち行きこっち行き、匂いを嗅ぎながらウロウロし始める。
アスタリスク(肛門様)から、うちが「こんにちは」してるのに、なかなか場所が決まらない。
そんなこんなで、私もエチケット袋を持って一緒にウロウロする。まるで怪しい人だ。
少し前から、手に袋をかぶせ、直接うちを受けて取るようにした。草むらにしてしまうと、取りにくいし、ウロウロするので、するであろう所に紙を置くなど出来ないからだ。だから、目の前で排泄シーンを見る事になる。
時々、気がつくと歌を歌っている自分に気づく…
♫かりなのうちは臭い臭い♫
やっぱり怪しい人だ。

母は強し

朝のお散歩中にまたあの母猫に遭遇。
坂の上からかりな目掛けてダッシュして来た。
かりなは猫に気づくと逃げる逃げる。あの猫パンチがよっぽど効いたのか？
負け犬である。
振り向くと、勝ち誇った様に坂の上に戻って行く後ろ姿…
貫禄である。
なんか、負け人になった気がして、負け犬を引っ張って後を追った。
猫さんは、クルッと振り向いて、少し威嚇したけどそのままとどまる。
勝ち猫である。


「また来るならやってやるぞ」と言ってそうな猫様。

かりな、猫パンチされる！

あの親猫にとうとう猫パンチをくらった。
仔猫と言っても、すでに親猫と変わらないくらいの大きさになっているのだけど、優しい隣人が親猫と共に３匹を保護して避妊（仔猫はどちらかわからないので去勢かも）して放し飼い？しているらしい。
お散歩中に、仔猫達を見つけたかりなは走り寄った。かりなは猫の中で育ったので、襲ったりする気はないと思うが、仔猫にとっては恐怖しかない。
仔猫達はシャーシャー言いながら、慌てて塀の中に逃げ込んだ。リードを持つ私を引っ張って、かりなは執拗に塀の前まで追いかける。その瞬間、親猫が飛び出して来て、かりなに強烈な猫パンチを浴びせた。


ビックリしたかりなは「キャン！」とひと鳴き。
言わんこっちゃない。
慌てて家に帰ると、かりなのほっぺに少し血が垂れていた。
お仕置きは消毒だよ。かりな。