ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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モーターでBSアンテナを回す その2試作

2018-04-16 |  アンテナとテレビ

ジル520にはBSアンテナを2種類載せている。

一つは自動追尾の西日本版と言うもも。これはこのままでは、青森以南でしか使えない。

北海道で使う場合は、仰角の調整が必要だ。

しかし、仰角を調整しても稚内や根室では受診が難しいし、雨が降ったりするとたちどころに写らなくなる。

そこで、北海道用にと考えたのがこれ。 詳細はこちら

ほとんど廃物利用して作った手動BSアンテナ。

これはこれで中々使い易いが、ジルの後ろは垂直でなくて少し前に傾斜しているので、梯子を少し開いて固定した。

恰好的に今一で、いかにも素人らしいのが気になっていた。

そこで今回、少し改良。

BSアンテナをモーターで回す。予備テストの様子はこちら

このモーターは昔に誰かからもらったもの。多分15~20年くらい前だと思う。

貰った相手も忘れたし、試験的に動かしたらコントローラーの内部の樹脂歯車が経年劣化でボロボロになっていた。

ジルに穴あけ作業等が伴う為、今回は試作して最終結論を出す。

既設の自動追尾のBSアンテナの場所に設置しようかと考えたが、場所的には、MAXファンの両側しか空いてない。

その場所は傾斜しているので、自動追尾のアンテナを置くには下地となる台が必要になる。

4tのアルミ板を水平に置いたが、水平にするための足が見えて今一見栄えが悪い。

そこで、やはりラダーのトップに設置しようと結論づけた。

ここもやはり、傾斜があるので2tのアルミ板で試作して様子を見る。

モーター取付けの穴を開けるためにモーター裏を紙で型取り。

型取りしたものをベースにアルミ板に穴あけした。

下側の穴はラダーに持たせるUボルトの穴。廃物利用したたので余計な穴が開いている。

 

ジルの壁には角度を付けたプレートをテープで止めた。その上に穴あけしたベース板を取付け。

仮配線をして動作確認を行う。

マストのパイプも適当にあるものを利用したが、高さ的にもそこそこいい感じ。

BS自動アンテナは8年経過して、トップの塗装が剥げかけている。

仰角は九州に合わせている。

仰角の調整は、アンテナの根元の樹脂にマジックで印を付けているのでそれに合わせる。

北海道では、見えている線に基台を合わせればOK。

アンテナを回してみて不都合が無いかチェック。

 

同軸ケーブルが5C-2Vではちと太すぎるかな?   可動部分は3C-2Vの方が良さそう。

高さ制限に掛かるところや、樹木に掛かりそうなところでは、アンテナが簡単に抜けるようにしたほうが良さそうだ。

意外に恰好いいかも。

同軸ケーブルとローターの配線は屋根上側から持ってこよう。

手元のコントローラー。電源はAC100Vだ。

コントローラーにはDXアンテナの文字。という事は、これはテレビアンテナのローテーターだろう。

今現在も売られているかは不明。当時は15,000円くらいだったと思う。

これに似たものは、アマチュア無線用に色々なローテーターが販売されているが、大きいものが多い。

正規の動作としては、向けたい方向にダイヤルを回せば、勝手にその方向まで動いて止まると言うもの。

ギヤが故障しているので、ダイヤルを少し右か左に回してやれば、その方向に回転する。

テレビをBSチャンネルに合わせて、アンテナを回転すると信号が入ったところで画面が何んらか変化するので、そこでストップして少しだけ戻すときれいに映る。

詳細に合わせる場合は、テレビ画面にアンテナゲインを表示させて最高になるところを探せばいい。

それでも数秒以内に調整は終わる。

調整はいたって簡単。アンテナが1回転するのに50秒くらいかかるので、最長1分以内で調整可能だ。

雨天でも外に出ないので関係ない。

BS放送はアンテナの向きがとてもシャープなので、このやり方がとてもいいと思うが、地デジは電波の特性上この方法は向かない。

今回はあくまで試作なので、近いうちに本チャンで仕上げよう。

 

コメント (2)
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