本日も救急隊のお世話になった。
在宅の患者さんが「苦しい!!」「息が出来ない!」
と、訴えられていると、午後6時ころに電話が入った。
患者さんは、以前にここで紹介したことのある、
「全身が病気だらけ」を絵にかいたような?!?!大病人???なのであります。
https://blog.goo.ne.jp/camper/e/1013198c5bba9b3f6494799f47134563
3月9日の退院から今日まで約一か月間、配偶者さんと訪問看護、そして私が何とかだましだまし過ごしてきたのですが・・・・・今日はダメでした。
診療時間内でしたが、新型コロナの関係で・・・空いておりましたので・・・
行こうと思えば行けたのです。
普通、息が苦しい、呼吸困難と言われれば、一刻を争って飛んでいくか救急車を依頼するかなのですが・・・・この方の場合、これまでの前歴から・・・・・
「息苦しいと、話は出来るのやね?」
「そう、しっかり話しは出来てる、唇の色、爪の色は紫になってない。」
「ふうむ、そうしたら、診療が終わるまで何とか待てるか聞いてみて?」
「そう、何とか我慢してくれるって・・・・そうしたら、終わったらすぐに行くから。」
で、行きました。
何と、私が到着するであろうと言っていた8時ちょうど位に、症状が急激に悪化、救急車を依頼した!との事。その直後に私、到着。
救急に電話して、ちょっと待って!!!と言ったのですが、既に出発しているので、向かいますとの事。
バイタルサイン(血圧や脈拍、血圧、そして酸素飽和度など)は、全て正常範囲でした。配偶者さんが「とってくれる」と、決めつけている某病院に電話をして状況を説明、すると、有難いことに診ていただけるとの事でした。(退院時の約束でしたけどね!)
救急車が出発するまで、私は後方の自分の車で待機していました。
それで、思ったのですよ。救急隊の皆さま、本当にご苦労様です!!
この状況ですよ!!!まさに三密!!!
密閉空間に密接して人が存在、そして耳の悪い患者さんやそのご家族に大きな声で問診をしている。これ以上の3密はないでしょう!!!その上に病人!!!
その病人、今後、COVID-19の確率は上がるばかり!!!!
その上、心無い言葉なんて浴びたら、本当にやってられませんぜ!!!
みなさん、救急隊の皆さんに温かい言葉を掛けてあげてください!!
お願いします!!!