令和2年4月12日(日曜日)新型コロナウィルス騒動真っただ中、奈良県磯城郡休日診療所で朝10時から午後4時過ぎまで勤務してきました。
まずは、お昼ご飯の報告から!!
カレーの入った鍋持参で出勤!!
出勤前に近くのスーパーでサトウのご飯を買おうと思って15分前に医院を出ました。
休日診療所まで5分程度ですから、十分に余裕があると思っていたのですが・・・
なんと、スーパー、そんなに混んではいなかったのですが・・・・・
レジに長い列が・・・・・
1/3くらいしかレジが開いていなかったからなのか?セルフレジもいっぱいでした。
これは、間に合わないなと判断して、買うのをあきらめて出勤しました。
シーフードカレー は、大好評で、事務、看護師、私+白ご飯を持ってきてくれた医院の事務職員の4人で綺麗に平らげました。
マンゴーチャツネと、フルーツトマトのせいで、少し甘みが強すぎたきらいはありますが、大変美味しいと評価していただきました!!
さて、肝心の仕事の話です。
今日の患者さんは、たった3人でした。
たった3人ではありましたが、3人ともに主訴は発熱。
最後の方は4時ぎりぎりに滑り込まれてきたのですが、39℃の高熱が2日続いているとのこと。
来院前に電話をいただいたので、一応「帰国者・接触者センターに相談してください」と言い、それに従っていただいたのですが、帰国者・接触者外来ではなく、受診できるところで診てもらって下さいと言われたとのことでした。
一人目の患者さんは37度台前半の発熱、2人目の患者さんはめまい、吐き気、脱力感 で、防護具は身に着けましたが、緊張感はあまりありませんでした。
39度台が二日続いているとなると、流石に緊張しました。
しかし、「耳の下あたりが両方痛いのです。」
「口を大きく開けてみてください。痛いですか・・・?」
どうやら、流行性耳下腺炎?
周囲に「おたふくかぜ」の流行はみられないとのことですが・・・・
はっきりとした罹患歴もないとのことでした。
自院であれば、ドライケムという機械を使ってアミラーゼという酵素の量を計測すれば、推定を裏付けることが出来るのですが・・・・
扁桃腫大もインフルエンザ嚢胞も見られないことから、まずは「ムンプス=おたふくかぜ=流行性耳下腺炎」の可能性が高いと判断しました。
「新型コロナじゃないですよね?」
と、質問されたのですが・・・・・
「今の段階では、なんとも言えません。ムンプスだと思いますが、たとえそうであったとしても、新型コロナが合併していない保証はありません。経過を見るしかないです。」
「もし、息苦しさを感じたりしたら、必ず保健所や帰国者・接触者センター、または救急にご相談ください。」
と、説明、カロナールのみ処方して帰宅していただきました。
尚、フェイスガードは溶接用!!で、持参したものです。
気疲れした一日でした!!!
まだ終わってないけどね!!