日経新聞朝刊の11月4日11面に、次世代ガン治療薬についての記事があった。
子宮頚ガンに多い「扁平上皮ガン」には、シスプラチンという抗がん剤が使われる。
扁平上皮ガンに良く効く反面、吐き気と脱力感がひどいのに加え、白血球・好中球も減少する、副作用の強い薬である。
次世代ガン治療薬である抗体医薬は、がん細胞のみに効き、正常な細胞には作用しないので、副作用が非常に少ないと言われている。
しかし遺伝子組換技術でつくる医薬品のため、量産が課題となっている。
・ハーセプチン(認可済み/乳がん・卵巣がん・胃がん・肺がん)
・アバスチン(大腸がん・肺がん・乳がん)については、認可を急いでいる
アメリカでも承認済みの薬はまだ19種とのこと。
死んでいく可能性しか残されていない患者さんにとって、新薬は唯一の希望。
研究者の皆さん、頑張って!
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