PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

中古マンションのすすめ18

2012-12-06 13:51:43 | 日記
 中古マンションの手抜き工事はどんなところに現われるのでしょうか?

 手抜き物件には、2つのタイプがあります。一つは、マンション価格を下げる為

「お金のかかるところを手抜きする」タイプです。マンションの構造は、柱と壁が命ですので

お金がもっともかかる部分がこのか所になります。コストを削減するには、お金がかかって

いるところを削減するのが世の常です。その結果、細い鉄筋を使ったり、鉄筋の本数そのものを

少なくしたりというマンションが出来上がることになります。公的な検査当も実施される

のですが、確認上ぎりぎりの数字を確保し検査さえ通ればいい仕事になります。

 また、納期に間に合わせる為に面倒な部分を手抜きしてしまうタイプもあります。たまに、マンション

などで窓周辺のコンクリートや壁に目立つひび割れを見たことがありませんか?大きな窓は、壁に開口部

を作ることになるのでその分強度を下げます。本来、窓枠などには補強材を入れて強化しないといけません。

(鉄筋で補強します。)また、コンクリートを水で薄める行為も目にした事があります。これは、コンクリート

代をケチっているのではなく、コンクリートを水で薄めることでサラサラになり作業が行いやすくなる為に

作業員が勝手にやってしまっている場合もあります。

 なかなか中古で見分けるのが難しいのですが、目安としてはひび割れが目立つか?タイルがボロボロになっている

カ所がないかどうか?ひび割れが行き過ぎて角がわれ鉄筋がむき出しになっていないか?など見た目でしか私達も

判断できません!それ以上の調査は、専門家に依頼しないと分らないです。

 では、本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。