マンションは遮音性によって住み心地に大きく影響します。とくに注意したい
のは「床のつくり」なんです。
ポイントは、コンクリートの厚になります。床・天井・壁のコンクリートが
防音の重要な役割を果たしています。もっとも気になるのはやはり階上からの
音です。人が歩いたり子供が飛び跳ねたりする「ドスン」といった感覚の「重量衝撃音」
イスを引いたりスプーンを落としたときの「カチン」といった感覚の「軽量床衝撃音」
の2種類があり、床スラブのコンクリートの厚さで伝わり方は変わってきます。
最近のマンションでは、床スラブの厚みを180ミリ~200ミリ程度にして防音性を
高めていますが、古いマンションは、150ミリ程度が通常となっています。
フローリングの構造にも注意が必要です。古いマンションの場合は、直貼り床
になっているマンションが殆どだと考えていいでしょう。ここ10年前後、以降の
マンションは、二重床や遮音フローリングを採用してきていますので防音性はかなり
アップされてきています。遮音等級を表すL値の数字が低いほど遮音性が良いとされており
L-60の場合:スリッパの歩行音が良く聞こえたり、上階の生活行為が分る程度
L-55の場合:イスを引きずる音がうるさく感じる程度
L-50の場合:イスの引きずる音が聞こえる程度
Lー45の場合:スプーンを落とすとかすかに聞こえる程度
L-40の場合:気配は感じるが気にならない
となっています。築10年前後以降のマンションは、殆どL-45を採用しており、L-40は、
を採用しているマンションは少ないです。この遮音フローリングは、歩いた時に床が沈むように
感じますので、初めての方は頼りない感覚を持たれます。
では、本日はここまでとさせていただきます。いつも読んで頂きありがとうございます。
のは「床のつくり」なんです。
ポイントは、コンクリートの厚になります。床・天井・壁のコンクリートが
防音の重要な役割を果たしています。もっとも気になるのはやはり階上からの
音です。人が歩いたり子供が飛び跳ねたりする「ドスン」といった感覚の「重量衝撃音」
イスを引いたりスプーンを落としたときの「カチン」といった感覚の「軽量床衝撃音」
の2種類があり、床スラブのコンクリートの厚さで伝わり方は変わってきます。
最近のマンションでは、床スラブの厚みを180ミリ~200ミリ程度にして防音性を
高めていますが、古いマンションは、150ミリ程度が通常となっています。
フローリングの構造にも注意が必要です。古いマンションの場合は、直貼り床
になっているマンションが殆どだと考えていいでしょう。ここ10年前後、以降の
マンションは、二重床や遮音フローリングを採用してきていますので防音性はかなり
アップされてきています。遮音等級を表すL値の数字が低いほど遮音性が良いとされており
L-60の場合:スリッパの歩行音が良く聞こえたり、上階の生活行為が分る程度
L-55の場合:イスを引きずる音がうるさく感じる程度
L-50の場合:イスの引きずる音が聞こえる程度
Lー45の場合:スプーンを落とすとかすかに聞こえる程度
L-40の場合:気配は感じるが気にならない
となっています。築10年前後以降のマンションは、殆どL-45を採用しており、L-40は、
を採用しているマンションは少ないです。この遮音フローリングは、歩いた時に床が沈むように
感じますので、初めての方は頼りない感覚を持たれます。
では、本日はここまでとさせていただきます。いつも読んで頂きありがとうございます。