PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

中古マンションのすすめ23

2012-12-21 15:29:05 | 日記
 中古マンションのリフォームについて、続きです。

 管理規約の面でリフォームしやすいかどうか?大切な部分をチェック

   ・分電盤:40A(アンペア)以上かーーー・新築マンションは50A以上が主流
                       ・古いマンションの中には建物自体の電気容量が小さい場合が
                       ありますので個人で勝手に容量を増やせないケースもあるた
                       め確認が必要です。

   ・メーターボックス:水道やガスのメーターボックスが住戸とせっしているか
  
                    ---・メーターが住戸から離れて共有部分に位置していると、配管の
                        交換工事などを行う時に管理組合の許可が必要

   ・電気メーター:メーター本体に100V、200V、40A使える「単相3線式」と書いてあるか

                    ---・単相2線式だと100V、30Aしか使えない
                               
   ・給湯器:ガス給湯器の給湯能力が24号以上か?

                    ---・24号の給湯器の場合、同時給湯が3カ所可能です。古いマンション
                        の場合、電気温水器の給湯器を使用している場合があります。この場合
                        貯湯タンクの容量にご注意!
                            
                            家族人数 5~6人で 550L
                                 4~5人で 460L
                                 3~4人で 370L
                                 2~3人で 300L
                                 1人で   150L・200L (ワンルーム)
   
   ・エアコン:すべての部屋に、エアコン用の穴(スリーブ)があるか?室外機置き場があるか
 
                    ---・スリーブがないと、外壁に穴をあけるとことになりますので管理組合に
                        確認が必要ですが、穴をあけるのは無理だと考えた方がいいでしょう

   ・給水管:蛇口から出る水に注意!濁りや異臭はないか?スラブの中に配管していないか?

                    ---・築20年以上のマンションで給排水管の交換をしていない場合は交換
                        交換の時期に入ってきています。スラブに埋め込まれている配管の交換
                        は出来ないと考えて下さい。

   ・換気扇:バス、トイレ、キッチン、それぞれに換気扇があるか

                    ーーー・築年数の古いマンションでは、バス、トイレの換気扇が連動している
                        こともありますので、個別の配線があるかどうか確認が必要

   ・床:直張り           ---・マンションの場合、コンクリートのスラブに直接、接着剤で床材を
                        貼る場合が多いため、配管を通すスペースがないので水廻りの移動が
                        難しい。また、遮音性の高いフローリングを使わないと階下とのトラ
                        ブルになる恐れがあります。
                        

 では、本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
                   

中古マンションのすすめ22

2012-12-21 15:02:23 | 日記
 中古マンション購入後のリフォームは、注意が必要です。各マンションには管理規約が

あり、それには、リフォームに際しての共有空間・専有空間の取り決めや考え方から建物全体の

約束事等が書かれています。この規約は、マンションに住む人が快適に過ごせる為にマンションに

住んでいる人達に一定のルールを守ってもらう為に重要なものです。

 リフォームに関しての規約もあり、もっとも重要なのが遮音に関する部分です。例えば、畳敷き

からフローリングに変更する場合、床にスプーンを落とした時の軽量床衝撃音と人が飛び跳ねたりした時の

重量床衝撃音の数値基準を定め、それをクリアーする性能を床に持たせることが求められます。また

マンションによっては、仕上げ材を指定しているマンションもあります。絨毯の床をフローリングに変更出来ない

場合もありますので、リフォームされる方は、くれぐれも購入前に管理規約で確認しておいて下さい。

 専有部分だからと言って管理規約に抵触するリフォームは出来ないのです。

 簡単に制限を記載しますと

 コンクリートの躯体は共有部分で原則、壁に穴をあけたり、壁にネジを打ち込むことは出来ません。

 外観については、殆どなにも出来ません。バルコニーにサンルームなどの増設、手摺の色等、マンション

のイメージを変えてしまう恐れがある行為は出来ません。廊下側も同じです!


 では、本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。