PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

中古マンションのすすめ20

2012-12-10 15:20:17 | 日記
 極端に安い管理費と修繕積立金は要注意です。マンションには、必ずついて回るのが

月々の管理費と修繕積立金です。お客様からの依頼では、出来るだけ安い金額

のマンションをと言われる事が多いのですが、これは誤りです。管理費の使い道は、一般

的には管理会社に委託し、適切な管理を行ってくれる会社が望ましいのですが管理費が安すぎると

それはそれで管理状況に問題が出てきます。

 修繕積立金は、適切なメンテナンスを行って、建物を維持して行くためのお金です。マンションの

長期維持するための計画に基づいて、費用が積み立てられて行きますが、この長期修繕計画は

約70%以上のマンションは、その計画は決められていないのが実情です。一般的には、20年間を

目安に大規模修繕を実施して行きますが、築浅のマンションの場合、内部配管の仕様は長期に耐え

うる物を使用しているので期間は伸びると考えていいでしょう。

 築年数が経つほどメンテナンスの必要度も高くなりますので、そのつど修繕積立金も見直しをして

高くして行く必要があります。新築後10年ぐらいは、管理費よりも修繕積立金のほうが安い場合も

ありますが、それを超えても修繕積立金の方がうんと安いというのはちょっと問題があります。

必要なメンテナンスが出来ないか、多額の一時金の徴収があると考えた方がいいでしょう!実際に

城東区鴫野にあるマンションでは、約50万円程の修繕一時金が徴収されます。

 管理費や修繕積立金を滞納している人は、どのマンションにもいらっしゃいます。売主が滞納していたら

買主がそれを引き継ぐ事になりますので不動産会社を通して、管理組合に確認しておきましょう。


 では、本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。