私のメルボルンライフ

メルボルンでの移住生活をのんびりと綴っています。

Magistrates Court Hearing (後半ー当日、法廷で編)

2024-10-01 | ニュース

皆さま、こんにちは。

 

さて、当日は召喚状によると9:30に出廷とのことだったので、念の為8:30過ぎには裁判所へ到着していました。

 

それまでの約1年間、どんなことを言おうか色々と考えてはいたので、1枚半くらいの紙にまとめておきました。

 

入口に強面の警備員がいて、空港のように荷物や身体をスキャンと金属探知機にかけます。

 

第一関門を通過しいくつか受付があったのですが、そこがが開くまで並んでいた場所はどうやら民事事件の方でした。

 

気を取り直し、言われた受付に行くと出遅れたのか既に10組以上は並んでいました。

 

なんせ1人だったので何かとわからないことだらけ。。。

 

辺りを見回すとほとんど白人ばかり(人種差別ではないけれど)ローカルオージーっぽい人々が90%でした。

 

アジア人とかインド人とかアフリカ人とか皆んな諦めて反則金払ってるのかな?

 

っていうかはじめから勝ち目のない戦に挑まないのだろうか。

 

受付では、とても感じの良い若いお姉さん弁護士?パラリーガル?リーガルエイド?がテキパキと仕事をこなしていました。

 

列で待っている間、前の人々の様子を注意深く観察していました。

 

どうやらこの受付の時点で罪状を認めますか?どうしますか?と聞かれていて

 

ほとんどの人が『YES』と答えていました。

 

多分、形式上とは言え、時間と労力を使って来る意味があるのだろうか?

 

ネタバレではないが結局はこれに費やした時間と金と労力、精神力の無駄だったのかもしれない。とチラリとよぎりました。

 

私もとりあえず場の状況を読み慎重に『YES』と、でも『言いたいことがありますのでそれは言えますか?』と

 

それは言える。とのことで、更に『弁護士は必要ですか、それとも自分で言いますか?』と聞かれましたが

 

『自分で言うので、それは必要ない』と答えました。

 

第2関門の受付はひとまず終了し、待機席で順番が来るまで待つ事になりました。

 

1時間くらい過ぎたところで小腹が空いたので自動販売機でクッキーとスナックを買うことに。

 

以前に聞いた弁護士さんから結局昼過ぎになるケースも多いです、とのことだったのでのんびり待つ事にしました。

 

しばらくすると、私の名前がアナウンスされ、コートナンバー1へ来てください。とのこと。

 

『キタァァァーーーー』と、恐る恐る第三関門の扉を開けるとそこは。。。

 

正面に白人の60代くらいの女性判事が1人とその横にアシスタントの若い女性が1人、傍聴席には順番を待っているのか4、5組の人々が座っていました。

(↑本当にこんな感じの判事でした)

 

傍聴席と少し高い位置の判事の席の間に楕円形の大きなテーブルと椅子があり、その一角の席に警察官

 

被告人は中央で立って話をしていました。

 

しばらく色々な方の罪状や答弁を聞いて待っていました。

 

でもどれも一番最初に『Are you guilty or not guilty?』と聞かれます。

 

ほとんどが『Guilty』と答えていたのにも関わらず、私の直前の女性が『Guilty』となかなか認めませんでした。

 

すると判事の態度が急に変わり、なんとしても認めざるおえないような状況になってきました。

 

なんだかこれってもう、とりあえず形式上言わせてるんだろうな、と言う感じでした。

 

その後裁判はこの様に進んでいきました。

 

警察官が起訴容疑を読み上げた後、被告人と弁護人に対して、「今読み上げられた起訴状の中で、何か間違っていることはありますか?」と尋ねます。

ここで被告人が答えるパターンは、「間違いありません」と起訴容疑を全面的に認めるもの、
「一部間違っています」と起訴容疑を部分的に否定するもの、そして「全部間違っています。私はそのようなことはしていません」と全面的に起訴容疑を否認するものの3つに分かれます。

この起訴された容疑に対する被告人の意見証言は罪状認否と呼ばれ、罪を認めるのか、部分的に修正を求めるのか、それとも全面的に否認して無罪を争うのか、被告人と弁護人の公判における立場を明確するものとなります。

またこの場は、当該刑事事件の手続きの違法性の主張や、弁解を行う機会にもなります。

罪状認否で、量刑裁判となるケース

罪状認否において被告人が全面的に罪を認めている時は、罪を犯した事実それ自体を争うことはなく、被告人の犯した罪に対してどの程度の刑罰を与えるのが適当かを審理する量刑裁判になります。

刑事裁判の90%程度は起訴の段階で被告人が罪を認めているため、当然ながら裁判のほとんどが刑罰だけを決定する量刑裁判となるのです。

 

そして、私の場合ももれなく『guilty or not guilty?』と聞かれ

 

『Guilty』と答え、『でもお話ししたいことがあります』と言ったのですがこの初老白人女性判事は聞き取れなかったらしく

 

『とにかくどっちなの?』と再度聞き直されました。って言っただろっ!って感じですが(フッ)

 

その後まとめてきた内容を話すのですが、良かったこととして判事は私の話をちゃんと最後まで聞いてくれていました。

 

それまでの事例を見ていると、結構な割合で途中判事の方からバシバシと指摘されているケースも多く、しどろもどろになっていたのでその点は安心しました。

 

ここで、何が大事かというと、できれば最低限の量刑に持ち込めるかどうか?ってところで

 

・言いたいポイントいくつか(実際の状況との相違)

・その時の警察官の言動の指摘

・実際$577の反則金を払おうと思えば払えたけれど何故払えなかったか?と言う話

・現在の職業(多少は有利に運ぶ可能性有り)

 

で、言い終えた後、初老白人女性判事から

 

『実際、運転中に携帯を使用していたかどうかは見ていないのでわからない。しかし携帯電話の使用はくれぐれも注意しなければならない旨と今回…

 

・法廷使用料ー無し

・この事例を記録として残さないことと、Police Checkなどに記載されない

・元々の反則金($577)の支払いは有り

・ここ数年はスピード違反やその他一切無かったのでフルポイントからの−4点は有り)

 

と言う最低限の内容で済みました。

 

前の人々の事例と比べると判事は嫌な感じを露骨に醸し出して怒っていない様だし、むしろしょうがなかったわね、くらいな感じ。

 

『ありがとうございました』と深々お辞儀。所要時間(待ち時間約4時間30分くらい。途中お昼休みを含み、法廷での受け答え30分くらい。)

 

元に戻って…結局はこれに費やした時間と金と労力、精神力の無駄だったのかもしれないし、高い勉強料と貴重な体験になってしまいました。

 

当時の警察官からの指摘と私の見解との相違を言えてスッキリした、と言う自己満足の領域だなぁと改めて思いました。

 

何はともあれ『Good Challenge』

 

こんなことで自信がついてもなんなんだけど、とんだ災難から解放されホッとしたのか

 

この後、喉の風邪で1週間は声が潰れ、2週間に及ぶ体調不良と学期末の忙しさでホリデー突入から2−3日はベッドで寝たきりだったと言うのは後の祭り…

 

とても空気の悪い場所で約5時間も待ち、ちょっとヤバイ系の人々も多く、かなりキツいカビの様な臭いのする人もいたり、法廷内で審議が行われている最中に、たまたま一つ空けて隣に座ってきた顔に血のりの付いた男性が

 

『同じ靴ですね(コンバースでした)』とニヤリと話しかけてきたりと、流石に席は移動しないまでも『怖っ』。異質な環境でしたね。

 

あ〜でも肩の荷が少し下りました。

 

それにしても、現在携帯電話系は本当に厳しくなっているので、くれぐれもお気をつけくださいませ。

 

運転中に携帯電話を触っていなくても、見える場所に置いてるだけで違反になります。(受台設置の場合はOK)

 

しかも、警察のバイクや車で車内を見られたり、最近ではカメラでもしっかり撮られている様です。

 

次回は『現在進行中オーストラリアでインプラント入れてみた』です。また遊びに来てくださいね!

 

 


それぞれの進路!J君オープンキャンパスへ、N君セレクティブスクール受験してみた

2023-09-10 | ニュース

皆さま、こんにちは。

 

日本では。。。季節が春に移り変わり、桜のつぼみがほころび始める頃。 ポカポカした陽気が一転、急に冷え込むことがあります。 このような、冷え冷えした寒さが戻ること花冷え』といいます。 花冷えの『花🌸』とは桜のこと。

 

と、季節が真逆のメルボルンのこちらでも同じ様に言えるか分かりませんが、春に移り変わりつつある最近は寒くなったり、暖かくなったりが続いています。

 

桜もそろそろかなぁと先日は、『Banksia Park』に行ってみましたが、今にも咲きそうなつぼみをつけているもののまだ一部しか咲いていませんでした。

 

 

Banksia Park Cherry Grove

The delicate blossoms of Banksia Park’s cherry trees may be fleeting, but the history of this beautiful grove tells a story of resilience and lasting friendship.

 

 

 

思い起こせば、上の子が中2(Year8)の今くらいの時期、知り合いのママ友さんから

 

『誰それさんの子がどこどこのセレクティブスクール受かったんだって!』と聞いたことがありました。

 

その時は『へーーーーー』くらいの感じで一体それがどんなものだか全くわかっていなかったことを思い出しました。

 

以前にオーストラリア(私の住むメルボルンはビクトリア州)の学校のシステムの記事を書いたことがありました。

 

ビクトリア州の学校システム・ランキング - 私のメルボルンライフ

 

日本だと自分の経験も踏まえ大体こんな感じかなぁとか、同じ学校に通う周りの友達の様子も反映させつつ子供の進路なども考えると思うのですが、こちらは色々な選択肢があり千差万別です。

 

しかも当初は学校のシステム自体がよくわかっていなかったので自分で一から色々と調べるしかありませんでした。

 

一番はその子に合った方法で進路の方向付けをしてあげれば良いのではないかと思います。

 

またそれぞれのご家庭での考え方もあるので一概には何が最善とは言えないと思います。

 

が、ここ数年仕事で小学校部門(公立・私立・カトリックその他)の様々な環境に携わってみていると中等教育部門(以下セカンダリー)の学校選びの方を重要視するという意見もありますが、私は、まずは小学校選びの方が重要なのではないかと思います。この後、学校選びのポイントなど書いてます。

 

何故かというと子供の基礎学力や言動を形成する上でPREPからの7年間は今後の軸にもなってくるからです。

 

特に、私立校・カトリック校は一言でいうと厳しく、子供一人一人の行動に先生もとても注意を払っていると思います。

 

かといって公立校が注意を払っていないというわけではないのですが、どちらかというと物事の許容範囲が広いというか、もう少し自由感があるかなぁという感じ。

 

うちの子供の場合は小学校はカトリック校セカンダリーは公立校だったので、逆にちょっとそのギャップが大変だったかもしれません。(特に敬虔なクリスチャンとか洗礼を受けたというわけではなく学校もそこまで宗教色が強い、というわけではありませんでした。)

 

教師歴20年以上の教育実習でお世話になった(カトリック小学校の)ベテラン先生は、授業中子供たちが言ったことをちゃんとできていないとどか〜んと雷が落ちるくらいにとっても怖かったのですが、その先生曰く、公立も私立もカトリックもそんな変わりないわよと言っていました。が、『いや、でもその先生からはとても熱意を感じられました(心の声)』

 

また仕事で行った私立Grammar校は校風が良く、サポート体制も整っているし、先生方もとても感じが良く言動も自然で素敵な方々でした。

 

私は、小学校・中学校は学区内で、高校・大学は私立の女子校でした。建物も立派だし、制服や小道具系、全てに関してお金かけてるなぁという感じでしたが、今思うと親に感謝ですね。

 

オーストラリアの公立は制服代や教科書、ラップトップ、その他遠足などの諸経費はかかるものの授業料はあくまでも無料(寄付という形態)。校内に売店はあってスナックやちょっとした食べ物は購入できますが、給食はなし。

 

例えば兄弟姉妹を私立に6年間通わせ、更に塾や習い事となると家が一軒建ってしまうくらいの高額。カトリック校は額が一桁違い私立と比べるとグッと費用は抑えることができます。

 

その後上の子は家の近くの公立のセカンダリースクールに6年間通うことになりますが、今年最終学年(VCE)になります。*The Victorian Certificate of Education 

 

スクールランキングも圏外の圏外、入学して3年目くらいには教師陣の熱意があまり感じられないと、本人曰く気付きはしたものの、その後すぐコロナ自粛期間もあったのでそのままその学校に在籍することになりました。

 

多少自由感はありますが、進路を決める上で大切な体験してみたい専門コースを主要教科以外に週1で選択させてくれるプログラムがあり、大学やTAFEなどに通いCertificatelevelを取得し将来何をやりたいのか?ということの助けにもなったことと思います。

 

何よりも上の子はどちらかというと社交的で周りとワイワイ楽しみながらたくさんの友達に囲まれてというのが好きなのでこれはこれで良かったのではと思いますが、これからの数ヶ月は最終試験に向けての真最中なので最後まで気を抜かず頑張ってもらいたいものです。

 

現在は色々な大学のオープンキャンパスに参加していますが、まだ具体的には決まっていない様です。

 

日本とは違い浪人するという選択はなく、ギャップイヤーで1、2年期間を空ける場合もありその間色々な職業体験をしながら、今後の進路を決めたり、進学する場合はどこかしらの大学で勉強する、または最終スコアが希望の大学のコースに届かない場合はまず準備コース(Pathway)からという選択になる様です。

 

こういうところから見ても、確かに高校卒業レベルの学力取得は必須ですが、ただ良い大学に入るために暗記ベースの受験勉強をするというわけではなく、自分が専門的に何を習得したいか、それをするためには大学で何を学ぶのか?将来生計を立てていく上で生業になり得るのか?ということに重きを置いているように思います。

 

学校選びの話をすると、こちらの中等教育学校(セカンダリー)は奨学金制度や私立校は入学試験がある学校もあり、選抜校以外の公立校は特に入学試験はなく学区によって決まります。(最近は越境通学も厳しめになっている様です)

 

また、学校独自の進学に特化したコースやSEAL(Select Entry Accelerated Learning )を採用している学校は入る前にテストがあるのですが、学校を決める上でスクールランキングというのが参考になっている様です。

 

セカンダリーを選ぶ際に考慮すべき最も人気のある6つの要素をリストアップしてみるとこんなところが着目点となっている様です。(一部抜粋↓)

 

1. 学業面での評判
学校を選ぶ際にまず注目したいのは、その学校の学業成績です。生徒の成績は?VCEの平均点は?VCE修了者の何%が大学に進学しているか?その学校が得意とするVCE科目は何か?

 

2. 施設とリソース
もう1つ考慮すべき点は、学校が提供する施設やリソースです。最先端の技術や研究室があるか。幅広いVCE科目を提供しているか?近代的な教室があるか。設備の整った図書館があるか?テクノロジー、パフォーマンス、野外教育が充実しているか?これらはすべて、子供の学習体験に大きな違いを もたらします。

 

3. 生徒と教師の比率
セカンダリーを検討する場合、生徒数と教師数の比率は、子供がどれだけの個別指導を受けられるかの目安になります。これにより個別的な配慮が行き届くことになり、学習にとって有益となります。

 

4. 課外活動
優れた学校は、スポーツチームから演劇クラブ、ロボット工学に至るまで、多種多様な課外活動を提供しています。子供がどのような活動に興味があるのかを考慮し、選択する学校が充実していることも大切かもしれません。
提供されているプログラムの質にも細心の注意を払いましょう - プログラムがきちんと運営され、そのプログラムを最大限に活用できることを確認要。

 

5. 立地と学費
学校の立地。自宅から近いか?公共交通機関で簡単にアクセスできるか?もちろん、公立高校は私立高校よりも学費が安くなります。

 

6. 校風
学校の文化は、このリストの最後の要素です。この雰囲気を定義するのは難しいかもしれません。結局のところ、毎日6時間をそこで過ごすことになるのでカトリック系の学校なのか、無宗派の学校なのか。学校の核となる価値観は何なのか? 校風を知るには、学校を訪問してミッション・ステートメントに目を通すことも大事です。そうすることで、学校の理念や何を達成しようとしているのかがわかります。


最も重要なのは、子供が楽しく学習に取り組めるかどうかです。その子にとって最良の学校とは、学校ランキングの順位に関係なく、その子の可能性を最大限に引き出してくれる学校なのでは?と思います。

 

実際こういうランキングがあることで、成績が思わしくない生徒たちは、ランキングに反映されるテストを学校側が受けさせないように仕向ける(闇)なんて話も聞いたことがあります。そうやって得たランキングが高いだけの学校があるとするならばそこへ行かせたとしても実際はどうなのだろうか?と疑問に思います。

 

さて、下の子ももれなく上の子と同じ学校へ通っていますが、セカンダリー入学と共に始めた陸上競技などでも勉強でも割と自ら率先して集中し好成績が出るよう頑張っていました。その子自身の特性もありますが、小学校から今までの国内共通テストなどの結果から見ても上位10〜20%に位置していました。

 

上の子の学校についての意見も参考にし、もしかしたらもう少し周りもアカデミックな環境で勉強した方が良いかもしれないなと思い、昨年のちょうど今頃の中1(Year7)ターム3くらいから、一年後の中2(Year8)で受験するセレクティブスクールの準備を始めました。

 

塾に週一回とそれにプラスして今年からセレクティブスクール受験のための模擬試験コースへ通っていました。

 

なんでもこの狭き門をくぐるために、小学校入学時くらいから塾に通い続けている、なんて話も聞きます。

 

そもそもビクトリア州には4校しかなく、公立校で上の6つのリストをほぼ網羅しているので人気校ではあるようです。

 

そもそもセレクティブスクールとは何?かというと・・・

 

ビクトリア州の選抜制高校は、9年生から12年生までの生徒を対象としています。

 

以下の学校があります(4校)

 

1. Melbourne High School (boys only) in South Yarra.

サウス・ヤラにあるメルボルン・ハイスクール(男子のみ)

 

2. The Mac.Robertson Girls' High School (girls only) in Melbourne.

メルボルンのマック・ロバートソン・ガールズ・ハイスクール(女子のみ)

 

3. Nossal High School (all genders) in Berwick.

バーウィックにあるノサル・ハイスクール(男女共学)

 

4. Suzanne Cory High School (all genders) in Werribee.

ウェリビーにあるスザンヌ・コリー高校(男女共学)

 

試験について(受験料は$160、所定のサイトより登録します↓)

 

 

Victorian Selective Entry High Schools

Victorian Selective Entry High Schools provide an excellent education for academically high-achieving students in years 9-12.

Australian Council for Educational Research - ACER

 

*今年(2023年)からプロバイダーがEduTestからACERへ変更になってます。

 

2023年は7月15日(土)に開催。割り当てられた会場へ向かうとなんと長蛇の列。。。

 

試験は午前の部と午後の部があり、開始から終了までなんと4時間半!うちは午前の部だったのですが会場へはAM7:30入りで、実際の開始時間は8:30。冬の真只中のかなり寒い日だったので受験生はトイレも苦労したそうです。

 

入学試験は筆記試験であり、面接はありません。到達度よりもむしろ能力をテストするように設計されており、高次の思考スキルに重点を置いています。

 

どのセクションにおいても、要求される知識はYear 8のカリキュラムを超えることはありません。(いやいや超えてます、かなり難易度は高いですー本人談)

 

2023 年、入学試験には以下が含まれます(5項目が平均的に高いというのが望ましいようです、どれかの項目が非常に高くても他の項目が平均以下だと良いとは言えないようです)

 

 推論問題(REASONING)- 読解と数学の推論問題は、生徒の生活および学問的な知識や技能を活用し、問題や課題 に適用する能力を評価します。

 

1. 読解(Reading) 50Questions/35Minutes

様々なジャンルの文章を使用し、受験者の読解力を評価します。理解力から推測分析力まで幅広く評価されます。

 

2. 数学(Mathematics)60Questions/30Minutes

このテストでは、学年相応の数学的知識と推論、および実社会の背景への数学の応用を評価します。以下の分野が評価されます: 数、代数、測定、幾何、統計、確率。

 

一般的能力(GENERAL ABILITY)- 一般的な能力問題は、高次の思考力や問題解決能力を証明することにより、各試験分野における生徒の学習能力を評価します。

 

3. 口頭能力(Verbal)60Questions/30Minutes

言葉、概念、論理を用いて思考し、推論する能力を測定します。語彙、語句関係、分類、推論、演繹が評価されます。

 

4. 数量(Quantitative)50Qurstions/30Minutes

このテストでは、抽象的な背景と実世界の背景の両方において、数字、パターン、図形を使用して受験者の思考力と推論力を評価します。評価される分野は推論(論理、数値、抽象、空間)と問題解決です。

 

筆記エッセイ(Writing)- 今回のお題は、『Space(宇宙について)』

 

5. 記述問題(Writing Tasks)2parts-20Minutes/20Minutes

このテストでは次のことが要求されます。
創造的および説得的なジャンルにおいて、創造的なライティングスキルを証明する。的確な表現で自分の考えを伝え、考えを首尾一貫してまとめること。

 

ヒエェェ…書いてる私でさえ目が回ります😵‍💫😵‍💫😵‍💫

 

しかも解答するだけではなく、限られた時間との闘いで、わからない問題があってもどんどん進めていかないと時間内に終わるのは到底無理だそうです。

 

ということで、約1ヶ月後結果発表がありました。

 

最後の方の模試では段々と難しくなり下降気味だったので、どうかなぁというところ。

 

今回は残念ながら不合格だったとしても、今の学校で中3(Year9)からの選択科目での数学は飛び級でYear10に入れるようだし、全体的に学力の底上げができたので、この1年頑張ったことは決して無駄にはなっていなかったと本人も自信がついたようです。

 

本人は受験後、『難しかったけど、集中力を途切らさないように全力で頑張った』と言っていたので記念受験で良い経験にもなったことでしょう。

 

さてさてN君、初のセレクティブスクール合否はというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事『合格🌸』しました!!!

 

4校あるうち、一つは遠方の街を挟んで西部地区、一つは女子校

 

なので必然的に2校に絞られるわけなのですが

 

こちらも家からはちょっと遠いのですが、本人希望もあり男女共学校へ来年から通います。

 

同じ学校からは韓国籍の女子と、N君男子の2人。本当は一緒に受験した仲良し男子3人で行きたかったのだけどね。

 

また、こちらの学校はLOTE(第2外国語)で日本語を選択できます。

 

実はN君、今から10年前の日本語土曜校の幼稚園面接で、受験日の連絡メールが受信できておらず当日電話で知らされ準備もできないまま面接を受け、上の子が通っているにも関わらず落とされてしまったことがあります。

 

これ以降、同じ年齢の子たちと日本語を通して様々な経験を学ぶという環境を断たれてしまい、私も少しは教えていたものの、これを機会に新たな環境で10年越しのリベンジとなりそうです!(冗談です

 

そんなこんなで色々ありますが、今年1年は日本での法事もキャンセルし、人々がたの〜しそうにSNSでアップデートしている旅行の様子を横目で見つつ、子供への日々の声かけや、毎日の学校での出来事に耳を傾け、表情や様子・態度を見つつ、あまり口うるさく言わず、栄養バランスのある食事を提供し…などなど

 

基本褒める(褒められて嫌な気持ちになる人は稀)でも、怒る💢時は、事前に『これからぶったるんでたら怒鳴るからね(BOYSなので厳しめ+昔剣道部所属)』と前置きを入れておくと、子供も突然、闇雲に怒られた!とは感じないかもしれません。(タイガーママではありません🐯)

 

旦那に、『N君、どこどこ高校合格したよ』と言ったら、まるで冒頭の私の様に『へーーーーー、なんていう学校だって?スペルは?』と全くもって知らなかった様子。

 

ちょっとホッとしたのもありますが、落ち着いたら日本へ行こうかなぁと思ってはいたものの、航空券は高いし、上の子の試験期間も続くし、来年から入学する学校のスクールツアーや、オリエンテーションなど色々な準備もありまだOn goingで続いていきそうです。

 

後1週間で春のスクールホリデー。季節もかなり春らしくなってきそうですね。

 

*途中ちょこちょこと編集入れて改良版を出してますので、また覗いてください💓

 

 


ビクトリア州の学校システム・ランキング

2021-12-24 | ニュース
皆さま、こんにちは。


今日はクリスマス・イブ🎄🎁🎉


欧米文化のクリスマス時期は、アドベント(待降節・たいこうせつ)から始まります。


アドベントとはキリスト降誕を待ち望む期間で


11月30日に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの4週間にあたります。



Advent Calendar


クリスマスまでの毎日、日付のポケットを開けると


色々なおもちゃやチョコレートなどが出てきてワクワクします。


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こちらの小学校(プライマリー)は7年間、その後中学部門3年・高校部門3年(セカンダリー)〜大学は基本3年間です。


ちなみに就学は3歳から週1回、4歳は週3回となります。


子どもが生まれてから小学校に通う5歳くらいまでは


各地のプレイグループなどで週1〜2回ママさんも一緒に集まってアクティビティやクラフトなどをします。


私は子どもが割と小さい頃から働いていたのであまり学校情報などは無知に近い状態だったのですが


今は、小学校ランキングや、中学校・高校ランキングなどというものがあるようですね。


参照ーTop Primary Schools in Victoria 2020

こういった存在があるのは軽く分かってたけど


結構寝耳に水状態で昔馴染みのママ友さんとの会話や職場の先生(ママ世代)にもよく


「どこの学校に行ってるの?」とか「セカンダリーはどこにするの」とかいう話題になります。


強いては、子どもがセカンダリーにもなったりすると


今度は「大学はどこに?」までも。そんなのなんで今の時点で親がわかるんだ?と突っ込みたくもなります。


こちらのプライマリーは、学区制ではないので家から多少遠くても


親の送迎付きで『行かせたい学校』まで通っていたり


こちらのセカンダリー(公立の場合)は基本学区制なので子どもの入学時が近づくと


その学校の近くへお引越しまでする場合もあるようです


そこいら辺は日本でも同じような感じなのかもしれませんね。


まぁそれでも子どもが小学校入学の時は近辺の数校の見学をして


受付の対応や、校長先生の様子、学校の施設や教室が整然としているか


在校生と先生との関わり方などは見たとは思います。


それぞれのご家庭で考え方は違うとは思いますが


うちは基本自分がそうだったように自力で学校へ通学する。のが大前提で


後は特にないかもしれませんね。まぁ、そうなると行く学校も限られてくるわけで。。。


思い起こせば私の中学時代は3年間剣道部だったので大会の前は


竹刀の入った袋を肩に掛け、それに重い防具を吊り下げ30分の道のりを歩いて登下校していました。


割とこちらはどこへ行くのにも親の送迎付きなので子どもが多ければそれなりに親は朝の登校時も午後の下校時もあっちゃこっちゃ車で走り回らなければならなくなります。(習い事なんかも含まれます)


そして午前8:00から9:00の間、午後2:30から4:00間は、登下校渋滞という現象も起こり、この間学校周辺は40km規制が敷かれ車がノロノロ運転になります。


この間は、ママ友さんが「2021年のセカンダリーVCEのランキングが出てたよ」


と話をしていて見てみたけど「へーーーー」という感想だったのですが


うちの学校は圏外も圏外なので参考にはなりますがあまり関係はないようです。


親心としてはランキングが少しでも上の学校が


と思うのも致し方ないのでしょう。


実際順位が上の方の学校は先生や周りの学生の士気も高いのかもしれませんね。


大切なのは、本人の自覚とやる気と目標と動機付け。


お子さんを持つ方は分かるかもしれませんが


なかなかこれが難しいものです。



参照ーVCE School Ranking 2021


そしてまた、各学校は『公立校』『私立校』『カトリック校』『クリスチャン校』『その他独立校』に分かれていて


『公立校』では
SEAL(Select Entry Accelerated Learning)プログラムは、ビクトリア州の公立中学校で、学業優秀な子供たちに集中した教育環境を提供するために採用されているストリーミングの一形態があります。


また、公立校に限らず各セカンダリーによっても特化クラスを学年で数クラスほど設定している学校もあるようです。


この他に
完全な選抜入学制の公立中等教育学校が4校あり、
メルボルン高校
マック・ロバートソン女子高校
ノサル高校
スザンヌ・コリー高校。


そして5つの専門学校です。
ジョン・モナシュ・サイエンス・スクール(科学に特化した学校)
ビクトリアン・カレッジ・オブ・ザ・アーツ・セカンダリー・スクール(ダンス、音楽、視覚芸術に特化した学校)
マリビロン・セカンダリー・スクール(専門のスポーツプログラムを持つ学校)
フライング・フルーツフライ・サーカススクール、ザ・アルパインスクール(9年生向けのリーダーシップと企業の集中プログラム)に分類されています。


『私立校』では奨学金制度も導入されていて
学業成績優秀者奨学金
一般優秀者奨学金
VCE優秀者奨学金
音楽奨学金
リーダシップ奨学金


などなど学校によっても様々な制度があるようです。


この場合、学費が25%や半額になったりするものの


その分野での成績は常に上位ではなくてはならなかったり


スポーツや音楽で奨学金制度を使ってる場合


否が応でも州内の大会参加や、演奏会などは必須だそうなので


良い成績を維持し続ける厳しさもあります。


また『名門私立校』などになると入学希望者が多く数年先まで埋まっているそうですね。


いやいや〜すごいなぁ


また学費の方も『公立校』<『カトリック校』<『私立校』と0の桁数が1つずつ増えていくほど高額になります


今回下の子は、お兄ちゃんと同じ学校へ行くのですが


公立校でも独自に設定している*アクセレーションクラスがあったので、今回初のプチ挑戦してみました。


*アクセレーションクラスー前向きで活気のある環境の中で、同じ志を持つ仲間と交流することで、学習とスキルアップが図れるように工夫されています。学生は、必要に応じて個人学習に集中することが奨励され、12ヶ月先までのVELを学習することができます。


選抜だったので
Grade5と6の成績レポート
クラス担当の先生のリコメンデーションレター
アプリケーション

本来ならばNAPLAN(National Assessment Program – Literacy and Numeracy)の結果も提出だったのですが今回はロックダウンの為Grade5の時に実施されなかったのでありませんでした。


その後、通過者には
学校のInitial Literacy and Numeracy Test


面接担当者とのZoom面接という本人初の試み。。。


特に準備していたわけではなかったので、どうかなぁと思いましたが


無事通過したので、良かったです。


このように、オーストラリアの学校のシステムは大枠の系統はありますが


各学校によってもまちまちだし、人伝てに教えてもらったり自分で調べたり


また、こちらは塾というシステムがあまり定着していないので


情報を仕入れるのにも結構苦労しますね。



🎄 🎁 🎉 🎄 🎁 🎉 🎄🎁 🎉


さて、うちは明日義家族の方々とクリスマスパーティのためバララットへ行きます。


人数が20名くらいになるので、これからラッピング作業に取り掛かります。




Merry Christmas & Happy New Year!!!


I wish you all the best of luckheartmeromero2heart





13歳のアスリートと輝く涙 東京オリンピック続々と

2021-07-27 | ニュース
皆さま、こんにちは。


1週間延長になったロックダウン、今夜で終止符を打つのでしょうか?


冬の間はまだまだ落ち着かない日々が続きそうです。


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【東京オリンピック2020ハイライト・7月27日(火)現在】


毎日続々と日本とオーストラリア選手の活躍が出ていますね!


特に日本の選手の勢いが凄いbomb2bikkurimeromero2flag1


日本のオリンピック番組より、いくつかピックアップしてみました。


trophyなんと!日本史上最年少13歳の西矢椛(モミジ)選手 スケートボード女子ストリート


実況中継では思わず『13歳!の快挙 真夏の大冒険〜〜suikapenguinanimal10animal11』と叫んでいましたね。


そして16歳中山楓奈(フウナ)選手も頑張りました!



trophy昨夜は卓球ミックスダブルスーみまじゅんペア(水谷隼(ジュン)選手と伊藤美誠(ミマ)選手のペアが中国のペアに勝利)日本初の卓球金メダルだそうです。






trophyアーチェリー男子団体ー最後はオランダとの大接戦 対戦選手より中心に近い10点で勝利が決まりました。



日本の御家芸の柔道もすごい!

trophy柔道男子66キロ級と女子52キロ級が25日、日本武道館で行われ阿部一二三(ヒフミ)と妹の阿部詩(ウタ)が史上初の「夏季大会での兄妹金メダル」を達成しました。

画像 NHK アフロ

trophy柔道男子73キロ級で、大野将平選手が金メダルを獲得しました。大野選手は前回のリオデジャネイロ大会に続く金メダルで、2連覇を果たしました。


trophy柔道女子57キロ級、多彩な技で攻め続けた芳田司(ツカサ)選手は開始3分すぎ、鮮やかな内股で技ありを奪い、「合わせ技一本」で勝利。


などなど、今後もサッカー、バトミントン、バスケットボール、サーフィンと試合が続いているので目が離せませんね。


何よりもアスリートの皆さん本当にカッコいいです。


試合後のインタビューでも口々に「苦しくて辛い日々の連続でした」「応援してくれた皆さんに感謝しかありません」「僕たちの姿を見て、頑張ってくれたらいいと思います」など涙ながらに嬉しさを表しています。


この一時のコメントだけでは表すことができないくらい、それぞれの選手に様々な歴史やドラマや苦難があると思いますが、思いっきり試合に挑んで欲しいなぁと思います。


メダル云々とは言いましたが、日本勢のメダルラッシュスーパープレイ凄いですね。




そして、オーストラリア勢は、やはり競泳が強い!!!

trophyオーストラリアの選手は、水泳女子400mフリースタイルAriarne Titmus 選手も勝利

au.sports.yahoo.com

観客席から見ていたコーチが喜びのあまり。。。大暴れするというハプニングもありました



オージーフレンドからも、「オリンピックのゲーム観るの大好き!日本は本当に素敵だね💜」とメッセージが来てました。


それにしても最近の若者の名前はキラキラネームというか、当て字というか風変わりな名前が多くなりましたね



8月8日(日)までオリンピックは続きます。


とうとうフジテレビ朝の情報番組とくダネ!にZoom出演?!

2021-02-24 | ニュース
皆さま、こんにちは。


前回からの続きのお話をいたしましょう。


今回偶然にも『大坂なおみ選手からサインをもらった人』ということで、


な、なんと!!!


 フジテレビ 朝の情報番組 とくダネ!にZoomで出演しました








大坂なおみ特集で『チームなおみ』の家族のようなサポートや、全豪オープンチャンピオンになるまでの道のり、舞台裏、功績、本当にこんなに1人1人のファンを大事にしてくれているなおみちゃんの人柄を称えた1コマでした。


全体は9:04くらいで、その中の1分もあるかないかでしたが、喜びが伝えられたのではないでしょうか。


そして、何も知らされていなかった親戚の叔父さん、叔母さんが偶然にも朝の情報番組 とくダネ!を観ている時に突然、メルボルン在住ー私がテレビに映っていたので、本当にビックリしたそうですhibebikkuri


それにしても改めてSNSの威力ってすごいなぁと思います。


私の場合はのんびりちまちまやっているのですが、たまたま全豪オープンテニスの女子ファイナルを観に行って、サインをもらえたというつぶやきをしたところ、フジテレビとくダネ!記者さんから連絡が入り、次の日早速Zoomインタビュー、そして2日後の月曜日には番組で放送という運びになりました。


ほんの少しのインタビュー放送だったのに、番組記者の女性のMさんは、とても丁寧にテキパキと細かいところまで確認をしていただき、きっと寝ずの作業だったのだろうなぁと推測します。


すっかりこの感覚を忘れていましたが、さすが、日本人はやることが早い!


なおみちゃんが至近距離に接近した時の写真も送ったのですが、そちらも使用されてなんと左上の方に撮影者ということで、名前も入っていたのです。嬉しいですね~heart


日本の友達からも『観たよ~』とたくさんのメッセージをもらい、(実際どのくらい映るのか不明だったので家族と数人に)事前に知らせたのですがTVの前で待ち構え動画や写真を写してくれたり、録画セットしたよ~DVDに撮って送るよ~とかもう本当に感謝です。


また中学からの同級生は自分のBLOGに記事を載せてくれたり、見ず知らずの日本の方からもどのようにマッチしたのか謎ですがSNS経由でとくダネ観ましたnikoとメッセージが届きました。


こんなこともあるんだなぁとここ数日感動と驚きと緊張で慌ただしく過ぎていきました。


我らがなおみちゃん!優勝おめでとう~kirakira2meromerokirakira2


こんな時期だからこそ元気になれるエネルギーを世界中のみんなに分け与えてくれていると思います。


ということで、AO2021なおみちゃんチャンピオン記念の良い思い出になりましたとさ。


朝晩冷んやりとだいぶ寒くなってきました。体調万全でお過ごしください。今日はこの辺で~zzz2