私のメルボルンライフ

メルボルンでの移住生活をのんびりと綴っています。

今年も2ヶ月、少し落ち着いたようなそうでないような…

2023-10-29 | メルボルンでの生活

皆さま、いつもありがとうございます。

 

お元気ですか?

 

あっという間に今年も2ヶ月となります。

 

今年は、子供の進路や色々で落ち着かない日々を送っていましたが

 

上の子があと1週間で最後のEXAM期間が終わります。

 

こちらの高校生最後の年(Year12)ってどんな感じなんだろう?と思いながら様子を見ていましたが

 

ターム4が始まってあれよあれよという間に先週末高校最後の日を迎えました。(早くない?!)

 

その日は、保護者も軽食ランチとFarewellアッセンブリー(集会)に学校へ招待され

 

学生たちの門出を見送る最後の壮行会の様な感じでした。

 

全ての EXAMが終了後に、正式な卒業式は来月の『Valedictory』 のディナーパーティーで

 

これは『お別れ会』『告別の行事』『表彰式』などで生徒たち(保護者も)フォーマルで参列します。

 

学生たちはこの登校最終日が終わった後も まだEXAMが残っているというのに

 

ハロウィンのような仮装大会?と思わせるようなはちゃめちゃな格好をして参列。

 

花の17・18歳-楽しそうですね〜♪ 【追記〜このクラスメイトBOYS 4人とはパンデミックで自宅待機中もオンライン(ゲーム?)で繋がり互いに励まし合っていたそうです!そんなこんなであの時は乗り越えられたっと言っていました。】

 

これはオーストラリアやイギリスでは「マックアップ・デー(muck-up day)」とも呼ばれる上級生のイタズラで、学校、大学、専門学校の上級生による組織的なイタズラの一種だそうです。学年末に行われることが多く、学校の伝統行事にもなっているそうです。

 

そして、帰り際『何あれ?』と思わず目を疑ったのですが駐車場の何台かの車全体に張り紙がしてあったり、(その特定の車はお世話になった先生方のだそうです)校内もはちゃめちゃにして最後を飾る?のが慣わしの様です。

HeraldsSun.com.auより抜粋

ちょっとこれはやりすぎのような気がしますが…

 

更には近隣の学校で、校内のガラスを生徒が割ったなどの惨事に発展し、警察沙汰になった高校もあったそうです。

 

日本ではどちらかというと厳かに粛々と卒業式を祝うのでこういったことはあり得ない?!のではないでしょうか?

 

まぁ、度を越さない程度での仮装?などは公立校ならでは?!で面白かったです。

 

🎃   👻   💀   😱          😎    😜

 

さてさて、それもそのはず彼らは遡って約1年間、VCE を取得する生徒たちは過酷なEXAMの波に飲まれていたので、ある意味このやり場のない解放感を放出するためにも仕方のないことだったのかもしれませんね。

 

Year 12の生徒が卒業するとともに、Year11生のテスト『School-Assessed Coursework (SAC)EXAM』が開始され、約1年間に各科目4回(もし4科目取っていたら16回)、その他『General Achievement Test(GAT)EXAM』、そして、最後の最後にVCAA-EXAMが約3週間実施されます。

 

これらのコースワークは、すべて完了すると『S-satisfaction』と『N -not satisfaction』判定となります。

 

そして最後にビクトリア州では、『Australian Tertiary Admission Rank-ATAR』 があり、ビクトリアの大学入学センター(Victorian Tertiary Admissions Centre:VTAC)がビクトリア州教育修了証(VCE)を修了時に算出します。

 

VTAC は、Victorian Curriculum and Assessment Authority (VCAA)が発行する VCE の結果を用いて ATAR のスコアを算出します。ATARの算出には、少なくとも4つのVCEを認定された組み合わせで修了している必要があります。

 

と少しややこしいですが、要は色々な機関が関連し、今まで受けてきたEXAMやVCEの修了認定、そして最後のVCAAの EXAM結果を全て統合しこの【ATAR】スコアが出てくるわけですね。

 

Year 11年生から着々とEXAM を受け続けてきた生徒たち…ですが、こちらの学校は多くが受験するわけではないし、高校受験も特に希望しない限りは必要ないので、割と中学・高校の学生生活をのほほ〜んと過ごしてきた子供たちにとってはちょっと辛い1年間だったのではないでしょうか?

 

また、Year10(高校1年生)を修了した時点で、主に2つに進路が枝分かれしていて、『Victorian Certificate of Applied Learning (VCAL)』は、Australian Qualifications Framework (AQF)の中で認定される高等教育修了証を取得できます。VCALは、技術・進学教育(TAFE)、大学、見習い・訓練生、または就職への進路となります。

 

しかし、16歳・17歳から大人に混ざって見習いとはいえ有給で働き始めるのは素晴らしいことだと思います。

 

うちの上の子はVCE へ進みましたが、お友達でがっちり稼ぎ始めている子がいて、たまに学校で会うとその子たちの話を聞いて羨ましそうにしていました。

 

ということで、ジムなどで身体を鍛えている上の子もなんとか無事卒業を迎えられそうです。

 

勉強もジムでのトレーニングに例えて『No pain, no gain』これは…

 

「成功するには一生懸命頑張らなければならない」

「痛みなくして得るものなし」や「労力なくして得るものなし」

「楽しむために、楽をしない」

 

などの意味。

 

途中Year 9・10(中3・高1)はパンデミックでここメルボルンは完全ロックダウンだったので自宅学習も多く

 

友達とワイワイ楽しいことが好きな子なので、その間は部屋でゴロゴロと気力もなかった様でしたが

 

ここ約1年間は、自分の部屋の机や、場所を変えてダイニングで勉強している姿を見ることもあり

 

ちょっと心配だった上の子も、なんだかんだ頑張ってきた様に思います。

 

ということで、段々と落ち着きつつある日々…

 

私は今までの働き方とは違いカジュアルなので、大分気持ち的にも楽になり、こういう働き方も気に入っています。

 

大体今は週3−4日ですが、仕事がない日はここぞとばかりHOT YOGAやCLASSIC YOGAで汗を流しつつ

 

家のこと全般や考えごとも色々できるのでこのくらいのペースでちょうどいいかな。

 

でもまだ肩に力が入っているようで(精神的に?)Yogaのインストラクターには注意されていますが、いつになったら肩の荷が降りるのか…(ホントに今まで生活を楽しむというよりも色んな苦労が多かったよなぁ、これからは少し楽しめる様に過ごしたいものです)

 

まぁそれでも少し今までやりたかったことの一つ、週末はクラシック音楽のコンサートへ EXAMが終了した上の子と出かける予定。

 

こんなことができるのも、子供たちが成長してきた証ですね。後もう少し。

 

今晩の夕食は兄弟で『手作りトマトソースとたっぷりチーズをのせてオーブンで焼いたチキンカツ』サラダを添えて作っていました。

 

チキンを揚げるところからだったので時間はかかっていましたが、片付けもしっかりやってくれて『2人で頑張ったね!』と声を掛け合っていました。

色々なスパイスで下味を付けてあり美味しかったです

 

次回は、広告宣伝の様ですが『Chadstoneに新しくできたShop-Allkindsのモデルに挑戦』

 

たまにまだ寒い日がありますが過ごしやすい初夏になりつつあります。どうかお身体大切にお過ごしください。