私のメルボルンライフ

メルボルンでの移住生活をのんびりと綴っています。

1年がかりのMagistrates Court Hearingへ(前半ー何故行く事になったのか編)

2024-09-22 | お知らせ

皆さま、日々お疲れ様です。

 

さて、今日は前回の予告通り、オーストラリアの裁判所『Magistrates Court』へ行き、実際にヒアリングを行ったお話。

 

ちょっと重い話なので読みたくない方はスルーをしてください。

 

ただ、こちらに住む方々でこのような事に遭遇してしまった場合、私の事例が少しでも参考になれば幸いです。

 

納得いかないまでもサクッと反則金を払ってしまった方がと最後はちょっと思ったのも事実です。

 

 

ことの始まりは、昨年2023年10月でした。

 

そして、先日2024年9月のはじめにようやくコートヒアリングが終了しました。

 

その日は、朝のYOGAクラスへ参加した帰り道で、比較的主要な道路でDRUG/ALCOHOL検査をしていました。

 

さほど車も走っていなく、案の定『はいこっち〜』のラインへ回されました。

 

呼気検査をやらされ、こちらはなんの問題もなく終了しました。

 

そこには2人の警察官がいて、1人は呼気検査、もう1人は車内をジロジロと見回わしていました。

 

すると中央の7−8cmの深さはあるティッシュボックスが入る程の蓋の付いたコンソールボックスの中に設置してあった携帯電話の指摘をしてきたのです。

 

運転席からは携帯電話も画像も見えず、音楽は車のスピーカーから鳴っていましたが、家を出てから一切携帯電話には触ってもいないし、万が一見ていたのなら横向きになっていただろうし、画像が動いていたことも気づきませんでした。

 

呼気検査の後、もう1人の警察官が『車、前に停めて』と、待ってましたぁ〜の如く、どうやらその携帯電話が目に止まった様でした。

 

再度になりますが、画像は動いていたけど、実際見えてもいないし、携帯電話はかなり深さのあるコンソールボックスに縦向きに入っていたのです。(蓋が閉まっていればよかったのですがね)

 

この警察官が言うにはCradle(携帯電話の受台)に設置していないのは全て違反。らしい。

 

実際、こんな痛恨のうっかりミス、多くの人々もしてるんだろうけど隙をつかれました。

 

全くもって横柄な態度と、減点4点と、反則金なんと$577だそうです。

 

免許証を返された後、その警察官何も言わずに立ち去りました。

 

バックミラーに映る4−5m後方の警察官の背中に『終わったのか』と聞くと、一瞥し、ぶっきらぼうに『そうだ』と。

 

これだけの反則金を徴収するのならばそれなりの明確な理由が必要ではないのだろうか?

 

General rules for all devices

Drivers with a full licence can use a mobile phone or device to make or receive a phone call, use audio and music functions, use GPS navigation or use in-built driver assistance or vehicle safety features.  

However, the device must be properly mounted or in-built to the vehicle.

While driving, riding or operating a vehicle, you must not:

  • enter information, text, numbers or symbols (unless using voice control)
  • scroll on the device - such as scrolling through text messages, social media, music playlists
  • view text messages, social media, emails, websites or photos
  • watch videos, play games or take video calls.

These rules apply to all kinds of mobile phones, devices and technologies, whether portable, wearable, mounted or built into the vehicle.  

 

とにかくその警察官の態度もさることながら、処分内容にも納得がいきませんでした。

 

こちらでは、その処分に対して『異議申し立て』ができるので時系列に沿って事の成り行きを書き、添付資料(写真)を送付。

 

すると、1ヶ月くらいして裁判所でヒアリングに行くことが可能、または反則金を支払うかの選択する手紙が届きます。

 

その後召喚状が届き、対応した警察官は、全くもって嘘の理由を書いてきていました。

 

『私が運転中にダッシュボードで(携帯電話が剥き出しのまま)MusicVideoを再生していた。』と。

 

向こうも供述を引っ込めることはしない方向の様です。

 

最初からなんの期待もしていませんし、そもそも警察なんて嘘八百、そんなもんでしょ。とは思っていましたがここまでとは。

 

と言う事で、昨年末に今年の9月に行われる『Magistrates Court Hearing』の案内がきました。

 

なんと1年先ですよ。

 

念のため、この件について方向性を知るためにも弁護士に相談してみましたが、特に解決策もなく

 

下手すると追徴で反則金の他、更に$2000以上支払うケースもあるとのこと。でした。

 

その方の言っている感じからして、司法や警察にはこちらがいくら真実を主張したとしても無罪を勝ち取るのは無理でしょう。ともおっしゃっていました。

 

逆に弁護士などプロが発言すると『何言ってるの?』となってしまう様なので、『じゃ、素人っぽくとぼけて言いたいこと言ってみます』

 

更には、このケースは刑事事件になるので『PoliceCheck』に記録され記載される。とのこと。これは仕事上ちょっと更新の際に問題が出てきそうです。

 

なんだか色々と面倒なことが附随してきそうな感じに。

 

この弁護士との相談料も30分で$140、シティまでの行き帰り、ガソリン代…なんだったらもう反則金を払ってしまった方が良いのかもしれない。と思いましたね。

 

どうやら馬鹿高い勉強料になりそう。

 

実際、ヒアリングが開催される裁判所へ電話をし、『Withdraw』に出来ないか問い合わせしてみるも、この段階だともう無理。とのこと。

 

乗りかかった船、とにかくもうMagistrates Court Hearingへ行くしかない。

 

長くなりそうなので今回はこの辺で。

 

次回は…Magistrates Court Hearing (後半ー当日、法廷で編)です。最終的にどうなったのか?また遊びに来てくださいね。


オーストラリアで受験ってあるの?(JMSS編)

2024-09-18 | 子育て

皆さま、お疲れ様です。

 

メルボルン・オーストラリアのココ。

 

2−3週間前から急に暖かくなり、春が来た〜🌸なんて喜んでいたら

 

また10度前後の肌寒い日に逆戻り。

 

でもなんだか更年期も相まり、しょっちゅうポッポッとしているので

 

今年の冬はなんだかあっという間に終わったような気がします。

 

 

 

オーストラリアは新学期が2月からで、4学期制。終わるのが12月。

 

来年行く予定の学校のお受験は、こちらでは大体前年の6月〜7月にあり、結果が9月には確定します。

 

日本は幼稚園受験から始まり、小学校→中学校→高校→大学とどの時点で受験するかにもよりますが

 

なかなか選択範囲も数多くあり、きっとオージーキッズと比べるとかなりの勉強量の違いがあると思います。

 

私の住むビクトリア州は、希望して受験し、言わば進学校へ入るのは中学校2年生と中学校3年生の時期にあります。

 

下の子昨年受験し、無事に選抜校へ入学し、友達もでき学校のしきたりやルールにも慣れてきた様でTerm3まで無事終了。

 

うちは完全ECOモードでの学校選択なので、小学校はカトリック校で多少授業料がかかったものの

 

上の子も下の子も中学校・高校は公立校。

 

というか、そもそも日本と比べるとそんなに選択肢がない。のかもしれない。

 

ビクトリア州の政府系選抜校(セレクティブスクール)は4校あり、中3から高校3年までの4年間通います。

 

そしてもう一校は、サイエンスに特化したちょっと付属校的な響きのあるJMSS(John Monash Science School)。

 

こちら高校3年間通います。同じ敷地内にオーストラリアでの位置的には第2位のMonash University内にあり

 

環境や校舎もなかなか洗練されている感じ。

私だったら…こんなとこに通ってみたいなぁと思っちゃうくらい。

 

今年、下の子この学校へ挑戦してみました。

 

着席制のアカデミックテスト合格後、2週間後にインタビューもあります。

 

このインタビューでは、テスト結果が良いだけでなく

 

もっと多方面からその生徒の頑張ってることや努力している、例えばアートや芸術、ダンス、既存の学校での貢献や

 

クラブスポーツなどにも着目します。

 

もちろん中2、中3時点のアカデミックレポート、や表彰などのエビデンスも持参します。

 

実際のインタビューは、グループインタビューでテーマに沿ってブレーンストーミングをするそうです。

 

うちの子は男の子なのですが、他4−5人は大人しい?女の子ばかりだったそうで

 

結構リーダーシップっぽい感じを醸し出せたそうです。

 

今年の日程はこんな感じ。(ちなみに今年のセレクティブテスト日は1ヶ月早く6月でした)

 

JMSSも同じ日に着席制のテストー6月15日(申込は2024年5月24日締め切り)

 

アカデミックテスト結果発表ー7月30日

 

インタビュー日程ー8月12日

 

総合結果発表ー9月6日(無事桜咲く🌸)

 

John Monash Science School | Victoria’s First Specialist Science School.

Victoria’s first specialist school in the Sciences, Mathematics and Technology with access to world-class science and education research.

John Monash Science School

 

 

その後1週間後までに来年度2025年から入学するかどうかの連絡をしなくてはなりません。

 

ウェイティングリストにかなり名前が乗っている様です。男女200席の定員のところ2024年は5000人以上受験したそうです。

More than 5000 students applied in 2024 for the 200 places on offer in Year 10, where a 3% rule applies, stating that no more than 3% of any school's cohort can be offered a place. The school also champions gender equality and aims to offer 100 places to males and 100 places to females.【Wiki】

 

昨年からの受験も、この受験も基本的には下の子の意志にお任せで、

 

親は、子供が選択できる様に提案するだけで、実際受験するのは子供です。

 

こちらはあまり横の繋がりもなく、塾でもその他情報も多く入手できません。

 

少しだけ参考にできたのは、同じ職場のベトナム人の同僚の娘さん長女さんがJMSSで次女さんが下の子が今行っている学校だったそうなので様子を聞いてみたくらいですね。

 

下の子数日考えた後…

 

『僕は今の学校に留まるよ。学校のシステムも気に入ってるし、慣れてきたし、友達もたくさんできた。先生もほとんど良い先生なので満足している。』

 

とのこと。後ろ髪引かれつつ…『Decline』ご辞退させていただきました。

 

こちらは高校2年生くらいから本格的に大学進学コースか、専門職コース、就職コースなどが決まり、

 

大学に進学するにしても日本でいう大学受験ほどではありません。

 

入学の門戸は(学部によっても異なる)比較的広いが、逆に卒業が大変というイメージがあります(日本とは反対ですね)

 

ということで、お受験は一旦終了です。(ホッッ)もうすぐ子育ても卒業か?いやまだだなぁ。

 

結果的に、受験をしたことで本人の意識も高まるし、自信も付き判断力や経験値も多少は上がったことでしょう。

 

しばらくすると陸上競技が本格的に始まります。

 

 

今年はU16でナショナルコンペティションを目指そう〜と高い目標!

 

昨年は、学校ベース県大会で走り幅跳び、ベスト5入賞でした。

 

1番のサポーターはやはり家族ですからね。

 

街のあちこちに花びらの白い桜のような木々や鮮やかな黄色のミモザが多くなってきましたね。

 

来週からは2週間のスクールホリデーが始まります。少し小休止ができるのは本当にありがたいです。

 

次は『1年がかりのMagistrates Court Hearingへ』とちょっと重い記事を書きますので、また来てください。