今日もまた良い天気ですね!
イースターホリデーやこのロングウィークエンドはいかがお過ごしでしょうか?
今のお仕事はスクールホリデー中はお休みになるので
中間のブレークとしては自分なりにリラックスできたかなぁという感じでした。
さてここ数年、SDGs(エス・ディ・ジーズ)という言葉をよく目にするようになりました。
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」と訳されます。
2015年の国連サミットで採択されたSDGsでは、2030年までに世界各国で達成すべき17の目標を掲げています。
よく見えないので拡大する🔍
SDGsとは、2030年までに達成すべき17の国際目標を指します。
具体的に見てみましょう。
Goal1:貧困をなくす。あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困をなくす
Goal2:飢餓をゼロにする。飢餓をなくし、食料安全保障と栄養改善を達成し、持続可能な農業を推進する。
Goal3:健康で豊かな生活(Good Health and Well-being)。すべての年齢層の人々の健康的な生活を保障し、幸福を促進する。
Goal4:質の高い教育。 包括的で公平な質の高い教育を実現し、すべての人に生涯学習の機会を提供する。
Goal5:ジェンダーの平等。 ジェンダー平等を実現し、すべての女性と女児に力を与える。
Goal6:清潔な水と衛生設備(Clean Water and Sanitation)。すべての人が水と衛生設備を利用できるようにし、その持続可能な管理を確保する。
Goal7:手ごろな価格のクリーンエネルギー。 すべての人が、安価で信頼でき、持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
Goal8:ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)と経済成長。 持続的、包括的かつ持続可能な経済成長、完全かつ生産的な雇用、そしてすべての人のためのディーセント・ワークを促進する。
Goal9:産業、イノベーション、インフラストラクチャー 災害に強いインフラの構築。包括的で持続可能な工業化の促進、及びイノベーションの促進。
Goal10:不平等の是正。 国内および国家間の不平等を是正する。
Goal11:持続可能な都市とコミュニティ。都市と人間居住区を包括的で安全、かつ弾力的で持続可能なものにする。
Goal12:責任ある消費と生産。持続可能な消費と生産のパターンを確保する
Goal13:気候変動対策。 気候変動とその影響に対処するための緊急行動をとる。
Goal14:水面下の生命 持続可能な開発。海洋、海、および海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
Goal15:陸上での生活 陸上生態系の保護、回復。および持続可能な利用の促進、森林の持続可能な管理、砂漠化との戦い、土地の劣化の阻止と回復、生物多様性の喪失の阻止。
Goal16:平和、正義、そして強い制度。持続可能な開発のために平和で包摂的な社会を促進し、すべての人に正義へのアクセスを公平に提供し、あらゆるレベルで効果的で説明責任を果たし、包摂的な制度を構築する。
Goal17:目標達成のためのパートナーシップ。実施手段を強化し、持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップを活性化させる。
というような、一見長々と硬い謳い文句が並んでいるようですが
社会環境の中の身近な生活レベルでも実践されていることが数多くあります。
これは別に社会でなくても、日常一個人の生活の場でも見られるし
そして既に実行していたり、自分なりの気づきや勉強することでもいいと思います。
では次に日本とオーストラリアのSDGsの達成度を見てみます。
『日本』
日本は他の先進国に比べ、SDGsの達成状況は芳しくない状況です。
ドイツ最大の財団である、ベルテルスマン財団と持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)が2019年6月に発表した、各国のSDGsの達成状況を分析したレポート「SDG Indexand Dashboards Report」において、日本の達成状況は162カ国中18位であると示されました。
SDGsの達成に最も近いのはデンマークで、達成状況を示すスコアは85.2でした。次いでスウェーデンがスコア85.0、フィンランドはスコア82.8と、欧州勢が続きます。達成状況18位の日本のスコアは78.9でした。
日本の17の目標ごとのスコアを見ると1.貧困なし(99.0)3.健康と福祉(94.9)4.質の高い教育(98.1)など達成に近いものがある一方で、2.飢餓(68.0)5.ジェンダー(58.5)14.海洋資源の保全(53.6)など、スコアが振るわないものも見られます。
『オーストラリア』
オーストラリアは162カ国中38位にランク付けされました。オーストラリアは、今年の指数のトップであるスウェーデン、デンマーク、フィンランドの北欧諸国を大きく下回り、OECD諸国全体では合計スコア73.9%でワースト1位でした。
オーストラリアは、日本と同様に1.貧困なしと、3.健康と福祉において最も良い結果を得ています。一方、12.責任ある消費と生産と、13.気候変動対策については、最悪の結果となっています。
他の高所得国同様、高いレベルのCO2排出量と汚染、生物多様性への脅威は、国連が設定した目標年である2030年までにSDGsを達成するために大きな変革が必要であると考えられます。
また、オーストラリアは、特に化石燃料の輸出によって重要な負の環境外部性(スピルオーバー)を生み出し、他国のSDGs達成能力を損なっています。
現在世界で17のSDGsを達成している国はないことが判明しました。また、2030年までにSDGsを達成できそうな国は、存在しない見通しのようです。
Rankings- Sustainable Development Report2021📉📈
今回はちょっと身近な例で見てみたいと思います。
タイトルにもあるように、『オーストラリア女性の働き方』。
これは、SDGsゴールの、5. ジェンダーの平等、4. 質の高い教育、小さいレベルでの10. 不平等の是正
にも関連していると思います。
実際私もこの国に16年も居ると、自分では気づかないまでも
ちょっと感覚が変わってきているのかなぁと思います。
というのも、オーストラリアで今までに勤務した就業先では
他にも日本人がいるとか、日系関連会社とかではなく、学校勤務も然り
ローカルの企業・団体がほとんどというのもあるかもしれません。
よくどこの出身かと聞かれることがありますが、日本というと意外にも
家族が〜、親戚が〜、一度行ってみたい、以前住んでいた、今度行く、友達が日本にいるなど
とても詳しくてそこから話が弾むことも多々あります。
しかしながらこの多種多様な環境では、特にこの国の、とか、どこどこの国のという差はほとんどありません。
日本でもオーストラリアでも現代では男女問わず仕事を持って働いているケースが多くなっています。
それに伴い、老若男女全てのステージで専門的知識を身につけるための教育も行われています。
ここでは、そういった専門の資格にフォーカスを当てて活躍できる場が多くあると思います。
特に男性・女性と区分けするべきではありませんが
現在の職場では、働いている女性(男性)の方々は20代から70代近くまで
現役で活き活きとお仕事を継続しています。
同年代の方々も多く、生活環境、住居や物価に関して・子育てや親の介護云々など(要は世間話)
共感できるケースも多く、お国違えどそれぞれ環境はそれほど変わらないなぁという感じです。
体格的なものもあるかもしれませんが、背も高く、逞しい女性が一般的に多いので
日本のように華奢で細い女性が…という価値観とはだいぶかけ離れているように思います。
しかも年齢なんぞ、そもそも履歴書にも書きませんし、露骨に聞かれたりもしませんね。
日本では40代ともなるともう既にシニア世代くらいに分類され(たことが実際あります)
驚いたこともありました。
男女関係なく(どちらかというと女性の方が表向きは強い?)
自分の意見をしっかり持ち、自立している女性の方々が多いなぁと感じますね。
もっとタフにいかないとなぁと思うこの頃・・・
スクールホリデーの最終日ーCome on, it's time for the Aussie BBQ🍖🥓🥩🍗!!!
この日は、午後から夕方にかけていつも仲良くしていただいているご家族と、家からほんの5分〜10分圏内のパークで持ち寄りBBQ。
カラフルで高性能なキャンプ装備が整っていて、出来立ての本格コーヒーも作っていただきました。
そのご家族の88歳になるとってもお元気なお父さんも加わって、長い歴史と昔話に花が咲きました。