皆さま。こんにちは。お久しぶりとなりました。
こちらメルボルンは、ようやく夏の始まりを感じるようになりました。1日に四季があると言われるように、気温も朝は10度以下だったのが急上昇して20度を超えたり、快晴→いきなりの雨・嵐→また日が差し込んだと思ったら→気温の急降下。。。と、気温に関しては、20度くらいの前後差は日常茶飯事。
クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、西オーストラリアでは、多くの場所で山火事が発生しており、気が気ではない状況です。身の安全と早めの避難、どうか一刻も早い鎮静をお祈りします。
これからの時期、ここメルボルンでもかなり気温が上昇します。火気の使用を全面的に禁止する”TOTAL FAIR BAN"という警報が発令され、バーベキューや喫煙など、屋外全てで火の使用ができなくなります。
そしてところどころにこういったサインが表示されます。一番右の赤黒ゾーンになるとかなり危険な状態で”大災害” レベルとなります。これからの時期、暑い中野外活動をされる方はくれぐれもこのサインをお見逃しなく。山林では逃げ道も限られてきます。どうぞお気をつけください。
ということで、時候のご挨拶から入ったら本題からかなり外れてしまいました
現在、ESW(エデュケーション・スタッフ・ワーカー)という立場で勉強をしているのですが、これは小学校や中学校・高校の先生とコラボレーションをして、様々な形でクラスマネージメントのサポートをする仕事です。
授業での理論的情報や、実際の教育現場での活動、オブザーブ、ケーススタデイを通して、主には表面に明確に現れないまでも潜在的にソーシャルの問題や、家庭環境の問題、集中力がなく授業についていけなかったり、授業とはまるでかけ離れた行動や言動をしている子供達に個別についたり、実際の学校活動を通して様々なことを学んでいます。
何せ、こちらでの学校時代のバックグラウンドがないので、想像力とアドレナリンを大放出して奮闘中。
こちらはPREPという小学校1年生前の準備クラスから含めると小学校は7年間、その上の中学校・高校は6年間でセカンダリーと言われています。
今回はそのPREPクラス~5年生の普通クラス、6年生の日本語クラスと実に様々な学年に入りました。
小学校2年生のクラスでは、何回か顔を合わせていると馴染んでくるのか何処かへ移動する時は、手を繋いでくれて嬉しそうに”I have a new friend!"と先生に紹介してくれました。この子とは一緒にサンドイッチを作る工程を自分で考え、その手順をノートに書き最後にそのサンドイッチの絵を描くというライティングの作業をしました。いつもニコニコでお話しています。
ちょっと大変だったのが、その日は朝から終日5年生のクラスに入っていたのですが、前々回の授業から個人行動が気になるなと思っていた子でした。先生の話すことも全然聞いてなく、他の子の意識を外らせるのでとうとう最後はみんなから離れた場所に座らせられてしまいました。その後その子と2人でリーディングや算数の課題作業をしたのですが、集中力がすぐ途切れやすく俯いて寝たふりをしてしまいます。5年生ともなると自己意識もあるので、色々な試行錯誤はありましたが、なんとか最後は先生から”ここまでは終わらせてね”と言われていた課題を終えました。ソーシャル、集中力欠如の問題、家庭環境などの影響はあるにしろ、笑顔が素敵で、そんな中でも一生懸命私の完璧ではない発音を教えてくれたりして、笑顔でなんとか終えた課題でした。最後は”I like you”なんてちょっと照れてしまうような言葉を言ってくれました。もちろん”I like you,too!"とお返ししましたけど。その子達が学校へ来るのが嫌にならないように・・・をとりあえずの目標にと思います。
うちの子は小4と中2で、それぞれの過程を過ごしているわけですが、実際の小学校の中身を知るまでは計り知れない部分も多くあり、先生方は毎日すごい活力が必要だなと実感しました。
特にしつけ面はかなり厳しく、基本中の基本ですが出したものを元に戻す、ちゃんと座る、人が話している時は静かにする、物はぞんざいに扱わないなど、できないとかなり本気で指導します。できない子も多いのです。その後泣きべそをかく子もいて。
先生の中には、厳しい中にも笑顔や声のトーンや物腰が柔らかい方もて、そういう方の言葉には魂がこもっていて、スゥーと心に響いてきます。やはり生徒もそういう先生には質問も多い。客観的に見ると多くの部分で学ぶことが明確になりつつあり、多くの反省点がありました。ここ数週間はアサイメントの提出が立て続けで落ち着きませんでしたが、なんとか今年は乗り切れました。
最後に、ここの小学校6年生数十名は、先日日本ツアーに旅立ちました。日本語の授業では広島の原爆を取り上げていて、衝撃的な映像もあり、原爆の脅威を知らない子供達がどのように受け止めているかは個々様々です。このツアーでは大阪、広島(原爆ドーム訪問)東京・横浜(カップヌードルミュージアムやポケモンセンターなど)行きます。
私の小学校時代は、毎年夏休みには広島・長崎の原爆映画を学校で開催していましたので、ある程度の知識はありますが、この子供達が実際の地を訪問することで何か感じ取ってくれたら幸いですね。
ということで、学校のみんなが折った鶴を束にするお手伝いをして、心だけでも届けてくれたら嬉しい限りです。どうか皆、日本ツアーを楽しんで無事に帰ってきてください。
そして、もうすぐクリスマス~今年のクリスマスはどうなるか?まだ決めていませんが、またちょこちょこUPしていきます
こちらメルボルンは、ようやく夏の始まりを感じるようになりました。1日に四季があると言われるように、気温も朝は10度以下だったのが急上昇して20度を超えたり、快晴→いきなりの雨・嵐→また日が差し込んだと思ったら→気温の急降下。。。と、気温に関しては、20度くらいの前後差は日常茶飯事。
クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、西オーストラリアでは、多くの場所で山火事が発生しており、気が気ではない状況です。身の安全と早めの避難、どうか一刻も早い鎮静をお祈りします。
これからの時期、ここメルボルンでもかなり気温が上昇します。火気の使用を全面的に禁止する”TOTAL FAIR BAN"という警報が発令され、バーベキューや喫煙など、屋外全てで火の使用ができなくなります。
そしてところどころにこういったサインが表示されます。一番右の赤黒ゾーンになるとかなり危険な状態で”大災害” レベルとなります。これからの時期、暑い中野外活動をされる方はくれぐれもこのサインをお見逃しなく。山林では逃げ道も限られてきます。どうぞお気をつけください。
ということで、時候のご挨拶から入ったら本題からかなり外れてしまいました
現在、ESW(エデュケーション・スタッフ・ワーカー)という立場で勉強をしているのですが、これは小学校や中学校・高校の先生とコラボレーションをして、様々な形でクラスマネージメントのサポートをする仕事です。
授業での理論的情報や、実際の教育現場での活動、オブザーブ、ケーススタデイを通して、主には表面に明確に現れないまでも潜在的にソーシャルの問題や、家庭環境の問題、集中力がなく授業についていけなかったり、授業とはまるでかけ離れた行動や言動をしている子供達に個別についたり、実際の学校活動を通して様々なことを学んでいます。
何せ、こちらでの学校時代のバックグラウンドがないので、想像力とアドレナリンを大放出して奮闘中。
こちらはPREPという小学校1年生前の準備クラスから含めると小学校は7年間、その上の中学校・高校は6年間でセカンダリーと言われています。
今回はそのPREPクラス~5年生の普通クラス、6年生の日本語クラスと実に様々な学年に入りました。
小学校2年生のクラスでは、何回か顔を合わせていると馴染んでくるのか何処かへ移動する時は、手を繋いでくれて嬉しそうに”I have a new friend!"と先生に紹介してくれました。この子とは一緒にサンドイッチを作る工程を自分で考え、その手順をノートに書き最後にそのサンドイッチの絵を描くというライティングの作業をしました。いつもニコニコでお話しています。
ちょっと大変だったのが、その日は朝から終日5年生のクラスに入っていたのですが、前々回の授業から個人行動が気になるなと思っていた子でした。先生の話すことも全然聞いてなく、他の子の意識を外らせるのでとうとう最後はみんなから離れた場所に座らせられてしまいました。その後その子と2人でリーディングや算数の課題作業をしたのですが、集中力がすぐ途切れやすく俯いて寝たふりをしてしまいます。5年生ともなると自己意識もあるので、色々な試行錯誤はありましたが、なんとか最後は先生から”ここまでは終わらせてね”と言われていた課題を終えました。ソーシャル、集中力欠如の問題、家庭環境などの影響はあるにしろ、笑顔が素敵で、そんな中でも一生懸命私の完璧ではない発音を教えてくれたりして、笑顔でなんとか終えた課題でした。最後は”I like you”なんてちょっと照れてしまうような言葉を言ってくれました。もちろん”I like you,too!"とお返ししましたけど。その子達が学校へ来るのが嫌にならないように・・・をとりあえずの目標にと思います。
うちの子は小4と中2で、それぞれの過程を過ごしているわけですが、実際の小学校の中身を知るまでは計り知れない部分も多くあり、先生方は毎日すごい活力が必要だなと実感しました。
特にしつけ面はかなり厳しく、基本中の基本ですが出したものを元に戻す、ちゃんと座る、人が話している時は静かにする、物はぞんざいに扱わないなど、できないとかなり本気で指導します。できない子も多いのです。その後泣きべそをかく子もいて。
先生の中には、厳しい中にも笑顔や声のトーンや物腰が柔らかい方もて、そういう方の言葉には魂がこもっていて、スゥーと心に響いてきます。やはり生徒もそういう先生には質問も多い。客観的に見ると多くの部分で学ぶことが明確になりつつあり、多くの反省点がありました。ここ数週間はアサイメントの提出が立て続けで落ち着きませんでしたが、なんとか今年は乗り切れました。
最後に、ここの小学校6年生数十名は、先日日本ツアーに旅立ちました。日本語の授業では広島の原爆を取り上げていて、衝撃的な映像もあり、原爆の脅威を知らない子供達がどのように受け止めているかは個々様々です。このツアーでは大阪、広島(原爆ドーム訪問)東京・横浜(カップヌードルミュージアムやポケモンセンターなど)行きます。
私の小学校時代は、毎年夏休みには広島・長崎の原爆映画を学校で開催していましたので、ある程度の知識はありますが、この子供達が実際の地を訪問することで何か感じ取ってくれたら幸いですね。
ということで、学校のみんなが折った鶴を束にするお手伝いをして、心だけでも届けてくれたら嬉しい限りです。どうか皆、日本ツアーを楽しんで無事に帰ってきてください。
そして、もうすぐクリスマス~今年のクリスマスはどうなるか?まだ決めていませんが、またちょこちょこUPしていきます