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365kimono なきゃつくる料理

藤紬分解~お直し

2010-04-11 09:28:23 | carmen's way 2009-2010
桜であたたかで、とのんきに思っていると、やばい事実に気がついた!!!GWまであと1ヶ月きっている=GWの頃のジャストのキモノがない!!!

あるんですが、藤紬。
身幅太すぎ、
身丈ほぼナシ、この二つで毎度着崩れひどいこと。
日焼けしすぎ、
だけど着心地最高☆

で、単衣なので日焼けしていない裏を表地に返せばいい、と判明してから放置したまま日だけがすぎる~

意を決して専門店に相談へ。なるべく急いでほしいんですが、ともちかけると「糸解きしてきてもらえると早くとりかかれる」

はい、やります!!

で、いままでも既に、胴にたくしこんでる数センチを大事に伸ばし、すりきれた裾を縫い上げてもらい、だの、手をかけてきた分、・・・・縫い目も多い!


それらを丁寧に解くこと、しろうとの私に2時間。
そういえばどっかのおやじが、糸解いたのを渡すときに糸くずがついたままだと女が廃るといっていた。はいはい、とりましょ。

時間のかかること。糸くずとりにアナザー2時間。

トータル4時間の糸とき!


で、急いで持っていくと

「たすかります~」と同時に教えてもらうに
プロは30分で糸解きはじめてから反物状態に戻す仮縫い(?)までおわらせる、
糸くずは、アイロンかかった布からなら簡単に取れるので、取らずに出してもらって大丈夫ですよ。

そうだったんだ・・・自分の手間時間を知った分、次回からはこちらから質問できる!

さらに、どうせ分解するなら対丈も長時間は疲れるので、身丈を接いでほしいというと、
なんと分解により残布が一枚でてきた。5cmずつなら身丈ものばせる。短すぎる袖丈を伸ばすのにも使える。一体どこからでてきました??

必死に解いていたからわからないけど、多分、襟。なんだか分厚かったもので。


それから私はこれを「紬」と疑わなかったけども、節もあるし。業者さんいわく、このぬめーっとしてるかんじは何でしょうね。単なる着すぎでやわらかくなりすぎてるのでしょう??それにしてもどこの産地のものでしょうね?

さぁ。。。浅草の骨董市で「これはいいもんだよ~」と言われながらも9000円を3500円に値切って買ったことしか覚えていません。。。

洋服と違って布のあまりを本体のあちらこちらに縫い付けたままにしておけるキモノって・・・

面白いよね~


楽しみ!!!



同時に銀座で帽子~と騒がれた日の池田重子さんのお店でみつけた絽白紅型の裄だしと身幅変更も依頼。

新規購入ナシに1枚ずつマイサイズへ変更中



画像がその紬・・ラフォルジュルネ音楽祭@東京国際フォーラム
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2 Comments

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Unknown (kemi)
2010-04-12 11:48:53
懐かしいです、この着物!
裏に返せば元の色に戻り、出てきた分で長さも出る!
こんなに着てもらえるこの着物しあわせですね!
返信する
だよね~ (carmen)
2010-04-12 15:01:59
ほんと、このコは相当な回数、実際でもブログでもkemi-sanにお会いしてますね!!

まだまだこれから(笑)!
返信する

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