旅するCARUROS今日も征く!

日々の出来事・感想を表示。皆さんの意見・励ましをもらえ、人と人との繋がりが深められるキッカケになればとっても嬉しいです。

【糸島泉河畔田園ウオーキング&親子ふれあいスポーツラリー】

2015年08月08日 22時51分55秒 | ➁自転車・マラソン・ウオーク(企画&実績)

※参加費
 ●Aコース 7Kmウオーク 無料!
 ●Bコース 親子ふれあいスポーツラリー 有料
       ・小中学生 当日申込み 200円
             事前申込み 100円
       ・保護者、及び未就学児童は、無料です。
 

☆参加申込みは電話かメールでOKです。
  TEL 092-330-5656
  メール caruros@leaf.ocn.ne.jp 

   http://wordpress.itoshima-sc.com/?p=2280

 ●コースMAP図

※以下は、途中のコース内にある「工房&レストラン」等の紹介HPです。 
   新しい出会いがあるかも知れませんよ! 是非、お立ち寄りくださ~い。

 ●ハーブガーデン・プティール倶楽部    http://www.herbgarden.co.jp/

  ●「石窯パン工房・童夢の森」         http://doumunomori.com/  

 ●「創作博多人形 天平工房」 映像紹介 https://youtu.be/W0uKhvBhI0g

 TanaCafe + Coffee Roaster             http://tanacafe.jp/

  ●ミートDELICA クローバー本店(マユパパのブログ紹介記事より) http://blog.goo.ne.jp/mayupapa_1959/e/c688fac69fbdec4665afd492db2366f5  

  ●伊都KARA(マユパパのブログ紹介記事より) http://blog.goo.ne.jp/mayupapa_1959/e/c98cee822717d309b54b5f6290b1d122

 ●泉川畔(桜道)より可也山(365m)を望む! 

 ●荻の浦古墳・公園より可也山を望む!


「海賊と呼ばれた男」 出光佐三の生き様に学ぶ!

2015年08月08日 01時44分39秒 | ⑮読書&映画(所感)

「海賊と呼ばれた男」  出光 佐三  (百田尚樹:著) 上下2巻

  著者の百田尚樹氏は、今のマスコミ界でも持て囃され、一方で国会の「安全保障法案」で政権を支持養護する発言等で物議を醸している人物である。
なんとなく毛嫌いしていたが・・・図書館でフト目に止まり手にする。

  寝る前の一時を読書時間としているが、今回は夢中になって夜中3時頃迄・・・お陰で寝不足気味となる。
凡そ5日間程で上下2巻を一気に読了。

  宗像郡赤間村の出身で、しかも門司で若き創業時に奮闘。 
此の時の神出鬼没の海上における船での燃料販売活動がまるで“海賊”だと言われたとか。
幾多の倒産の危機にも合い、理不尽な他事業者や官僚・権力機構と闘いながら、会社社員を家族の如く支え続けた、其の人生と生き様に、何度も感動し涙した。

  日田重太郎(資産家)から別荘を売却した資金8,000円を渡され、満25歳で独立。
その条件が「ただやるのだから返さなくていい。利子もいらない。また、事業の報告もしなくてよい。君が好きに使え。ただ、独立を貫徹すること。そうして兄弟仲よくやってくれ。」というものであったとか。
そして幾度かの試練の後、愈々待った無しで倒産が決定的になり、最後のお詫びに伺った折りの言葉が又、凄い。
「後幾らあればいいんだ? 再度、家を売って資金を渡すから其れを使うてくれ。」「それでも失敗したら、そん時は、二人して乞食でもしようやないか。」 ・・・ 全幅の信頼感とその人間にかける熱き思いに、この様な人が実際に存在していたという明治・大正・昭和初期の人間の人生観・人物の肝っ魂の太さにビックリ。

  殆どの大手石油関連会社が外資系に乗っ取られる中、民族独立派とも言える企業として、外資も入れず、官僚からの人材も拒否し続けた男。
終戦後、売るべき商品「石油」がそもそもないという現実が襲いかかる。
当時、多くの企業が人員を整理する中、出光佐三は約1千名の従業員の首を切らないことを宣言した。

「店主、このままでは、国岡商店は潰れます。涙を呑んで人員整理を」という進言に、鐡造は「馘首はならん!」と解雇を断固拒否する。   戦後、住処も食糧事情もままならない情勢下、凄まじい程の困難と立ち向かう闘う男たちの物語である。

   生き様や考え方、主義主張には、相容れない部分もあるが、こんなん先輩の姿と歴史を学ぶと本当に凄いなぁ~と思える。 今、個人的に、団体的にも、現実として立ち塞がる厳しい状況と困難さえも、まだまだ甘チョロイなぁ~とさえ思えてくる。 よぉ~し、頑張ろうぉ~との勇気さえ湧き出てくる感じの戦う男たちの物語であった。

「愚痴をやめよ、愚痴は泣きごとである。亡国の声である」
「社員は家族であり、私が全財産を失っても、私には最高最大の財産と言える社員がいる。」

「出光佐三逝く 三月七日 国のため ひとよつらぬき 尽くしたる きみまた去りぬ さびしと思ふ」
 死去したおりの昭和天皇の歌だそうである。