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障がい者支援施設での悲惨な事件に思う。

2016年07月27日 16時59分51秒 | 不合理・非条理の世界を撃つ!

  7月26日未明、相模原市の障がい者施設「津久井やまゆり園」
殆ど無抵抗に近いであろう入所者19人が殺害され26人が怪我をするという大変な犯罪事件が発生したとのニュース。

    先ずもって亡くなられた方々、ご家族の皆様方へ、心からのお悔やみを申し上げます。 
非常に残念な事件であり、且つ今後、似たような事件が発生する事を危惧します。 事件の実態、状況や経緯さえも良く判らないので、一概に言えない事を前提としつつも、敢えて感じた事を列記します。
 
  ISCでも今年度から手探り状態で「シニアスポーツ」「障がい者スポーツ」に取り組む事とし実施し始めております。 先日も「障がい者スポーツ体験教室」を開催し、20名の利用者の皆様と一緒に汗を流しました。 チョット戸惑う様な事も時折有りますが、非常に喜んでいただき、且つ次回を楽しみにしておられる様子を拝見すると、逆に元気を貰う感じさえしました。 
 
難しい課題も多々あると思いますし、ISCの事業においても、今後種々の問題が発生する事も考えられます。 しかし、可能な限り「高齢者スポーツ」「障がい者スポーツ」を通じ、喜んでいただき、且つ健康づくり、仲間づくり、元気づくりに役立てる様、メンバーと共に努力して参りたいと思います。  
 
  この様な介護等を含む各種施設や病院で職員による虐待が報じられたリしていますが、社会福祉関連の諸施設に働く方々の於かれた状況(環境、勤務時間、給与、休日、年休等)は、非常に厳しいものが有る様に感じられ、ストレスも並大抵ではないと察せられます。 
 
  今回の様な事象・事件は、時代社会の経済第一主義、利便性第一主義の行きつく先の事象の様にさえ思えるのは、私一人なのでしょうか? 余りにも酷い格差拡大政策、利益追求が優先される企業社会の在り様に、憤りさえ感じる今日この頃です。 何かが大きく狂っている様に感じられる。 このままいけば、やがて日本でも大きな原発テロやオリンピックテロさえ予感されます。 
 
  もっと自然と向き合い、人間の多様性の生き様が認められ、互いが思いやれる社会、格差縮小へと向かう新たなる循環型経済の施策、そして互いの思いが、政治・行政・経済・地域の中で響き合う社会、共鳴し合い、人として互いの幸せを願いあえる時代社会の創出、謂わば「響働社会」の実現化の必要性を更に強く意識したニュースであった。 
且つその様な思い・志を持つ人と人、組織と組織が、双方のWin-Winの関係構築で連携し合える様なヒューマンコミュニティー社会の創出を目指していきたいものである。
 
★ I Shall Be Released - 映画「チョコレート・ドーナツ」より
 
★『ヘイト暴力のピラミッドに照らした分析』 冨増四季(とみますしき)弁護士
 


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