郡山市の老舗のライブハウス「Monks」が来月早々、閉店するという。マスターに聞いたところ、22年の歴史という。
ジャズを中心に生演奏を聴かせてくれる、心地好い酒場だった。
27日の土曜日、家族での夕食の後、私にとっては最後の「Monks」にひとりで行ってきた。ピアノ、ウッドベース、ドラムスのトリオにヴォーカルが加わって、主にスイングを聴かせてくれた。
少しさびしい気持ちを抱えたままの帰路、若者向けのライブスタジオ「DEE」に立ち寄った。
ただ、スタジオから漏れてくる音楽がいかにも激しいので、玄関先でご主人と話をしただけにした。こちらはヘビメタ一色。せっかくの酔いが壊れてしまいそうな気がした。
ご主人の話では、こちらも近く閉店するとのことだった。
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どちらも、震災で建物にダメージがあることが閉店の理由のひとつらしい。仕方ないことなんだろうけど、ちょっとさびしい。
居酒屋もいいが、音楽を聴きながらひとりで飲める店も不可欠。心地好い人生には。
今週末の郡山への帰省は、少しだけ寂しいものとなった。
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