
1月30日、私用でいわき市を訪ねた。
正午の薄磯海岸。
快晴。風も緩くて、もう春を感じさせる。
同じ福島県でも会津地方は大雪で幹線道路が止まってしまうなどの被害が出ているというのに、やっぱり福島県は広いなぁ。
海岸の北端に高さ40メートルくらいだろうか、岩山が海にせり出している。
上部は緑に覆われているが、側面は地質の勉強にはもってこいの、地層の見本のような岩肌が露出している。
下の方にある黒い層は、恐竜絶滅の時のイリジウム層のようにも見えて(多分違うんだろうけど)いかにも地球の活動の壮大さを思わせる。
その岩肌にぽっかりと口を開けた洞穴(写真中央)は、50年ほど前、小学生の頃によく中に入って遊んだ。
奥の方には小さな墓碑のようなものがあったと記憶している。
砂浜まで降りて確認はしなかったが、現在は地面は砂で埋まっているようだ。
2011年の巨大地震とそれに伴う津波で埋まってしまったのだろう。
真っ青な空に真っ白な雲。
こんなにのんびりした風景の中にも、2011年の悲劇はきちんと記録されているんだなぁ。
何万年かのちにはあの砂も層の一つになって、東日本大震災を後世に伝えるのかもしれない。
現在見えている岩山の地層にも、いくつもの津波の記録があるのかもしれない。
もうすぐ東日本大震災から14年。
穏やかな薄磯の景色の中で、改めて「今を大切に生きたい」という思いを強くした。
正午の薄磯海岸。
快晴。風も緩くて、もう春を感じさせる。
同じ福島県でも会津地方は大雪で幹線道路が止まってしまうなどの被害が出ているというのに、やっぱり福島県は広いなぁ。
海岸の北端に高さ40メートルくらいだろうか、岩山が海にせり出している。
上部は緑に覆われているが、側面は地質の勉強にはもってこいの、地層の見本のような岩肌が露出している。
下の方にある黒い層は、恐竜絶滅の時のイリジウム層のようにも見えて(多分違うんだろうけど)いかにも地球の活動の壮大さを思わせる。
その岩肌にぽっかりと口を開けた洞穴(写真中央)は、50年ほど前、小学生の頃によく中に入って遊んだ。
奥の方には小さな墓碑のようなものがあったと記憶している。
砂浜まで降りて確認はしなかったが、現在は地面は砂で埋まっているようだ。
2011年の巨大地震とそれに伴う津波で埋まってしまったのだろう。
真っ青な空に真っ白な雲。
こんなにのんびりした風景の中にも、2011年の悲劇はきちんと記録されているんだなぁ。
何万年かのちにはあの砂も層の一つになって、東日本大震災を後世に伝えるのかもしれない。
現在見えている岩山の地層にも、いくつもの津波の記録があるのかもしれない。
もうすぐ東日本大震災から14年。
穏やかな薄磯の景色の中で、改めて「今を大切に生きたい」という思いを強くした。
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